2月18日(金) 先月末で締め切られた新潟中越地震への義捐金が最終的に、予想額を大きく上回る二十四万九百十八レアルに到達していたことが分った。新潟県知事からのお礼の手紙が同県人会に届くなど、全伯各地からの浄財に対し、日本から感謝の声が届いている。同地震救援委員会の松尾治委員長は、「さっそく中央銀行に連絡し送金手続きをする。予想 ...
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在宅介護を教える=9回目終了式=憩の園、高齢者心理など
11月25日(木) 救済会(左近寿一会長)が九月から憩の園(グアルーリョス市)で実施してきた在宅介護の講習会が二十三日に最終日を迎え、同日終了式が開かれた。九回目になる今回は食事、老人病、高齢者の心理など幅広いテーマを十回に分けて教示した。 コーディネーターの中川クララさんは「水をがばがば飲む背景には糖尿病が隠されているかも ...
続きを読む »在宅介護の講習会=憩の園、地域に貢献
5月7日(金) 救済会(左近寿一会長)がグアルーリョス市の老人ホーム、憩の園で在宅介護の講習会を開いている。地域福祉に貢献しようと、〇〇年に始まったもの。宮坂国人基金が資金を援助。今回が八回目になる。 心理士のナカガワ・クララさんが今年から、コーディネーターに就任。シニア・ダンスなどが新たに加わった。定員三十人に対して五十人 ...
続きを読む »教科書 時代を映して変遷(9)=保護者の矛盾した意識=日本語教育は必要=教師月謝は上げぬ
4月27日(火) 第二期教科書刊行委員会(宮坂国人委員長)は六四年六月に、高学年用四巻の編集作業を終えた。移民五十年祭(一九五八)で日系社会が一体化。その余韻がまだ残っている頃で、日系人からの寄付も相当な額に上ったという。 日本政府から補助金の交付を取りつけたことは、戦後の日本語教育界では画期的なことだった。鈴木正威事務局長 ...
続きを読む »武本文学賞を贈る=森さん、藤井さんらに
4月14日(水) 第二十一回武本由夫文学賞授賞式が、去る三月二十八日、リベルダーデの東洋会館で行われた。今回は、武本氏の子息の奔走で、宮坂国人基金やサンスイ、パイロット万年筆からの援助を受けることができ、約八十人が集まり、盛況だった。 入賞者、小説の部の森淳介さんはクリチーバから、川柳部門の藤井憲子さんはパラグアイから出席し ...
続きを読む »〃信州県〃知事11月来伯か=県人会45年 信濃村80年=作家の田中康夫氏=「弓場農場にもぜひ」
4月2日(金) 長野県人会四十五周年と第一アリアンサ入植八十周年のために、「長野から改革していく」と提言する新進政治家、作家としても有名な田中康夫〃信州県知事〃(長野県を信州県に名称変更しようと呼びかけ、自称している)が十一月に来伯する予定だ。「戦後民主主義の申し子」とも日本のマスコミに呼称される田中知事は、常に色々な話題を提 ...
続きを読む »武本文学賞28日授賞式
3月20日(土) 第二十一回武本文学賞授賞式が、二十八日午後三時から、東洋文化会館(リベルダーデ通り三六五)で行われる。ブラジル日系文学会(梅崎嘉明代表)の主催。梅崎代表は「南米銀行崩壊後、スポンサーを無くして、一時低調に落ちたが、今年は宮坂国人基金とサンスイ社の後援を得て、往時の活気を取り戻している」と語っている。 授賞 ...
続きを読む »コラム 樹海
日本館を再評価する声が高まっているそうだ。日本を代表する建築家・堀口捨巳氏が桂離宮を模して設計したとされる日本館はサンパウロ四百年祭を祝って日本政府とコロニアが建築し寄贈したものであり今では貴重な文化紹介の役割をも果たしている。あの和風の建物は日本で一度建てたものを解体し運搬したものだそうだし、庭園の石や砂までも日本産と聞いた ...
続きを読む »在宅介護の講習会最終回=憩の園で終了式
11月8日(土) 救済会(左近寿一会長)がグァルーリョス市の憩の園で九月末より実施してきた在宅介護の講習会が二十九日、最終回を迎え、終了式が同日、午後三時から施設で開かれた。 この講習会は地域福祉に貢献することを目的にグアルーリョス市の協力で行われ、宮坂国人基金が資金を助成している。 七回目となる今回は受講回数が十二回(三 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
邦字紙記者で故・安立さんの世話になっていない者は、まずいない。次々と文化協会会長や職員が入れ替わる中で、流れに打ち込まれた杭のように事務局長に留まり、新米記者にも日系社会の〃地図〃の読み方を分りやすく教えてくれた。 記者仲間では、時に「古狸」などと敬愛を込めた陰口を叩くこともあったが、常に「文協のことは安立さんに聞け」という ...
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