ニッケイ新聞 2008年11月14日付け アマゾンのど真ん中、日系人がほとんどいないアマゾナス州マニコレ市で九月七日、ブラジル独立記念日のパレードで、日本移民百周年がテーマにされていたことが先ごろ分かった。同市の人口は四万六千人弱。州都マナウス市から直線距離で南へ約四百キロ近く、船なら二晩かかるという。これは市が独自に決めたも ...
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県連=関心高まる弁論大会=4世滝浪さんが優勝
ニッケイ新聞 2008年11月13日付け ブラジル日本都道府県人会連合会、ASEBEX共催の日本語弁論大会が十月十九日、サンパウロ市の広島県人会館で行われ、二十七人の参加者のなかで、滝浪ジョナタス晃爾さん(19、四世)が一位入賞した。 「私の日本文化(日本語)」が今年のテーマ。滝浪さんは、堂々とした様子で、一つ一つの言葉を丁 ...
続きを読む »ロライマ州ボア・ヴィスタ=ブラジル最北の日本文化週間=4千人がニッポン楽しむ=今年発足のANIR主催
ニッケイ新聞 2008年11月8日付け ベネズエラと国境を接するブラジル最北のロライマ州で初めてとなる『日本文化週間』が州都ボア・ヴィスタ市内の文化施設「アントニオ・フェレイラ・デ・ソウザ」で二十六日から今月一日まで開催され、約四千人(主催者発表)が来場、日本文化に親しんだ。今年六月に発足したロライマ日伯協会(ANIR、辻クラ ...
続きを読む »日光東照宮=流鏑馬のブラジル公演を検討=「5年以内に開催を」
ニッケイ新聞 2008年11月7日付け ブラジルで日光東照宮の流鏑馬(やぶさめ)を――。日本全国の東照宮の総本社、日光東照宮(栃木県日光市)は流鏑馬のブラジル公演を検討している。 同東照宮の代理で下準備のために訪れた、ビル総合管理環境整備株式会社の松本典文取締役会長によれば、「今年立派に百周年を迎え、ブラジルで頑張っている日 ...
続きを読む »二〇〇八年秋の叙勲=マナウス=山岸さんに旭日小綬章=「考えられない喜び」
ニッケイ新聞 2008年11月4日付け 日本政府が三日発表した〇八年秋の叙勲で、アマゾナス日系商工会議所相談役の山岸照明さん(マナウス市在住、73)が旭日小綬章を受章した。ブラジル国内での受章者は、山岸さん一人のみ。 ニッケイ新聞の取材に対し、山岸さんは「考えられないような名誉でうろたえている。日系商工会議所の方々と喜びをぜ ...
続きを読む »堅実に進む「新アルモニア学園」構想=サンベルナルド=幼稚部校舎の上棟式挙行=OB、関係者の支援が結実=落成後は高等部建設を=「理想あればできる」
ニッケイ新聞 2008年10月30日付け サンベルナルド・ド・カンポ市の日系学校、アルモニア学園は二十六日、昨年六月から建設工事を進めていた幼稚部の新校舎の上棟式を開いた。統一地方選挙の決選投票と日程が重なったが、学校関係者やアルモニア学生寮の元寮生など、約五十人が参加し、ハレの日を祝った。落成式は来年二月ごろの予定。「アルモ ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年10月30日付け 約百二十人が通う日伯のびる学園。大半は日系人だが、一〇%ほどが中国人や韓国人を含む非日系人。「日系人の十二歳から十五歳は日本語から離れていく時期」と説明する志村マルガレッチ園長によれば、同園はこの年代が多いという。理由を聞けば、「十二歳頃に英語留学し、日系人でありながら日本語が話せない ...
続きを読む »県連ふるさと巡り=移民街道・パンタナール~2千8百キロをゆく=連載〈9・終〉=ポンペイア=西村俊治さん、矍鑠と=それぞれの思い出胸に
ニッケイ新聞 2008年10月24日付け リンスを出発した一行は、最終目的地であり、今年市政八十年を迎えるポンペイア市に一日夕方に到着した。西村俊治技術財団のアーチ型の門をくぐり、敷地内にある会館へ。 出迎えた終身会長である西村俊治さん(98、京都)の回りに、握手を求める参加者らの輪ができた。 アチバイア在住の及川君雄さん ...
続きを読む »県連ふるさと巡り=移民街道・パンタナール~2千8百キロをゆく=連載〈4〉=ツッパン=「ニッポン・フェスチ」を訪問=チラピアの刺身に舌鼓
ニッケイ新聞 2008年10月15日付け バストス南米東本願寺で松田博開教師の読経とともに焼香、八十年の歴史の礎となった先没者の冥福を祈った参加者らは、朝食を摂ったツッパンに戻った。 町の中心にあるプラッサ・ダ・バンデイラの近くにある「インジオ・ヴァヌイレ歴史教育博物館」(Museu Historico Pedagogico ...
続きを読む »県連ふるさと巡り=移民街道・パンタナール~2千8百キロをゆく=連載〈3〉=花とレイトン、旺盛な食欲=バストスに響く「ふるさと」
ニッケイ新聞 2008年10月14日付け 昼食・交流会を行うため、市中心部にあるバストス日系文化体育協会(ACENBA、大野悟朗会長)の会館に一行が足を踏み入れると、文協幹部やバストス明朗会のメンバーらが笑顔で迎えてくれた。 車椅子で参加している及川君雄さん(71、岩手)は地元アチバイアから持参したバラ一箱を文協に。 「も ...
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