柔道
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パウリスタ延長線戦後史1=子孫にとっての勝ち負け抗争
パウリスタ延長線戦後史1=子孫にとっての勝ち負け抗争=(2)=扇情的なモライスの著作=勝ち組子孫に大ショック残す
1946年当時の伯字紙は連日「臣道聯盟はテロ集団だ」と報じ、その悪印象が根強く残ってしまった。そのため多くの臣聯関係者がその件を心にしまい込み、きちんとした事実関係を子孫に伝えてこなかった。加えて、
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樹海
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特集
本紙主催 第58回パウリスタ・スポーツ賞=全21人の選手や功労者顕彰=サンパウロ市議会で授賞式10日に=W杯記念で呂比須氏に特別賞
ニッケイ新聞社が主催する「第58回パウリスタ・スポーツ賞」が6月10日午後、サンパウロ市議会で行われる。今回は「特別賞」の中で、来週から始まるサッカーW杯ブラジル大会開催を記念して、98年W杯フラン
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日本の水が飲みたい=広橋勝造
連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(172)
法要が終わった一時間後、境内の施設で、このお寺を紹介した西谷副会長の奥さんと娘さんが田口聖子を偲ぶ茶会を用意していた。「お茶をどうぞ。このお寺の裏庭で摘まれ、住職ご自慢のお茶です」 美味しいお茶の話
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日系社会ニュース
■訃報■「太陽堂」創業者 藤田芳郎さん
リベルダーデの日系書店「太陽堂」の創業者、藤田芳郎さんが3日午前11時ごろ、サンパウロ市のプレベント・セニオール病院で多臓器不全のため逝去した。4日にサンパウロ市モルンビー墓地で葬儀が執り行われ、同
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伯国ドラマの中のジャポネス=時代と共に変遷する役柄
ブラジル映画の中のジャポネス=時代と共に変遷する役柄=(下)=今世紀は5年に一本の割合=「思想を持つ役が増えた」
2005年に山崎千津薫監督がデビュー作の続編として作った『Gaijin -Ama me como sou』には、日本の役者や北米の日系俳優と共に出演した。その時ですら、ブラジル内に山崎監督が使いたく
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伯国ドラマの中のジャポネス=時代と共に変遷する役柄
ブラジルドラマの中のジャポネス=時代と共に変遷する役柄=(上)=唯一の日本生まれの俳優=金子謙一「パステル屋から師匠に」
「日本から来て、こちらの映画でずっと俳優をしている日本人は僕だけ」。画家の金子謙一(79、神奈川)はそんな不思議な経歴紹介をする。公開されたばかりの映画『グランデ・ビットリア』では柔道師匠役を演じた
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日本の水が飲みたい=広橋勝造
連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(160)
《(フルカワ、こんな所で何を?)》『(悪者をなんとか自首させようと皆で拝んでいるところだ)』《(その東洋の魔術師達が?)》『(魔術師ではなく仏教の牧師だ。だが、彼等だけでは力が足らず困っているところだ
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島流し物語=監獄島アンシェッタ抑留記=特別寄稿=日高徳一
島流し物語=監獄島アンシェッタ抑留記=特別寄稿=日高徳一=(12)=ブラジル人囚人の強者と格闘試合=精鋭3人が日本人の名をかけ
あの社会では何人も人を殺めたり、刑の重い者、力の有る者が上に立つのである。だから、「この際押さえて置かぬと彼等がのさばる様になるから」と話がきまり、受けて立つ事になった。 一騎当千の豪傑が10名程居ら
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日系社会ニュース
マリンガ日本公園=定礎式から8年、ついに落成=式典で官民一体を象徴=日本文化の発信基地に=「コロニアの信頼のおかげ」
【マリンガ発=小倉祐貴記者】移民百周年記念事業の一大企画だったパラナ州マリンガ市の「日本公園」が完全竣工し、12日午後2時半から同地で落成式が行われ、約千人が来場した。総敷地面積は約10万平米、半分
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