ニッケイ新聞 2009年10月14日付け ルーラ大統領は9日、ポウパンサ(貯蓄投資)からの所得税(IR)徴収が政治的にチャンスを逸したため議会への上程を中止と表明したことを10日付けフォーリャ紙が報じた。 選挙前年に5万レアル以上の預金者配当金に22・5%の課税は否定的印象をもたらし、岩塩層下油田の投資基準手続きに手間取った ...
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2回目の百周年感謝状贈呈式=ブラジル社会の功労者らに=日本人移住の成功を確認=百周年の最終イベント
ニッケイ新聞 2009年10月14日付け 百周年の最終イベントとして、政治家や官僚などのブラジル社会側の協力者および主催者への感謝状贈呈式が9日夜、文協大講堂で行われ、約180人が受け取った。首都からも連邦政府の百周年執行委員会のフランシスコ・マウロ・デ・オランダ執行委員長が出席したほか、伯日議連の飯星ワルテル会長、ウイリアム ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年9月29日付け 山根一眞さんの講演では、日本で発売されている電気自動車の話が衝撃的か。東京・丸ビルの地下駐車場には「充電スタンド」があり、入り口で「充電しますか?」と当たり前のように係員が質問するのだとか。まだ160キロほどしか航続距離がないらしいが、近距離通勤なら十分。日差しの強い北伯、北東伯だったら ...
続きを読む »BNDES=中断工事再開を発表=危機克服で資金繰りに曙光
ニッケイ新聞 2009年9月22日付け 社会開発銀行(BNDES)は二十日、金融危機のために中断していた二〇〇九年から二〇一二年の公共工事などへの投資一千億レアルの内、約半分は既に再開されたことを発表と二十一日付けフォーリャ紙が報じた。 産業の歯車が回り始めたため、資金繰りの見通しも付いたようだ。BNDESは投資に関する市場 ...
続きを読む »機種選定=ルーラ大統領、突如仏機に=伯仏軍事協定始動か=サ大統領が先手を打つ=首都の空で青白赤の煙幕
ニッケイ新聞 2009年9月9日付け ルーラ大統領は七日、ブラジル空軍の機種選定で仏ダッソー社の戦闘機Rafale三十六機を購入する意向を、訪伯中のサルコジ大統領へ表明と八日付けエスタード紙が報じた。仏大統領がエンブラエルから軍用輸送機十数機を購入する意向を示したことで、大統領が仏機購入を決定した。機種選定には仏社の他、米国の ...
続きを読む »危機克服祝賀会を計画=第2四半期1%記録=「不況対策は正解」が宣伝文句=ブラジルは上昇気流に
ニッケイ新聞 2009年9月4日付け ブラジル地理統計院(IBGE)は二日、二〇〇九年度第2四半期のGDP(国内総生産)が昨年同期比で一%増に達するとの見込みを大統領府へ報告と三日付けフォーリャ紙が報じた。公式発表は十一日の予定。これで年間経済成長率は現時点で、〇・三%になる。大統領府は、第1四半期のGDPに比較して経済の回復 ...
続きを読む »岩塩層下油田開発=政府が基金を設置=鳴り物入りファンド販売へ
ニッケイ新聞 2009年9月4日付け 政府は二日、岩塩層下油田開発で政府の専売公社としての地位確立のため新たな基金設置の意向を表明と三日付けエスタード紙が報じた。同油田開発では、民間銀行や投資ファンドは政府と協力する石油企業への金融活動を行うことはできるが、コンソーシアム参加はできない。 同油田開発では、ペトロブラスが特別扱 ...
続きを読む »新油田開発要綱=マンモス岩塩層下公団誕生か=増資金捻出で奔走=野党は選挙宣伝と軽視=成るかブラジルのロマン
ニッケイ新聞 2009年9月3日付け 岩塩層下油田の開発が始動したことで政府は九月一日、ペトロブラス石油公団への大型増資に社会開発銀行(BNDES)の公的資金を投入し、同油田開発をてこ入れする方向で討議に入ったと二日付けエスタード紙が報じた。計画では、政府発行の国債一千億レアルをBNDESが融資金として同油田開発に運用する。一 ...
続きを読む »岩塩層下油田=石油開発要綱を発表=新国土開発が始動=世界注視の産油国へ出立=岩塩下公団の骨格が完成
ニッケイ新聞 2009年9月2日付け ルーラ大統領は八月三十一日、岩塩層下油田の開発要を国家の士気を発揚する世紀の国策事業として発表と一日付けフォーリャ紙が報じた。海底を七キロメートルの深度まで掘り進め、ブラジルの石油産出量を数倍にならしめる新たな国土開発への挑戦だと喝破した。石油生産に専心するペトロブラスは政府が命運を賭ける ...
続きを読む »ウナスール首脳会議=混迷を深めたのみ=異なる南米の未来像
ニッケイ新聞 2009年9月1日付け ウナスール(南米同盟)首脳会議は八月二十八日、加盟十二カ国の首脳を集め亜国バリローチェで開催されたが、米軍基地問題を巡って混迷を深めるに終わったと同二十九日付けフォーリャ紙が報じた。 コロンビアは、米軍駐留は軍事目的ではなく同国内の麻薬対策であり、基地は自国が管理するのだから、国外の議論 ...
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