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小頭症 関連記事

南東部で小頭症児増加傾向=サンパウロ州やリオデジャネイロ州で急速に

 昨年8月以降、北東部を中心に発見され、ジカ熱からの発症が有力視されている小頭症児が、現在は、サンパウロ州やリオデジャネイロ州などの南東部で増えてきていると6日付エスタード紙が報じている。  連邦政府が昨年11月11日に緊急事態宣言を出して以来、母親のジカ熱感染が原因とされる小頭症児は2079人確認されており、3077人について ...

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母体のジカ熱感染で、小頭症児が誕生?=ブラジル北東部で大量発生の兆し=懸念すべき証拠無いと保健省

今年も小頭症の大量発生は起こるのだろうか(Sumaia Villela/Agencia Brasil)

 昨年、北東部を中心にブラジルを震撼させた、妊婦のジカ熱感染に伴う小頭症児大量発生の危機がまた頭をもたげ始めていると18日付エスタード紙が報じた。  北東部パライバ州カンピーナ・グランデ市で先週、母体を通じてジカウイルスに感染したと思われる小頭症児の誕生が確認された。同市ではさらに3件、母体からウィルスに感染した事が疑われる小頭 ...

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「ジカ熱の妊婦に中絶を」=ジャノー検察庁長官が見解

 ロドリゴ・ジャノー連邦検察庁長官が最高裁に対し、妊婦がジカ熱に罹患した場合の中絶を法的に容認する意見書を提出した。8日付エスタード紙などが報じている。  ブラジルの場合、中絶が合法とされているのは、胎児が無脳症と診断された場合と妊婦が死ぬ危険性が高い場合、強姦による妊娠の場合のみで、ジカ熱による小頭症はその範疇には入らない。 ...

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ジカ熱が聴覚障害も招く=小頭症児の6%に問題あり

 ペルナンブコ州レシフェ市のアガメノン・マガリャンエス病院とペルナンブコ連邦大学(UFPE)が共同で行った研究によると、ジカ熱感染が原因で生まれた小頭症児の6%は聴覚障害も患っている事が判明したと8月31日付エスタード紙が報じた。  米国の感染予防・コントロールセンターが8月30日に発表したところによると、ジカ熱と聴覚障害の関係 ...

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ジカ熱=17カ国で小頭症児確認=マイアミへの旅行停止勧告

 ブラジルでの小頭症児急増を招いたジカ熱は、五輪選手の参加辞退などをもたらしたが、世界保健機構(WHO)によると、ジカ熱による小頭症児誕生は世界17カ国で確認されていると22日付エスタード紙が報じた。  17カ国中4カ国では域内感染は起きていないが、妊婦が流行地域に旅行して感染した。ジカ熱感染は07年以降、70カ国で起きている。 ...

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リオ・オリンピックの憂慮=サンパウロ 平間浩二

 リオデジャネイロと言えば、世界中の人々は世界三大美港を頭に描くことであろう。コルコバードの丘、ポン・デ・アスーカルの奇岩、そしてコパカバーナの白い砂の海岸、群青の空と紺碧の海―想像しただけで誰しもが心浮き浮きとなり、行ってみたくなるような憧れの都市である。By Heitor Carvalho Jorge [GFDL (http ...

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ジカ熱患者16万人超す=デング熱患者は134万人に

 保健省が発表した統計によると、今年に入ってから6月11日までに発生したジカ熱患者は16万5932人、デング熱患者は134万5286人、チクングニア熱患者は13万7808人に上ると18日付G1サイトが報じた。 ジカ熱患者は、前回発表からの2週間の間に1691人増えている。ジカ熱患者が最も多い州はバイア州で、4万6427人の患者が ...

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東西南北

 6月30日、サンパウロ市セントロの労働者党(PT)本部の玄関が、2度にわたる暴力行為で破壊される事態が起きた。最初は未明にガラス戸が叩き割られたが、すぐ後に、破壊行為を行った商人のエミウソン・シャヴェス容疑者(38)が警察に連行された。同容疑者は釈放後の同日午後2時頃、再びPT本部に近づき、爆弾を仕掛けようとしたが見つかり、御 ...

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歴史的なオバマ大統領広島訪問=実現の立役者・被爆当事者たち=「雲一つない晴れた朝、空から死が降ってきて、世界は一変した」=サンパウロ市 毛利律子

広島に投下された原爆によって巨大なキノコ雲が生じた(米軍機撮影)。キノコ雲の下に見えるのは広島市街、その左奥は広島湾(By Enola Gay Tail Gunner S/Sgt. George R. (Bob) Caron [Public domain or Public domain], via Wikimedia Commons)

 アメリカのオバマ大統領が現職大統領として広島訪問を実現して今月の27日でひと月となる。しかし、世界中のニュースが氾濫する日常では、早や、忘れ去られようとしているのではないかと案じられる。 6月3日のニッケイ新聞では、ブラジル被爆者平和協会の森田隆会長、鮫島義隆さん、盆小原邦彦副会長が概ね高い評価をして、「ずいぶん長い歳月を要し ...

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「リオ五輪のために精子凍結も」=ジカ熱におびえる有名バスケ選手

 リオ五輪まで50日を切ったが、国外から参加する選手たちにとって、今回のブラジル行きはちょっとした勇気がいるものとなっている。 その原因となっているのがジカ熱だ。ジカウイルスは長時間、患者の血液や唾液、精子の中で生きており、性交渉やキスでもジカ熱に感染する可能性があることが明らかになってきている。妊婦がジカ熱に感染したり、患者と ...

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