2005年8月9日(火) サンパウロ市のイビラプエラ公園内日本館そば、池に沿って植えられている約百本の桜。その周辺がこのたび「パルケ・サクラ」と命名され、六日、プレートの除幕式が開かれた。 式にはサンパウロ市広報局の小林セルジオ局長や環境局の代表、野村アウレーリオ、ウイリアム・ウー、羽藤ジョージのサンパウロ市議らが出席。桜は ...
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イビラプエラ公園の桜、週末満開へ=日本館でも見ごろに
2005年8月3日(水) 今年もサンパウロ市のイビラプエラ公園で桜を楽しむ季節が到来した。六日~七日の週末にはほぼ満開になりそうだ、と七月三十一日に公園を訪れた読者から連絡があった。 同公園での桜は、日本館の庭と移民先没者慰霊碑の横と池に面した遊歩道の並びに植えられている。遊歩道の並びに育っている桜は約百本で、サンパウロ市と ...
続きを読む »ブラジル一の日本町に=リベイラ河畔レジストロ=独自のPR=関係者に思い聞く
2005年7月28日(木) 日本〃開拓〃移民発祥の地、レジストロ。多くの日本人が町の発展に寄与してきた歴史は、日本名が付けられた通りの多さでも分かる。リベイラ河畔にあるKKKK(旧海外興業株式会社)は現在、日本移民資料館として活用され、サンパウロから向かえば、鳥居が町の玄関としてそびえ立つ。灯ろう流しが町の風物詩となるなど、日 ...
続きを読む »ミランドポリス日語校に西森教師
6月29日(水) ミランドポリス日本語学校に姉妹都市・高岡市派遣の日本語指導教師の西森千香子さんが、さきごろ着任した。「ブラジル富山県人会だより」(六月号)は、西森さんのことを、「初の女性教師であるが、一メートル七十センチを越えるかと思われる長身の美人である。日本人ばなれしており、ブラジル人のなかにあっても、決してヒケはとらな ...
続きを読む »大耳小耳
5月31日(火) 今回のルーラ大統領訪日に五人の日系市長が同行、その一人、パラナ州パラナヴァイ市の山川マウリシオ市長がデカセギの多い愛知県豊橋市を訪れ、「姉妹都市提携を」とラブコールを送ったが丁重に断られたようだ。地元紙の東海日日新聞社は二十七日付で「早川市長は『豊橋ブラジル協会を窓口に情報を交換するなど、対応を考えたい』と慎 ...
続きを読む »山口日伯親善協会=再活性化へ=留学生を初めて受け入れて=移住助監督でバルゼア知る=宮田会長の思い格別
5月17日(火) 県民にブラジル移住者や子弟の活躍を紹介したい──。山口県日伯親善協会(宮田末春会長)が、会報を創刊。山口県文化協会(=県人会、平中信行会長)と母県との橋渡し役になりたいと、張り切っている。同協会は日伯交流を活発にしようと、三十年ほど前に民間ベースで設立された。ここ最近、活動が鈍化していたという。ブラジルからの ...
続きを読む »日伯学園=来年開校へ=スザノの「戦略」=連載(下)=日本語教え、交流拠点に
2005年5月11日(水) 二〇〇二年二月五日付け本紙は、連載『再浮上する日伯学園構想』第二部「日系ブラジル学校の現状」のトップバッターとして、スザノ日伯学園構想を紹介し、次のように書いた。 「東さんは『学校を作るために市議になりました』と、さも当然のように淡々と語る。二〇〇〇年の市議会議員選挙では、一七九〇票を得て、三位で ...
続きを読む »大阪に感謝したい=招待旅行から帰国=吉田タニアさん
4月6日(水) 三月十八~三十日まで大阪市の招待で日本に滞在していたサンベルナルド・ド・カンポ市の日系三世吉田タニアさん(20)が五日、帰国報告に来社。「みんなに親切にしてもらったことが一番印象に残っている」と、二週間の日々を振り返った。 サンパウロ市と大阪市の姉妹提携三十五年を記念して企画された研修旅行だった。昨年、選考会 ...
続きを読む »日本語模範生の3世=大阪市招待で訪日へ=吉田タニアさん
3月17日(木) サンパウロ市と大阪市の姉妹都市提携三十五周年を記念し、昨年十月に行なわれた日本語スピーチコンテストで優勝した吉田直美タニアさん(20)が十八日、大阪市の招待で訪日する。 大阪市では裁判所、博物館などの公共施設を見学するほか、奈良や京都を観光。ホームステイも経験する。滞在は三十日まで。 両親共に二世だが、「 ...
続きを読む »コラム 樹海
封建的な因習から差別される青年の苦悩を描いた「破戒」や詩集「若菜集」を世に送った島崎藤村は、筑摩県馬籠村で生まれた。言うまでもなく中山道の宿駅であり、厳しい道中の人々にとっては、旅の疲れをも癒すオアシスであったに違いない。恵那山などの高峰に囲まれ山また山が迫る宿場―。そこに泊まり旅人が往来する街が馬籠なのである▼父・正樹は庄屋 ...
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