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『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=外山 脩=(9)

連合会幹部、更迭  前項までに記した様な乱れに併行、移住地経営上の一大齟齬が生じていた。日本からの入植者が、毎年200家族の計画に対し、実績は1929年は既述の様に64家族、1930年は23家族、31年は7家族…という情けないほどの数字だったのである。  対策として、ブラ拓は各地に居る既存の移民を入植させるという手を打っていた。 ...

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コロニア10大ニュース=悲喜こもごもの1年振り返る=眞子さまご来伯、110周年祭典=日系候補大半落選、サ紙廃刊も

先没移民に鎮魂の祈りを捧げられた眞子さま

 ブラジル日本移民110周年記念式典が行なわれた7月をピークに、記念行事が目白押しの1年となった。なかでもハイライトは、3月の皇太子殿下、7月の眞子内親王殿下のご来伯だ。サンパウロ州地方部まで足を伸ばされた眞子さまは、各地で感動の渦を巻き起こした。110周年実行委員会も短期決戦ながら菊地義治実行委員長を中心にしっかりと仕事をした ...

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5氏に秋の叙勲の栄誉=在聖総領事館の叙勲伝達式=「天皇陛下のお言葉に感激」

受章者の皆さん

 平成30年度「秋の叙勲」伝達祝賀式が6日午後、在聖総領事公邸で行われた。今回ブラジルからは17氏が表彰され、在聖総領事館管内からは旭日双光章に元山光男氏(89)、貞方賢彦氏(76)、西尾義弘ロベルト氏(75)、旭日単光章に石井千秋氏(77)、西尾義弘ロベルト氏(75)、岩原勝一氏(85)が栄誉に浴した。  日伯両国歌斉唱の後、 ...

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宮坂国人財団=イミグランテス環境公園開園=総工費1400万レ、社会に恩返し=自然保護教育で活用を

除幕式に臨んだ関係者

 構想から完成に至るまで10年――宮坂国人財団(西尾ロベルト義弘理事長)による初の独自事業『エコロジコ・イミグランテス公園』が、来年1月にいよいよ開園する。厳しい環境規制により認可取得に難航し、2013年から総工費約1400万レアル(約4億600万円)を投じて建設された。ブラジル日本移民110周年、同財団設立20周年の節目に、ブ ...

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伯日移住者協会が解散=会員減少に歯止めかからず

最後の事業となった日本庭園修復

 ブラジル・ニッポン移住者協会(杓田美代子会長)は、10月28日の臨時総会において、同会の解散を決定した。  2003年に開催された戦後移住50周年記念式典の準備委員会を発展的に解散させた結果、同会は発足した。当時は、会員約800人を抱えたが会員減少に歯止めが係らず、現在会費を支払う会員は20人ほど。財政的問題も予想され、活動に ...

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秋の叙勲=全伯から大挙17氏受章=多分野で表彰、近年最多か=邦人7人と外国人10人

受章者の皆さん

 ブラジル日本移民110周年である今年、日本政府は今月3日付で『平成30年秋の叙勲』として、ブラジルからは近年では最多と見られる邦人7人、外国人10人の計17人の受章者を発表した。(以下、敬称略) 【邦人叙勲】 ◎高橋實(94)=旭日双光章=ブラジリア日伯文化協会老人会会長。連邦区において野球・ソフトボール普及や高齢者活動を盛り ...

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ブラジル日本移住者協会USP日本庭園を修復=日伯友好の絆、末永く=造園50周年記念事業

日本庭園の棟門完成式典に参加した関係者ら(4月5日撮影、ルシー・ジュディシ・イイジマ提供)

 ブラジル・ニッポン移住者協会(杓田美代子会長)は、サンパウロ大学(USP)植生研究院に付属する日本庭園(Rua do Matão ,277, Universidade de São Paulo、平日午後5時まで出入り自由)の修復事業を行った。同事業は日本庭園造園50周年とブラジル日本移民110周年を記念したもの。6月28日には ...

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人文研=来月2日に出版記念会=シンポジウム報告書2冊を刊行

本山理事長

 サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)は、出版記念会を来月2日午後6時から、ジャパン・ハウス(Av. Paulista, 52)で行う。今月26日に人文研で開かれた記者会見で、本山理事長は08年のブラジル日本移民100周年を記念しラテン・アメリカ記念講堂で開催されたシンポジウムの報告書「A presenca na Amer ...

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《ブラジル》移民110周年=東洋街活性化を遺産に=鈴蘭灯や広場改装を検討=日系企業の支援に期待?

東洋街の課題について議論された

 ついに幕開けとなった日本移民110周年の〃遺産〃として、東洋街活性化の検討が進められている。サンパウロ市と日系社会との移民110周年記念官民合同事業の一環として設置された「東洋街活性化部会」の第1回会議が8日召集され、取組むべき項目について協議が行われた。早ければ「移民の日」の6月までには、リベルダーデ広場で何かしらの形で改装 ...

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藤間流舞踊大会、今週末=メイクと着付けワークショップも

藤間流舞踊学校による歌舞伎

 藤間流舞踊学校(江口桂校長)は、『藤間流舞踊大会』を13、14日の両日午前10時から午後8時まで、リベルダーデ区の文協ビル(Rua Sao Joaquim, 381)で開催される。  ブラジル日本移民110周年記念祭典公式行事として認定された同大会。同ビル内のロビーで舞踊衣装や小物、舞踊技法を紹介する写真の展示が行われる。   ...

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