2005年7月21日(木) 第八回日本祭り(フェスティバル・ド・ジャポン)でのステージ出場をはじめ、南米公演をするために先ごろ来伯した歌手の井上祐見さん。十五日午後七時から、公演協力者の一人であるダイドーエンタプライズの園田昭憲さん主催の歓迎会が「ぶえの」で行われた。 「祐見ちゃんは歌うとすごいね。本当に観客と気持ちが通じて ...
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70年前の自分と再会=吉雄さん=日本祭り写真展示で
2005年7月21日(木) 「あっ、私だ」。吉雄ミユキさん(90、サンパウロ市)は思わず声を上げた。七十年前の自分との再会だった。 十七日まで開催された県連日本祭りの会場。百周年協会のブースに展示された古い写真に若き日の吉雄さんと家族の姿があった。 写真は、戦前の日本移民の開拓風景を紹介した写真の中にあった。笠戸丸のサント ...
続きを読む »大耳小耳
2005年7月21日(木) 十万人以上の人出で、大盛況だった県連の日本祭り。惜しむらくは、祭りの一角を占めた百周年祭典協会ブースか。「みんなから記念事業は何をやるのか聞かれてこまったわ」とは同協会を手伝った日系女性の言葉だ。「恥ずかしいったらありゃしない。日系社会がこんなに団結を見せてるのにね」。 ◎ 日伯友好病院 ...
続きを読む »核兵器廃絶=サンパウロ市民も関心=日本祭りで署名8000人=悲惨さ訴え原爆写真展
7月20日(水) ブラジルでも原爆の悲惨さを訴え、核兵器廃絶を目指す声を国連に届けようと、「高校生一万人署名活動」実行委員会の松尾美咲さん(18)が長崎県から来伯し、フェスティバル・ド・ジャポンの在ブラジル原爆被爆者協会(森田隆会長)の原爆写真展ブースで署名活動を行なった。三日間で署名は八千以上にも及び、最終日十七日にはジョゼ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
八回目の日本祭りが無事、閉幕した。大げさではなく、日本国外で開催される日本紹介イベントとしては最大規模のものだろう。 気になることが一つ。 「長崎ちゃんぽん食べたかったけど、やってなかったよ」。初日の午後、地下鉄駅に向かうバスで同席した男性がそんなことを言っていた。 郷土芸能もアニメ上映も二日目以降。開場当初は郷土食も準 ...
続きを読む »日本祭りを満喫=3日間で10万人=開会式には副知事ら
7月19日(火) 第八回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)が十五日から十七日の三日間、サンパウロ州イミグランテス展示場で開催された。最終日午後に小雨が降ったほかは期間中を通じて晴天に恵まれ、三日間で約十万人(主催者発表)が会場を訪れた。昨年までサンパウロ州議会駐車場で行われてきた同フェスティバル。今年は会場が変わり、開催 ...
続きを読む »石黒育さんアニメ講演―日本祭り
7月19日(火) 日本のアニメ専門家、石黒育(めぐむ)さんが十八日午後五時から講演した。 世界初公開の劇場作品『嘉兵衛の海』を上映後、約一時間に渡って現在の日本アニメの状況を語り、約七十人ほどが聞き入った。熱心な参加者からは質問が相次いだ。 ディズニーとの違いに関しては、「日本アニメとは対極にある」との説明。日本はその十分の ...
続きを読む »日系文学知って―日本祭り
7月19日(火) 短歌・俳句の各流派もブースを出していた。ブラジル日系文学会、椰子樹、ブラジル俳文学、蜂鳥、サンパウロ木蔭句会。 それぞれのグループが刊行誌を自由に見られるように椅子を並べ、すでに廃刊になった会の貴重な刊行物を無料で配布、持ち帰るファンの姿が目に付いた。 ブラジル日系文学会の浜輝夫さんは「俳句の世界の流派は ...
続きを読む »手作りの味も大好評―日本祭り
7月19日(火) 県人会以外の「特別参加組」が並んだブースにも人出があった。グァタパラ移住地、弓場農場、ブラジル農協婦人部連合会(ADESC)、そしてアルゼンチン拓殖協同組合(亜拓)の手作りの味や、地元ならではの産物が評判を集めた。 イラッシャイ、イラッシャイ―。若い日系人たちの威勢のいい掛け声を聞くことが出来たのは、初参加 ...
続きを読む »日本のメディアでも報道―日本祭り
7月19日(火) 共同通信社は十五日付けで「ブラジルで日本祭り―五十メートルの巻きずしも」との見出しで日本祭りの記事を配信し、スポーツ紙や地方紙を中心に十六紙以上で掲載された。これはニッケイ新聞社が協力したもの。 コロニアの催しが日本のマスコミ十数紙に扱われることはごく稀だ。日系社会最大規模の「日本祭り」だが、今回初めて日本 ...
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