世界各国の外国人寿司職人が腕を競い合う、世界一決定戦「ワールド寿司カップ」が先月23、24の両日に東京都内で開催され、女性としては初めてサンパウロ州イタペチニンガ出身の斉藤森サンドラさん(41)が4位に入賞したと、G1サイト14日付けが報じている。今大会には、世界14カ国から29人が出場。最終選考に残った20人中、8人がブラジ ...
続きを読む »日本食ブーム 関連記事
「もっと青しそ使って!」=生産者の瀬尾さん呼びかけ
聖南西地区のイビウナ市で青しそを生産し、サンパウロ市などで販売している瀬尾正弘さん(84、徳島県)が、「もっと一般家庭や日本食レストランで青しそを使ってほしい。ぜひブラジルらしい使い方も開発して」と呼びかけている。 ソバの薬味、天ぷら、手巻き、和食料理の添え物などに欠かせない香り抜群の青しそ。かつて、本格的に青しそを作る農家 ...
続きを読む »日本文化の継承・普及の戦略立案を=《上》
「どうしたら日本文化の継承・普及がブラジルで進むか」――。来年、日本移民110周年を迎える機会に、その戦略を考え直すべきだと常々考えている。戦前から日本語教育が唯一にして最大の継承・普及方法だった。 80年代から日系社会内ではカラオケが爆発的に広まり、一般社会では大人向けに日本食ブーム、青年らにはマンガ・アニメブームが起きて ...
続きを読む »《ブラジル》賑やかに入植55周年と収穫祭=グァタパラ移住地、節目祝う日本食人気でブラジル人観光客増加
サンパウロ州北部リベイロン・プレット市近郊にあるグァタパラ農事文化体育協会(茂木常男会長)は16、17の両日、同文協敷地内で「移住地入植55周年祭」と「収穫祭」を開催した。ステージでの演目や食べ物・雑貨などの出店が並び、周辺地域の住民や観光客など多くの来場者で賑わった。 初日午前10時にはモンブカ墓地の「拓魂碑」前で先没者慰 ...
続きを読む »大耳小耳
時おり「自分史を作りたい」といって来社する人がいる。渡伯してから今までの人生を子孫に読ませるためだ。日ポ両語の本にすることで、若い世代でも読める本になる。子孫からすれば、なぜ自分がブラジルで生まれたのか、先祖はどのように生き抜いたのかが分かる貴重な資料。それを読むことで自分のルーツを知り、日系人としての誇りを持って生きていくこ ...
続きを読む »ニッケイ俳壇(869)=富重久子 選
サンパウロ 鈴木文子
大西日こもる熱気の窓を開け
【夏の西日は日中よりも我慢出来ない位の厳しさである。そんな西日から守るために日本では簾を下ろしたり、日除けを廻らせたり又、客を待って打ち水をしたりする。
この句は大西日を受けて、熱気の篭った部屋の窓を、ようやく日の落ちたのを見計らって開け放っている一句である。「こもる熱気の」とよく省略の効いた的確な俳句であった】
ヴェル・オ・ペーゾ市場=アマゾンに強いご関心もたれ=地元民とも気軽にご歓談
礼宮時代に学習院大学で紀子さまと出会われたのは「自然文化研究会」と言われており、お二人とも自然環境や動物等に深い造詣を持たれている。そんな両殿下は4日午前8時過ぎから1時間近く、アマゾンの魚、農産物、食材、薬草類、民芸品などの店がぎっしりと軒を連ねるヴェル・オ・ペーゾ市場を視察された。重武装をした州警特別部隊が両殿下の前後をが ...
続きを読む »イタリア料理店の成功に倣って
日本とは地理的に離れていながら絶大な人気を誇る料理といえば、イタリア料理だろう。全国津々浦々に専門店が偏在し、しかも大半が日本人経営だ。飲食店総数41万超に比してその数は約9千と必ずしも多くはないが、家庭料理にまで浸透し、本国からも高い質的評価を受けているというから驚く▼一方ブラジルでも、地理的には最も遠い日本の食が飲食業界で ...
続きを読む »ブラジル初=サンパウロ市でアジア料理見本市=市場の急成長を背景に=国内外から3千人超来場
日本食を筆頭とするアジア料理市場の急成長を背景に今月3日~5日、サンパウロ市エキスポ・センター・ノルテにおいて、アジア料理に特化した初の見本市「ジャパン&アジアンフードショー」(Japan & Asian Food Show)が開催された。3日間で国内24州とカナダ、チリ、ウルグアイ、韓国、日本など世界各地から業界関係 ...
続きを読む »端境期4月に品切れの弥勒米=新ブランド6月から登場=東山農産加工(有)小林社長に事情聞く
日系人や駐在員を中心に人気の日本米「弥勒米」が品薄で、価格が高騰している。サンパウロ市リベルダーデ区の日本食スーパーでは4月中は品切れが続き、5月以降は出回ってはいるものの、昨年35レ前後だった価格が50レ前後にまで上昇する店舗も。編集部には4月初め「東洋街中の店を探しても品切れ。値段もどんどん上がっている。一体どうなっている ...
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