ニッケイ新聞 2011年3月19日付け 日本語の「ツナミ」は、今や国際語であり、欧米やブラジルでも「TSUNAMI」と書く。日本—とりわけ岩手県と宮城県の三陸は、津波危険区域とされ1896年(明治29年)の明治三陸津波は世界に知られる。波の高さが38メートル。死者は2万2千人。家屋の流失・全壊が一万戸を超える歴史的「ツナミ」で ...
続きを読む »東日本大震災 関連記事
東日本大震災=どちらの報道が本物か?=欧米の評価深刻さ増す=被爆の回避法教える番組も=ブラジル人退避第2陣は19日に
ニッケイ新聞 2011年3月18日付け 東日本大震災で原子炉格納容器の損傷や放射線漏れなどが起きた福島第1原発について、欧米諸国が、放射線量は極めて高い、危険度は大事故に相当など、厳しい評価を行っていると17日付ブラジルメディアが報じた。ブラジルテレビでは、核爆発時の被爆回避法まで紹介するなど、日本側の報道とのギャップに戸惑い ...
続きを読む »東日本大震災=「必ず復興を成し遂げる」=約5百人が文協で祈り=多数メディアが取材に=嗚咽こらえる出席者も
ニッケイ新聞 2011年3月18日付け 今月11日に発生した東日本大震災からちょうど7日目にあたる17日午前、日系5団体は合同で「震災犠牲者追悼ミサ」を文協大講堂で営み、州、市、コロニア、各国の在聖総領事、赤十字、国内外のメディア関係者ら約500人が犠牲者の冥福を祈った。義捐金も集められ、42人が協力した。沈痛な面持ちの出席者 ...
続きを読む »東日本大震災=総領事館で記帳始まる
ニッケイ新聞 2011年3月18日付け 東北地方太平洋沖地震の犠牲者に対して弔意を表すための記帳受付けが17日からサンパウロ、クリチーバの両総領事館で始まった。前日の発表だったこともあって初日に訪れる人は少なく、サンパウロ総領事館では午前、午後を通じて10人ほどが記帳を行った。 午後3時半ごろに訪れた平井亜紀子さん、西野パウ ...
続きを読む »東日本大震災の義捐金=千葉県人会も受付け開始
ニッケイ新聞 2011年3月18日付け 東北太平洋沖地震の被害に対し、ブラジル千葉県人会(原島義弘会長)が義捐金の受付をはじめた。 今回の地震と津波により千葉県では、旭市の津波犠牲者9人を含む13人が死亡、16人が行方不明。コスモ石油タンクの爆発で4人が重軽傷を負い、その他建物の全半壊、道路の亀裂などの被害があった。県庁は一 ...
続きを読む »東日本大震災の義捐金=日系人協会が受付け
ニッケイ新聞 2011年3月18日付け 海外日系人協会(田中克之理事長)が東北地方太平洋沖地震の被災地への義捐金受付を開始した。海外在住の移住者・日系人からの申出を受けて決定したもの。同協会の理事・評議員に全都道府県知事が長年就任していることから、寄せられた義捐金は被災地の各県知事あてに送る予定。募金の状況、結果は協会ホームペ ...
続きを読む »クリチーバ総領事館=東日本大震災の記帳受付
ニッケイ新聞 2011年3月18日付け 在クリチーバ総領事館は17、18日および21日から23日まで同館(R.Marechal Deodoro,630・8 andar,cj.1804)で、東北地方太平洋沖地震の犠牲者に対し弔意を表すため記帳受付を行う。時間は午前10時から11時半および午後2時から5時。詳細は同館(電話=41・ ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2011年3月18日付け ペルーのガルシア大統領は16日、東日本大震災の発生から1週間となる18日を国民服喪の日と定め、犠牲者を哀悼するとの大統領令を発布した。共同通信によれば、服喪の日には政府機関や在外公館で半旗を掲げ、犠牲者を悼む。ペルーには日系人約9万人がおり、日本にもペルー人約6万人が住む。震災では、在日 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2011年3月18日付け グローボTV局の日本特派員ロベルト・コバリッキ(Roberto Kovalik)は東日本大震災後に、いち早く現地仙台からの実況中継を行った。日本人が冷静さを保ち、まったく治安が乱れずに維持されている様子に感嘆するなど、ブラジル人らしい生の声を毎日伝えてくれている。日本を分かりやすく伝え、 ...
続きを読む »東日本大震災=世界が注目の福島第一原発=報道には大きな温度差=危険度レベルは4か6か=安全域へ脱出の動き加速
ニッケイ新聞 2011年3月17日付け 11日に起きた東日本大震災は、15日にもマグニチュード6など、強い余震が続いているが、現在最も懸念されているのは、福島第1原発での爆発などに伴う放射線漏れ。フランスの専門家が米国スリーマイル島の事故を上回る危険度6と判断するに至っても、日本側の評価は危険度4のままなど、国際社会の対応と日 ...
続きを読む »