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小野田寛郎 関連記事

大耳小耳

 『朝陰』第464号が6月に刊行された。《桔梗咲く亡父の拓きし旧耕地》(西史子)。万葉集にも「秋の七草」と歌われている桔梗だが、実は日本では絶滅危惧種。ところが亡父によって持ってこられ、ブラジルに根付いている。植物も人と共に移住することが実感される句では。《看板のみ小野田牧場秋深し》(鈴川麦秋)からは、ルバング島から帰還したあの ...

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数十年に一度の大仕事『ブラジルの大地に生きる』

『ブラジルの大地に生きる』の表紙

 コロニア人物紹介本で、これほど網羅した本はもう二度と出版されないかも――このほどサンパウロ新聞から出版された『ブラジルの大地に生きる』(392頁)のことだ。なんと2年半かけて北はアマゾンから南は南大河州まで、靴をすり減らして歩き回って120人も取材した労作だ。  うち100人を担当したのは松田正生記者だ。彼にとっても、一生一代 ...

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靖国・ド・ブラジル慰霊祭=6日、小野田寛郎三回忌も

左から京野さん、上妻さん、作本さん、渡部会長

 靖国・ド・ブラジル(渡部一誠会長)は『慰霊祭』を8月6日午前9時半からブラジル旧兵士協会(Rua Santa Madalena, 46, Bela Vista)で開催する。  上妻博彦神主が神道式セレモニーを執り行う。第2次世界大戦に参戦したブラジル遠征軍から現在の国連平和維持活動で殉死した兵士までに加え、靖国神社に祀られた英 ...

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ブラジル陸軍が異例の功労賞=中前総領事ら5氏を顕彰

受賞に喜びを見せた関係者(提供写真)

 ブラジル陸軍は、先月19日の『陸軍の日』を記念し、南東軍司令部(マウロ・セザル・ロレナ・シジ総司令官)で行なった功労賞表彰で、日系社会から5氏を称えた。  受賞したのは中前隆博在聖総領事、平崎靖之氏、池崎博文氏、小山シルビオ軍事司法裁判所長官とブラジル・ホンダを代表してカルロス・エイジ・ミヤグチ副社長の5氏。シジ総司令官の推薦 ...

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軍人が日系人らと交流=新年会で協力関係育む

(左から)野村市議、平崎会長、セルジオ陸軍大臣、中前総領事、マウロ総司令官

 ブラジル陸軍南東部(マウロ・セザル・ロレナ・シジ総司令官)とリベルダーデ友好協会(平崎靖之会長)は先月16日夜、陸軍南東部宿舎にて新年会を開催した。陸軍関係者や県人会会長ら60人近くが駆けつけ、懇親を深めた。  サンスイ社で社長補佐を務める平崎会長が、その生業から軍上層部の日系人を中心に、10数年に及んで広く交友関係を築いてき ...

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「小野田さんの大和魂学んで」=伝記出版祝賀会で呼びかけ

日系社会での普及を呼びかける松田ルイ・ユタカ陸軍少将と小野田エドアルド中尉

 〝伝説の日本兵〟小野田寛郎さんのポ語伝記がブラジル陸軍から出版されたことを記念して、ブラジル陸軍南東部(マウロ・セザル・ロレナ・シジ総司令官)、リベルダーデ友好会(平崎靖之会長)、和歌山県人会(谷口ジョゼ会長)は11月18日、サンパウロ市のニッケイパレスホテルで祝賀会を行った。  小野田さんの知人や親戚、出版関係者らを中心に約 ...

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ブラジル陸軍=小野田少尉称え伝記出版=〝伝説の日本兵〟に学べ=旧敵国軍人を異例の顕彰

(左から)エドアルド少尉、昌郎さん、ルイス少佐

 太平洋戦争終結を信じず、フィリピン・ルバング島に30年近く潜伏し闘い続けた〝伝説の日本兵〟小野田寛郎さん(1922―2014年)のポ語伝記『Sem Rendição minha guerra de trinta anos(降伏せず 三十年戦争)』(小野田寛郎著、ジェラルド・アウヴェス・ポルチーニョ・ジュニオール訳)の刊行発表会 ...

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最後の日本兵 小野田さん=伝記がブラジル陸軍から出版

谷口眞一郎和歌山県人会長(左)と平崎靖之会長

 終戦を信じず、戦後30年近くフィリピン・ルパング島に潜み闘い続けた元帝国陸軍少尉、故小野田寛郎さん(和歌山出身)のポルトガル語伝記『セン・レンジソン(降伏せず)』がブラジル陸軍から発刊される。刊行発表会が18日午後7時からニッケイパラセホテル(Rua Galvao Bueno, 425)で行われる。  松田ルイ・ユタカ陸軍少将 ...

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大耳小耳

 南麻州ドウラードスにある陸軍西部方面軍の松田ルイ・ユタカ少将の提案で、29年間もジャングルで遊撃戦を展開した陸軍軍人・小野田寛郎氏の生涯をまとめた本が、ブラジル陸軍監修の出版物として来年後半に発刊されることが正式に決まったことは、本面7月19日付けで報じた。その後も徐々に具体化して、刊行記念パーティをやるときには、池田リュウゾ ...

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大耳小耳

 ジャングルマラソンに挑んだ「Team AHO」は、無謀なチャレンジを重ね、他人に一歩踏み出す勇気を与えようと活動中。頭文字を取りA(明るく)、H(他の誰かを)、O(応援する僕たちの挑戦)をテーマに掲げている。過去にはサハラ砂漠のマラソンにも挑戦。彼らの活動に元気をもらう人も多いとか。南麻州に移住した小野田寛郎さんが生きていれば ...

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