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《ブラジル》継承日本語の生き残り策とは

 サンパウロ州の聖南西地区の日本語教育は全伯で一番勢いがあると思っていたので、8日の「日本語学校運営改革を進める会」を取材してショックを受けた。あの聖南西ですら26年間で生徒が17%まで激減したのであれば、他の地区はさぞや厳しいだろう―と背筋が寒くなった▼ただし、疑問もわいた。というのは国際交流基金が実施する「海外日本語教育機関 ...

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《ブラジル》日本語学校の改革元年に=聖南西が立て直しを議論=「5年、10年で無くなるかも」

「日本語教育の未来のために協力を」と語りかける渡辺久洋会長(後姿)

 「このままだとあと5年、10年で日本語学校が無くなるかも」――そんな切実な問題意識を共有した「聖南西地区日本語学校運営改革を進める会」の第2会合が8日午前、ソロカバ文協会館で行われ、活発な議論が繰り広げられた。聖南西教育研究会の第204回定例会の中で、特別に時間をとって話し合われた。    「運営改革を進める会」発起 ...

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リオ五輪の功労者も表彰=第61回パウリスタ・スポーツ賞=19種目と特別賞23氏に=サンパウロ市議会で18日に授賞式

 ニッケイ新聞が主催する『第61回パウリスタ・スポーツ賞』が18日夜、サンパウロ市議会(Viaduto do Cha, 15, Centro)の貴賓室で行われる。戦後の運動振興を目的に始まり、昨年は60周年を迎えた。リオ五輪によって大きな関心が寄せられたスポーツ界。コロニアやブラジル社会での貢献者を、広く19種目から選出した。 ...

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「普及の苦労知ってほしい」=柔道家 山ノ内さん回想録出版

本の表紙

 パラナ州で活躍する柔道家の山ノ内誠さん(79、二世)が昨年12月、自身の回想録「メモリアス・デ・ウン・ジュードーカ 一人の柔道家の回想録」をCRV出版社から発表した。日ポ両語で全344ページ。  山ノ内さんは1938年9月25日にローランジャ市で生まれた。1953年からサンパウロ市で柔道を練習しはじめ、1955年に黒帯を取った ...

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新日鉄がミナスで柔道交流=銅メダリスト=西山さん3都市で指導=楽しさや技伝え、継続視野に

真剣な表情で指導する西山さん

 【ベロ・オリゾンテ発=小倉祐貴記者】2012年ロンドン五輪の柔道男子90キロ級銅メダリスト、西山将士さん(31、山口)が12日からブラジルを訪れ、ミナス・ジェライス州3都市で柔道指導を行なった。競技を通じた地域交流を目的として、西山さんが勤務する新日鉄住金が実施した。現地ロータリークラブなどとも懇談した西山さんは、「子どもたち ...

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パラ・パンアメリカン・ユース大会、サンパウロで開催=南北アメリカ大陸全20カ国から800人の選手たちが集う

東京パラリンピックを目指す若いパラリンピックアスリートが、サンパウロで躍動する(昨年のリオ・パラリンピックより、Tomaz Silva/Agencia Brasil)

 20日よりサンパウロ市で、第4回パラ・パンアメリカン・ユース大会が開幕した。これは南北アメリカ大陸諸国の、21歳以下の障がい者スポーツ大会だ。  20カ国から、13歳から20歳までの障がい者スポーツの選手たち800人が集う同大会は25日まで行われる。  同大会組織委員会ディレクターのエジウソン・アウヴェス氏は、「この大会は今年 ...

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柔道・西山将士さん再来伯=新日鉄住金が地域交流で

昨年も来伯し熱心な指導を行なった西山さん

 2012年ロンドン五輪の柔道男子90キロ級銅メダリスト、西山将士さん(31、山口)が12日から6日間、指導やスポーツ交流のためブラジル・ミナス州などを訪れる。昨年11月には、東京都などによるスポーツ振興事業で滞在していた。今回は所属先の新日鉄住金による派遣。  西山さんは昨年1月に現役を引退し、同社に勤務している。多忙な営業職 ...

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中古の運動用具をブラジル人児童へ=福田さん、一念発起で寄付活動

柔道場で寄贈品を受け取った子らと記念撮影する福田さん(提供写真)

 「貧しい子どもにスポーツを思いきり楽しんでもらいたい」。そんな熱意を胸に、『日伯スポーツ振興プロジェクト』を立ち上げた福田雄基さん(25、千葉)が1日に来伯し、日本で集めた中古の運動用具を直接ブラジル人児童らに手渡した。  昨年のリオ五輪で初来伯したことが、この活動のきっかけとなった。「ファベーラの子どもは靴も履くことができな ...

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クリチバ=在外公館長表彰を実施=日伯友好に貢献した7人に

受賞者らと池田総領事(前列中央)

 在クリチバ総領事館は2月3日、総領事公邸で在外公館長表彰受賞式を実施し、日伯の相互理解、友好親善に寄与したパラナ州の7人が表彰された。表彰者の家族ら約35人が出席し祝った。  今年受賞したのはパラナ病院理事長の大川三男さん(74、二世)、大山学園校長の大山多恵子さん(80、愛知)、元バンデイランテス文化体育協会会長の落合州雄さ ...

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大耳小耳

 青森県弘前市とブラジル視覚障害者スポーツ連盟は、先月31日、20年東京五輪・パラリンピックの際に、ブラジルの障害者柔道チームの事前合宿を行うための協議を始める覚書に調印した。弘前市は、ブラジルに柔術を広めた故・前田光世(コンデ・コマ)の出身地。その縁から、同市が働きかけて実現したという。正式に決まれば、今夏にも強化合宿が行われ ...

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