9月18日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】上院本会議で十六日に予定されていったバイオ保全法案の表決が十月五日まで延期された。 延期により、二〇〇四/〇五年度収穫までに遺伝子組み換え(GM)大豆の栽培を解禁するという政府の思惑は実現が困難となった。上院で可決後も同法案は下院での一部修正、表決が必要だが、下院では十 ...
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バイオ法成立に政府奔走=GM作物全面解禁へ=保健省と環境省は封じ込め=生産者、違法栽培も辞さず
9月16日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙他十五日】大豆の播種期に入り、上院が十六日に審議するバイオ保全法成立のため大統領府は十四日、根回しに奔走した。政府の上程案は遺伝子組み換え(GM)作物の生産と販売の全面解禁、国家バイオ委員会(CTNBio)にGM作物についての公式見解書の発行権限を付与し、保健省と環境省から生産・ ...
続きを読む »農牧輪換の共同研究=下田さん「大豆」と「牛」南マ州拠点に
9月11日(土) 資源収奪農業からの脱却――。下田勝久さん(42)は、茨城県つくば市にある独立行政法人・国際農林水産業研究センターの主任研究官。今年一月から、EMBRAPA(ブラジル農牧研究公社)との共同研究のため来伯している。 南マット・グロッソ州カンポ・グランデ市の全国肉牛研究センターを拠点に、「農牧輪換を利用した大豆の ...
続きを読む »有機製品売り込みへ=東京で見本市=ブラジルから6社参加
9月4日(土) 二十一日から二十三日まで東京都の会場で開催される有機製品の国際見本市、ビオファッチ(BIOFACH)に、ブラジルから六社が参加を表明していることが明らかになった。 アガリクスや、プロポリス、オレンジジュース、コーヒーを扱う業者などで、日本貿易振興会(JETRO)サンパウロセンターの横山博之さんによると、「ブ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ブラジルの諸物価は少しずつ上がっている。中でもすぐにわかるのは食品。それも日本食々品。豆腐、納豆は、大豆価格の高騰と〃連動〃しているようだ。 高騰は昨年からで、世界的な天候不順により、主要生産国が不作だったことが理由。ブラジルとて例外でなかった。既報のように、例えば、イグアスー移住地(パラグアイ)から「オーロラ種」の種子提供 ...
続きを読む »イグアスー移住地生産の太鼓が〃登場〃=アルジャー花祭りで買い手つく=好適、カナフィート材 日本の専門家も太鼓判
9月2日(木) サンパウロ市近郊のアルジャーで去る八月二十一日に始まった第十三回花祭りXIII AFLORD 会場に、去る八月二十八日、パラグァイ・イグアスー移住地で製作された大中小の太鼓がお目見えして、注目を集めた。持参したのは澤崎琢磨・雄幾兄弟をリーダーとする太鼓グループだ。花祭りを主催する汎ヅットラ花卉生産者協会(新谷幸 ...
続きを読む »エコノミーア
9月1日(水) ブラジルは〇三年、二千百八十万個の皮革を輸出し、二千万個の米国を抜いて世界一へ躍り出た。全世界の皮革貿易に占める割合は、四三・八%だ。輸出先上位はイタリアが二六・六八%、香港が一八・二三%、中国が一五・三九%、米国が八・六八%の順。国内で最も盛んなのは、ゴイアス州イトゥンビアラ市。同市のブラスペウコ社は米国フォ ...
続きを読む »花祭りでも「大豆食」運動=農協婦連〃おふくろの味〃演出
8月27日(金) 去る二十一日、サンパウロ市近郊のアルジャーで始まった汎ヅットラ花卉生産者協会(新谷幸雄会長)主催による第十三回花祭り(XIII AFLORD)会場でも、ブラジル農協婦人部連合会(ADESC、上芝原初美会長)の会員が積極的に大豆食キャンペーンを展開、来場者の関心を集めている。今回のキャッチフレーズはずばり〃おふ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
グァタパラ文協役員らは十四日、先に行なわれた移住地入植祭と運動会の労をねぎらう「ごくろうさま会」を行なった。 食卓には、来年の収穫に期待が集まる山くらげの酢の物やオーロラ大豆で作った味噌・豆腐などが並んだ。 食材の大部分がグァタパラ産農作物という中で異彩を放っていたのが弓場農場の味噌。グァタパラ産の味噌と並べてみんなで味く ...
続きを読む »コラム 樹海
グァタパラ移住地にあるJATAK農業技術普及交流センターから、塩谷哲夫所長の「大豆のお話」が発信された(グァタパラ新聞八月号)▼情報、というおカタいものではない。素人にもわかりやすい話だ。大豆「オーロラ(AURORA)種」とその栽培法について説明している。農業に少しでも興味があれば、楽しく理解できる。なにしろ「オーロラ」のこ ...
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