【既報関連】保健省は11日、ジカ熱の国内緊急事態宣言を解除したと12日付現地紙が報じた。この決定は、16年2~11月に世界規模の緊急事態宣言を出していた世界保健機構(WHO)にも伝えられた。 ジカ熱はネッタイシマ蚊が媒介する感染症で、緊急事態宣言は15年11月に出されていた。
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ブラジル人女性研究者=「影響力のある100人」に、ネイマールと共に選出=ジカウィルスと小頭症の研究が認められ
米国タイム誌の発表した、「世界で最も影響力のある100人」に、サッカーのブラジル代表ネイマールと並んで、ブラジル人女性研究者が選出されたと、25日付現地サイトが報じた。 その女性はセリーナ・トゥルシさん。ゴイアス市出身で、現在はペルナンブッコ州にあるオズワルド・クルス財団の客員研究員だ。
続きを読む »《ブラジル》小頭症児の4割は未婚母から=保健省の調査で明らかに
ジカ熱の流行と共に国内で大量に発生した小頭症児の内、4分の1は母親が10代で出産していた事が明らかとなった。1日付エスタード紙が報じている。 保健省のデータによると、15年11月~16年9月に生まれた小頭症児3152人中、24%にあたる768人は10代の母親から生まれていた。この統計での小頭症児はジカ熱感染にはよらない例も含 ...
続きを読む »東西南北
昨年の今頃、ブラジルでは「母親がジカ熱に感染したことによる小頭症児誕生」への不安が急速に高まったが、それはまだ終わってはいない。先週発表された学術論文で、グアルーリョスとサンパウロ市で計2人、妊娠中にジカ熱にかかった母親から生まれた赤ちゃんが盲目だったことが明らかにされた。2人の赤ちゃんの母親はそれぞれ14歳と18歳で、ひとり ...
続きを読む »ジカ熱が怖くて諦める?=56%の女性が妊娠回避
小頭症の子供が増えているのは、妊婦がジカ熱にかかった事と関係がありそうだ―。15年8月にブラジル北東部の医師が警告を発して以来、出産、妊娠が可能な年齢層の女性やその関係者を中心に、ジカ熱感染を懸念する声が高まっている。 同年11月からは保健省も実態解明に力を入れ始め、世界保健機構(WHO)も警鐘を鳴らすなど、ジカ熱は世界的な ...
続きを読む »2016年=ブラジル10大ニュースは?=1位はやはりジウマの罷免=リオ五輪さえも上回る=シャペコエンセ搭乗機の墜落事故なども
2016年はブラジルにとっても激動の1年だったが、8日付G1サイトが、フェイスブックで読まれた記事のデータを基に、この1年間、国内で最も話題となったものを「10大ニュース」の形でまとめている。 1位に選ばれたのは、予想通り、ジウマ前大統領の罷免だ。下院で罷免案が受け付けられたのは昨年12月だったが、今年3月中旬にジウマ氏がル ...
続きを読む »チクングニア=患者数は去年の10倍=死者は20倍優に超える
デング熱やジカ熱同様に蚊が媒介するチクングニア熱が猛威を振るっていると12日付グローボニュースが報じた。 チクングニア熱は発熱や発疹、痒み、関節痛など、様々な症状を呈する上、関節痛が長期間続く例も多い。 今年最初の37週間の患者数は23万6287人とされ、昨年同期の2万3431人の10倍に達している。また、11月28日まで ...
続きを読む »妊娠中絶=3カ月までなら罪に非ず=最高裁が異例の判断下す
最高裁第1班が11月29日、妊娠3カ月までに行われた妊娠中絶は罪ではないと判断し、リオ州で不法中絶を行っていたとして身柄を拘束されていた医師や職員の釈放を認めたと11月30日付現地紙が報じた。 今回の判断は、リオデジャネイロ州ドゥッケ・デ・カシアス市で不法な妊娠中絶を行っていたとして摘発された診療所の医師や職員が、期限を限定 ...
続きを読む »大耳小耳
大相撲の魁聖が苦しんでいる。前頭2枚目として臨む九州場所で23日、11日目を迎えようやく1勝目を上げた。御嶽海(小結)を下し、10連敗という長いトンネルを抜けた。年内最後の取り組みは今週末。一つでも多く白星を稼いで一年を締めくくりたいところ。 ◎ 小頭症やギラン・バレー症候群を引き起こす可能性があると指摘され、ブラ ...
続きを読む »ジカ熱=いつ感染しても胎児に影響=誕生時は正常な小頭症児も
サンパウロ州で行われた、ジカ熱に感染した妊婦から生まれた子供の追跡調査の結果、小頭症以外の症状を呈した子供が3分の1いた事が判明した。また、ペルナンブコ州で生まれ、小頭症ではないと判断された子供2人は、誕生から数カ月後に数々の問題が生じ、脳の損傷が確認されたと22日付エスタード紙や23日付G1サイトが報じた。 サンパウロ州の ...
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