ニッケイ新聞 2011年8月31日付け 韓国で開催中の陸上世界選手権第4日目の30日、女子棒高跳びでファビアナ・ムレルがブラジル初の金メダルを獲得した。自身が持つ南米記録と同じ4メートル85で頂点に立ったムレルは、2010年のドーハでの室内優勝に次ぐ室外優勝で二冠を制した事になる。08年の北京五輪は決勝で涙を飲んだが、以後の世 ...
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国際危機で風力発電安くなる=水力や天然ガスより廉価=一方では国立公園区画変更=ベロ・モンテには追加投資
ニッケイ新聞 2011年8月23日付け 18〜18日に行われた電力関連の競売で落札した発電契約の48%は風力によるもので、水力や天然ガスによる火力発電より廉価だったと19日付伯字紙が報じた。水力発電所建設のため国立公園を縮小する計画もある中、環境保護や地球温暖化防止の意味でも喜ばしい傾向は、新たに表面化した国際的な経済危機の結 ...
続きを読む »ボヴェスパ=ブラジルへの信頼感は仏以上=当地10%はNY5%に相当か=米欧両極に不安蔓延る中=企業家達はしばし我慢か
ニッケイ新聞 2011年8月10日付け サンパウロ証券市場(ボヴェスパ)が9%超の大暴落を見せ、最終的にも前日比8・08%下落で取引を終えた8日、ギド・マンテガ財相は、ブラジルも国際的な経済不安と無縁ではありえないが、問題を乗越えるための備えは出来ているとの見解を明らかにしたと9日付伯字紙が報じた。 08年の国際金融危機を思 ...
続きを読む »ボベスパ指数が暴落=世界2位の大幅安に=景気後退の見方強まる
ニッケイ新聞 2011年8月6日付け サンパウロ証券取引所(Bovespa)のボベスパ指数が1〜4日と続落し、金融危機の2008年11月以降最大となる5・72%の値下がりを見せた4日は、5万2811ポイントで取引を終えたと5日付エスタード紙などが報じている。 スペインとイタリア経済に広がったヨーロッパの深刻な経済危機を背景に ...
続きを読む »労働市場の問題解決の鍵は?=熟練者の不足深刻に=職責果たせず辞める警部も=基礎教育からの見直し必要
ニッケイ新聞 2011年7月9日付け 全国工業連合(CNI)が6日、全国の民間企業1616社中69%が熟練者の不足に直面との調査結果を発表した。情報産業での熟練者不足数は2013年に20万人に達するといわれる一方、建設現場の片隅でポルトガル語や算数を教える会社もあるなど、労働力確保のための産業界の苦悩は続いている。 産業の発 ...
続きを読む »イビウナ庵便り=中村勉の時事随筆=11年5月23日=原発賛否論考
ニッケイ新聞 2011年5月25日付け 約半世紀、原発推進論と反対論は鋭く対立してきた。今回の福島第1原発事故以来その対立は益々厳しくなった。昔「芋と裸足」論争があったが、現在も当時と変わらない。推進論者が「原発をやらなければ、行き着く処は『芋と裸足』の生活になるぞ、それでもよいのか?」と言えば、反対論者は「止むを得ない、人類 ...
続きを読む »ブラジルと協力深める米国=バイオ燃料の使用を誉める
ニッケイ新聞 2011年4月1日付け 米国のバラク・オバマ大統領は、3月30日の演説で今後10年間で石油の輸入量を3分の1まで削減する目標を打ち出し、代替燃料であるバイオ燃料使用国例にブラジルを挙げたと30日付フォーリャ紙サイトが報じた。 オバマ大統領は、「バイオ燃料の可能性を疑う人は、ブラジルをみてください。ブラジルの車両 ...
続きを読む »工場などに自家発電推薦=消費を抑え停電を避ける考え
ニッケイ新聞 2011年2月24日付け サンパウロ州政府は、工場やショッピングセンターなど大規模な消費者らに自家発電をするようにと推薦していると、23日付フォーリャ紙が報じた。特に推奨されているのは消費電力がピークとなる時間帯の発電で、今月初めに大サンパウロ市圏250万人が被害を受けた大停電のような事態を避ける考えだ。 同州 ...
続きを読む »ジウマ大統領=PACの母の面目躍如=今年は60回の竣工式か=大半は前政権の置き土産=新政権下ではどう展開?
ニッケイ新聞 2011年1月11日付け 2007年の経済活性化計画(PAC)導入時に、ルーラ前大統領から〃PACの母〃の名称を受けたジウマ大統領にとり、PAC関連の竣工式が60回見込まれる今年は、面目躍如の年と9日付エスタード紙が報じた。全ての工事が順調に進めば、毎週1回は竣工式という、嬉しい悲鳴を上げる年になりそうだ。 2 ...
続きを読む »新年のブラジル政治を占う=飢餓ゼロから総中流化へ=PT第3期政権スタート
特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け 2002年統一選で当選を果たしたルーラ大統領の選挙公約の一つだった〃フォーメゼロ〃(飢餓ゼロ)。どうやって実現するのか、と世界の注目を集めた労働者党(PT)政権は、生活扶助(ボウサ・ファミリア)拡大などで高支持率を維持したまま、ジウマ・ロウセフ次期大統領の掲げる〃国 ...
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