毎月の公式インフレ率の予測となる、前の月の16日から、その月の15日までのデータで算出される、15日締め広範囲消費者物価指数(IPCA―15)の6月の数値は、0・40%だった5月より0・24%ポイント低い0・16%だった事が分かった。 これは6月のIPCA―15としては、マイナス0・15%のデフレを記録した、2006年以来の ...
続きを読む »大豆 関連記事
わが移民人生=おしどり米寿を迎えて=山城 勇=(3)
この狭少な農地で主な農産物と云えば、甘蔗(サトウキビ)と甘藷(サツマイモ)で他に大豆や野菜類がある。そのうち換金作物となるのが甘蔗と甘藷である。小さい島の小規模の農業だから、極く集約的農業で収穫量も微々たるものである。 最近では花卉の栽培が盛んになり、本土に花のない時期を目当てに出荷する対策が講じられているようである。 幼 ...
続きを読む »第8回全パ日労連親睦交流会=250人で賑やか和やかに=最優秀川柳「亡くなればみんないい奴惜しい人」=パラグァイ 坂本邦雄
今年は8回目になる全パラグァイ日系老人クラブの親睦交流会が、この5月21日(日)にアルト・パラナ県イグアス市の日本人会会館サロンで、パ日老連の山西司郎事務局長の司会により、ホスト役のイグアス鶴寿会と近くのエステ市東寿会の共催の許に盛大に執り行われた。 集まったのはアマンバイむつみ会、エンカルナションあけぼの会、チャベス相生ク ...
続きを読む »《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(30)=1500Haで中規模農家
エジソンさんの説明は実に論理的だ。「年に大豆1回1500ヘクタール、トウモロコシ1回1000ヘクタール。枝や葉は全部、土に戻す。水は雨だけ。ここでは6カ月間、雨が降って、残りは乾期。この地域ではヘクタール当り50俵が平均だが、35俵取れれば、もう利益がでる。今年はだいたい1俵当り60レアルで、僕らはl00%輸出している。今はも ...
続きを読む »《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(29)=1500Haで従業員5人
3月21日(火)朝8時半、一行はホテルを出発し、パウマス市から150キロにあるアパレシーダ・デ・リオ・ネグロ市にある中村エジソンさん(41、三世、リンス生まれ)の大豆農場に向かった。ネルソン会長の従兄弟だ。 パウマスは谷底のように低くなっており標高は100メートル程度だが、セーラを登るといきなり400メートルになる。上は見る ...
続きを読む »《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(28)=多羅間耕地からパウマスへ
中村会長の父・一郎さん(79、二世)にも、リンスの多羅間耕地の話を聞いた。 「僕はリンスのタンガラ植民地生まれ。父は徳島県出身。サビノで借地してトマト作りをしていた。チエテ川に近い所は、とても地味が良い。あの周囲で一番いい土地だった。30年ほど前に多羅間耕地を2千コントで買った。あの当時としては結構高かった。僕の前に、3人ぐ ...
続きを読む »《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(27)=世界の果てのムンド・ノーボ(新世界)
令香・中島・ビオラットさん(れいか、65、二世)さんは1989年にやってきた、最初の日系人だ。トカンチンス州が独立した年だ。夫アントニ・ジェラルド・ビオラットさん(66)が水力発電所の配電技師だった関係で、州独立に伴ってサンパウロ州バウルーの本社から派遣され、そのまま住んでいる。 令香さんは「最初は野菜がなくて困ったわ。キャ ...
続きを読む »《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(25)=北南鉄道開通でさらに経済拡大
岡谷さんは「僕がきた8年前は、ほとんどトラックが走っていなかった。でも今は2台つながったトレーラーがバンバン走り始めた。大豆、牛が大きく成長してきた。急激に経済が拡大しているのを実感するよ」と感心したようにいう。 「ここから5キロほど行ったところにペトロブラスの給油ポイントがあって、その横にノルテ・スル鉄道が将来的に走ってい ...
続きを読む »ブラジルは遺伝子組み換え先進国?=作付面積は米国に次ぐ世界2位
全世界26カ国での調査によると、2016年の遺伝子組み換え作物(GM作物)の作付面積は前年比3%増え、1億8510万ヘクタールに達した事がわかった。 米国モンサント社がスポンサーとなっているGM作物を支援する非政府団体、ISAAAの要請で行われた国際調査によると、GM作物の作付面積は19年連続して拡大していたが、2015年の ...
続きを読む »《ブラジル》バイオ燃料だけではない!=マカウーバへの注目度up
2000年代始めにバイオ燃料の材料として注目を集めた椰子の仲間のマカウーバ(マカイーバとも呼ばれる)が、期待以上の効用のある植物である事が判明し、注目度がいや増している。 「マカウーバの油は絶品」というのは、ヴィソザ連邦大学教授で生物学者のセルジオ・モトイケ氏だ。同氏によると、マカウーバの油は食用になる上、バイオ燃料の原料と ...
続きを読む »