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格差 関連記事

米財務長官、伯を公式訪問=格差の是正必要=税制と労働法の簡素化を=経済危機も克服可能

2007年7月25日付け  【ヴェージャ誌二〇一七号】ヘンリー・ポールソン米財務長官は、ウォール・ストリートの大手ゴールドマン・サックス投資銀行頭取を辞してブッシュ政権へ入閣した。同長官は十日、ブラジルを公式訪問してルーラ大統領らと会い、ブラジル発展の鍵は社会格差の是正であると強調した。富の偏在是正が円滑な富の流通につながり、多 ...

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中国より愛をこめて=伯にアドバイス=所得格差なくし教育に投資=外資に頼りすぎるな

2007年7月11日付け  【ヴェージャ誌二〇一五号】中国でラテンアメリカ経済を研究するジアン・シーシュー教授は、ブラジル人は中国に対し不平を言うのを止め、競争を挑むのもお門違いだと忠告した。世界各国の経済発展には、大きく二つの行き方がある。ブラジルは中国と同じように所得格差の大きい国であるが、この格差を減らして資金を捻出し、教 ...

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途上国の炭酸ガス排出倍増=国連=過去15年間に=中南米の森林伐採も原因=15年の目標達成は困難

2007年7月3日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】国連は一日、過去十五年間に発展途上国の炭酸ガス排出量が倍増して先進国と同水準に達し、ブラジルなどラテン・アメリカの森林伐採が原因のひとつであるとする報告書を発表した。近年は森林伐採の阻止に努力を払っているものの、緑地帯の確保目標には達していないという。途上国の森林地帯 ...

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『のうそん』第223号

2007年6月16日付け  『のうそん』二二三号が発行された。内容は、時事・教育改革と空の混乱(入井久司)、小説「星は輝いた」、世界自転車一人旅「エクアドルとペルーの旅」(辻義基)、小説「和やかな炊煙」(松村まさゆき)、橘木俊詔著『格差社会・何が問題なのか』紹介、日本語小教室「敬語について」など。問い合わせは日伯農村文化振興会( ...

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左翼改革ゆっくり進行中=PT・PSDB連立も?

2007年6月13日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙五月二十日】リオデジャネイロ連邦大学のダニエル・A・レイス歴史学教授が、ブラジルはルーラ大統領の再選後灰色の霧に包まれ、野党は骨抜きのロボットと化し、思想的な真空地帯となって迷走中と評した。  国民の圧倒的支持を得て続投が決まったルーラ大統領(労働者党=PT)は、伝統的左 ...

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世界平和指数ランク83位=不本意ながら米国は上回る

2007年6月9日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙五月三十一日】世界平和指数ランキングで、ブラジルは一二一カ国中八三位に位置する不本意な結果となった。  英国のコンサルタント会社のエコノミック・インテリジェンスが三十日に発表したもので、様々な観点からその国の平和度を指数で表わしたもの。統計は二四項目の基本指数から成り立ち、 ...

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インフレ抑制こそすべて=中銀総裁、語る=損より益が遥かに多い=為替率に目標はなし

2007年5月30日付け  【ヴェージャ誌二〇〇七号】中央銀行のエンリッケ・メイレーレス総裁はルーラ政権の発足以来、現職を貫いた唯一人の閣僚扱い政府高官である。歴代総裁では、在職四年五カ月で第三番目の長命総裁となる。政界と財界は諸手を挙げて通貨政策とインフレ政策の手腕を評価した。就任当初のインフレ二〇%は現在、四%で落ち着いてい ...

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右も左もキリストの道外れ=法王、訪伯終える=道徳再興訴え、聖職者に発破=政治の専制的傾向懸念

2007年5月15日付け  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十四日】ベネディクト十六世は十三日、アパレシーダ市で開催された第五回ラテン・アメリカ司教者会議で、資本主義もマルクス主義も私腹を肥やすことに狂奔し、キリストの道から外れたと訴え、訪伯の旅を締めくくった。両主義とも理想社会を約束したが、偽りの思想に過ぎなかった。資本主義は人 ...

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若者の生活環境が改善=殺人の犠牲者も減少=中等教育機関への進学率上昇

2007年5月11日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】サンパウロ市内での若者の生活環境は過去数年で、理想には程遠いものの改善の兆しを見せている。  州データ分析システム(SEADE)が二〇〇〇年から〇五年のデータをとりまとめたもので、殺人による死亡率、中等教育への進学率、不登校率、未成年者の出産などを基に若者の迫害指数 ...

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中絶問題めぐり政教対立=妊婦救命が先決=道徳の退廃と国家の衰運=法王とは議論せず

2007年5月10日付け  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙九日】ローマ法王ベネディクト十六世の来伯を控えルーラ大統領とテンポロン保健相、フレイレ女性問題相は八日、妊娠中絶は公衆衛生の問題であり、好んで行うものではない考えを示した。妊婦救命が目的であり、中絶で女性を咎めるものではないとする声明を発表した。保健相は、中絶反対をカトリ ...

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