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格差 関連記事

ブラジルの人間開発指数が上昇=国連開発計画も高評価=順位は依然85位だが=現政権での改善は減速か

ニッケイ新聞 2013年3月16日  国連開発計画(UNDP)が14日に2013年の人間開発報告書(HDI)を発表し、ブラジルは1990〜2012年の20年余りで最も状況が改善された国の一つと賞賛したと15日付伯字紙が報じた。ブラジルの順位は187の国と地域中85位で前年と同じだが、社会政策などが評価され、台頭著しい南の国の一つ ...

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USP文学部=増える日本人留学生=ゼロから数年で15人へ=上智、神奈川、阪大など

ニッケイ新聞 2013年3月12日  ここ2、3年でサンパウロ総合大学(USP)の哲学文学人間科学部への日本人留学生が増えており、107人中13人と一割以上を占めるまでになった。10年前には「ほぼゼロ」だった状況から比べれば急激な増加だ。森幸一教授は「韓国人留学生も6人、中国マカオ大からも3、4人来るようになった。アジア勢が急激 ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2013年3月9日  中国の全人代(国会)が開幕し、「習—李体制」がいよいよ始まる。温首相は「海洋強国の建設」を高らかに唱え、一人っ子政策の見直しに言及するなど威勢がいい。おっと忘れるところだったけれども、国防費予算の10%超増加もきちんと計上している。「海洋強国」は東と南シナ海で比、ベトナムと領土紛争を引き起こし ...

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大サンパウロ市圏=女性就労率は56・1%=給与の格差わずかに縮小

ニッケイ新聞 2013年3月7日  国際婦人デーの8日を前に、労組間社会経済調査・統計所が、12年の大サンパウロ市圏での女性の就労率は56・1%で、男性との所得格差も若干縮小と発表と6日付各紙サイトが報じた。  10歳以上の女性が仕事に就く割合は、08年の56・4%が最高で、国際的な金融危機後の09年には55・9%に低下。景気回 ...

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ブラジル文学に登場する日系人像を探る 6—ジョセフ・M・ルイテン「ブラジルのコルデル文学」—民衆本にうたわれる日系人=中田みちよ=第2回

ニッケイ新聞 2013年3月5日  1920〜30年にかけての時期に、ブラジルでコルデルがもっとも隆盛だったといわれます。とりわけ北部や北東部がさかんでした。その当時、一番の交通手段は舟で、すべての大きな港に、小冊子が搬入され、そこから内陸部の各都市に出回りました。  コルデル作家としての第一人者はレアンドロ・ゴメス・デ・バーロ ...

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失業率=過去最低の5・5%=経済成長停滞期の最中に=家族収入増が求職減らす?

ニッケイ新聞 2013年2月2日付け  2012年の失業率が2003年以降の10年で最低となる一方、平均給与は2004年以来最高となったことがわかった。1日付伯字紙が報じている。  12年の国内総生産(GDP)の成長が約1%と低調に終わったにも関わらず、失業率は減少を続けている。地理統計院(IBGE)の発表によると、2003年は ...

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ガソリン代遂に値上げ=ディーゼルも足並み揃え=ペトロブラスやっと一息

ニッケイ新聞 2013年1月31日付け  ガソリンとディーゼルの出口価格が30日午前0時から6・6%と5・4%値上がりし、消費者も値上げを実感と30日付伯字紙が報じた。  ギド・マンテガ財相が休暇から戻ったら即刻発表と思われていた燃料価格の調整は、電気料金の値下げ発表から一呼吸置き、当初の予想より1週間遅れで発表された。  今回 ...

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フォーメ・ゼロから10年=忘れられさびれる町=支援止まれば生きられぬ=貧困撲滅の道はまだ遠い

ニッケイ新聞 2013年1月15日付け  労働者党(PT)政権発足の03年、ルーラ前大統領の選挙公約であった〃フォーメ(飢餓)・ゼロ〃のプログラム立ち上げ宣言の場に選ばれたピアウイ州グアリーバスは、10年後の今も、忘れ去られ、さびれた町のままと13日付エスタード紙が報じた。  03年2月、〃フォーメ・ゼロ〃のプログラム立ち上げ宣 ...

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グアルジャー=正当防衛で3回も刺す?=7レアルの価格差でもめ

ニッケイ新聞 2013年1月5日付け  サンパウロ州海岸部グアルジャーの食堂で、定食の値段と請求価格の違いが原因で口論になり、顧客が刺殺される事件があったが、警察に出頭した加害者の店主親子が正当防衛を主張していることがわかった。4日付伯字紙が報じている。  事件は12月31日、グアルジャーのシュハスカリア「カーザ・グランデ」で起 ...

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黒人イヤーを振り返る=依然として残る社会格差=意識高揚の日も10回目

ニッケイ新聞 2013年1月1日付け  米国ではオバマ大統領再選、ブラジルではジョアキン・バルボーザ氏が黒人初の最高裁判所長官に就任、黒人歌手の活躍も目立つなど、「黒人イヤー(活躍年)」と呼べる2012年が終わった印象だが、実際は殺人被害増加などの社会格差は歴然と残っているようだ。バルボーザ氏が国民的アイドルに  2012年にブ ...

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