ニッケイ新聞 2012年9月6日付け 南米南部共同市場(メルコスール)は当初、ブラジル及びアルゼンチンの提唱により始まり、それにウルグァイとパラグァイが加わって創設された。つまりラプラタ流域4カ国に限定された共同市場開発協定である。いわゆるこのアスンシォン条約は、1991年3月26日にカルロス・メネン(亜国)、F・コロル・デ・ ...
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依然大きいブラジルの社会格差=ラ米4位に降格するも=ファヴェーラ住民28%=上位10市に国内5市?
ニッケイ新聞 2012年8月23日付け 国際連合人間居住計画(国連ハビタット)が21日、カリブ諸国も含むラ米では人口の8割が市街化地域に住んでおり、ブラジルはラ米で4番目に社会格差の大きな国との発表と22日付伯字紙が報じた。 ブラジルの社会格差の大きさは国際的に知られ、所得分配の平等さを0から1で表す(1が最善)ジニ係数は2 ...
続きを読む »留年減で小学過程の評価上昇=高校過程では伸び悩み=政府カリキュラム見直しか=サンパウロ州立校は小・中が停滞
ニッケイ新聞 2012年8月16日付け 教育省が14日、11年の基礎教育開発指数(Ideb)は、小学過程が09年より0・4高く期待以上の5、中学過程も0・3高い4・7だったが、高校過程は期待以下の0・2高い4・1で終り、カリキュラムの見直し検討を発表と15日付伯字紙が報じた。 Idebは5年生と9年生、高校3年生の学力を〃プ ...
続きを読む »IT技術の普及に格差=先進国並みのモエマ地区=一部地域はほとんど無縁
ニッケイ新聞 2012年8月4日付け ブラジルの人々の固定電話や携帯電話、インターネットの使用度は世界平均並みだが、アクセスできる程度は地域格差大と1日付伯字紙が報じた。 ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)がギャロップ調査と2010年の地理統計院(IBGE)による国勢調査の結果を分析した結果、ブラジルでは、15歳以上の人の ...
続きを読む »サンパウロ州医学生に検定義務化=不合格者でも開業は可能
ニッケイ新聞 2012年7月26日付け サンパウロ州の医学生は最終学年にサンパウロ州地方医師協議会(Cremesp)が行う試験を受ける事が今年から義務化されると、24、25日付エスタード紙が報じた。 医師としての基礎知識を習得しているか否かを判定するための試験は7年前に導入されたが、受験は任意で、サンパウロ総合大学(USP) ...
続きを読む »メキシコ大統領にニエト氏=PRI12年ぶり政権奪還=現政権の麻薬対策不信が勝因=女性票の強さも決め手に
ニッケイ新聞 2012年7月3日付け メキシコの大統領選挙が1日に行われ、制度的革命党(PRI)のエンリケ・ペーニャ・ニエト候補(45)が当選を果した。2日付伯字紙が報じている。 今回の選挙には4人が立候補したが、実質は、フェリペ・カルデロン大統領が率いる右派の国民行動党(PAN)所属でカルデロン政権の教育相だったホセフィナ ...
続きを読む »政府が84億レの景気刺激策=公的投資に期待かける=効果の程には早くも疑問=外因はね帰す決め手無し
ニッケイ新聞 2012年6月29日付け ジウマ政権が27日、企業投資向けの長期融資の金利引下げやトラックなどの装備充実を盛り込んだ景気刺激策を発表したが、専門家の間からは早くもその効果の程に疑問の声が出ていると28日付伯字紙が報じた。 〃装備のPAC(経済活性化計画)〃と銘打った景気刺激策は、トラックや重機器類の購入などで製 ...
続きを読む »リオ+20=193カ国の代表が集まる=「声明文は合意の実」=批判の声にジウマが応酬=次世代の未来はいかに?
ニッケイ新聞 2012年6月22日付け 「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」の首脳会議が20日に始まった。ジウマ大統領は開会式での演説で、「この会議は経済危機などで大変な時だからこそ持つべきで、19日未明にまとまった『声明文は合意の実』」と主張したと21日付伯字紙が報じた。 世界193カ国の代表が集まるリオ+20首脳会議 ...
続きを読む »公務員給与=下院委員会が改定案承認=給与上限を大幅に緩める=リオ+20の隙を狙って
ニッケイ新聞 2012年6月22日付け 下院の特別委員会が20日、連邦政府、州、市の公務員の給与の上限決定権に関する憲法改正案を承認した。21日付伯字紙が報じている。 この改正案は民主運動党(PMDB)のマウロ・ロペス下院議員によって提案されたもので、特別委員会は6月10日に設置され、これが2回目の審議だった。 公務員の給 ...
続きを読む »中村 勉の時事評論=イビウナ庵便り=70億市場を相手に=企業にも新しい波
ニッケイ新聞 2012年5月30日付け 20年前のブラキチ達(ブラジル狂)は、ブラジル情報が少ない(特に日本に於いて)ことを嘆いたものだった。一筋縄ではいかないブラジルが何故か好きで、専門家の解説や分析を求め、少ない情報を分かち合った。今や、ブラジル情報は世界に(日本でも)溢れ、事情を知ろうと思えば、事欠かない。このような日が ...
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