オザスコ日伯文化体育協会(ACENBO)が4日、恒例の「家族慰安大運動会」を開催した。晴天に恵まれる中、老若男女約8千人が集まり、競技を通して交流を深めた。コンチネンタル、イタペヴィ、バルエリ、コチア、ジャグアレーなど近隣の市からも参加があった。 同文協が所有する運動場は、2万8千平米とコロニア有数の広さ。同文協では全伯陸上選 ...
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樹海
先週末から公開中の映画『グランデ・ビットリア(偉大な勝利)』(ステファノ・ラピエトラ監督)を見た。もう日本ですら久しく作られていない柔道映画が、ブラジルで制作されたことに深い感慨を覚えた。「移民が伝えた東洋哲学がブラジル文化を補完する」との図式が見事に当てはまる作品だ▼父に捨てられた母子家庭の少年が、学校でケンカばかりして退学 ...
続きを読む »映画『Grande Vitoria』公開=柔道哲学で人生の夢実現へ=原作者トロンビーニさん語る=荒れた少年時代乗り越え
柔道を通した少年の成長を描いた映画『グランデ・ビットリア(Grande Vitoria、偉大な勝利)』の全国公開が8日に始まった。サンパウロ州ウバツーバ市の父親不在の貧しい家庭で苦難の幼少期を過ごすが、柔道に出会い更正していくマックス・トロンビーニさん(45)の自伝『Aprendiz de Samurai』(侍の修行、Edit ...
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映画『グランデ・ヴィットリア』の主人公マックス・トロンビーニさん。父親に見捨てられた苦い幼少期を送ったが、25歳で日系三世の女性と結婚したのを機に和解したという。息子の結婚を知った父親から連絡があり、サンパウロ市のホテルで再会を果たす。ひざまずいて謝る父親に、マックスさんは「僕はもう許している。許しを請うなら神に」と答えたとか ...
続きを読む »石井千秋さん柔道史刊行=『ブラジル柔道のパイオニア』=「リオ五輪でぜひメダルを」
「相撲史は2冊も出ているのに柔道史は一冊もないし、早稲田海外移住研以来50年の付き合いだった谷広海さんが昨年突然亡くなった。今のうちに記録を残さなきゃと思い、なんとか自費出版しました」。石井千秋さん(72、栃木)はそう切実な表情を浮かべた。この『ブラジル柔道のパイオニア』には前田光世、大河内辰夫、小川龍造、小野安一、内藤克俊、谷 ...
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ニッケイ新聞 2014年4月17日 石井千秋さんの名は、本当なら「せんしゅう」だったと『黒帯三代』(第二部1頁)に由来がある。父勇吉に赤紙が来て、1941年9月に南方へ出征した時、母が臨月で10月に生まれた。それを船上で知った父は、藤田東湖生正気詩の一節「秀でては、不二の嶽となり、巍々として千秋に聳ゆ」(日本に錘まった正大の気 ...
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ニッケイ新聞 2014年4月11日 サンパウロ市で新たなに始まった市民評議会の外国人部門(コンセーリョ・パルチシパチーヴォ)は、今後の動きが注目される。日本でも増える外国人住民の声を尊重しようと、「外国人住民代表者会議」なるものが、各地で行われている。話し合われた内容が行政等に届けられるものの、具体的に市政や行政に反映されるこ ...
続きを読む »県連ふるさと巡り=開拓古戦場に思い馳せる=パライバ平野と聖北海岸=(1)=タウバテ=突風で壊された会館直し=創立70周年目指し躍動
ニッケイ新聞 2014年3月27日 第41回県連「移民ふるさと巡り」の参加者122人(ガイドや運転手合わせ計129人)は14日午前9時に東洋街のリベルダーデ広場を出発し、4日間、リオとの間にあるパライバ平野と聖北海岸部の4日系団体と交流して回った。笠戸丸以前の安田良一や東山のピンダ農場、戦前から名を馳せた鐘ケ江農場、ノロエステ線 ...
続きを読む »『エピソードで読む世界の国』=W杯特集、山川出版が刊行
ニッケイ新聞 2014年3月27日 『2014 エピソードで読む世界の国243』(同編集委員会編、山川出版社)がこの1月末に東京で出版され、巻頭には6月から当地開催のサッカーW杯特集が組まれている。全頁カラーで262ページ。 冒頭のブラジル紹介では《ストライキの多さは『奴隷の呪い』?》《日本以外で一番『鳥居』が多い国》《『姿 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2014年2月14日 連載「リオ五輪で期待のブラジル柔道」で多くの方々に取材した中でも、10年間の無給期間含め35年以上に渡って貧困層への柔道指導に奉じる松尾三久さん(第6回)の話が印象に残った。 教室を続けるため、家族に大きな犠牲を強いてきたという。「妻は家計のためにデカセギに行かざるを得なかったし、ロクに相 ...
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