ホーム | 格差 関連記事 (ページ 44)

格差 関連記事

学生の半数以上が留年=小学1年生から始まる=北東部では中等の70%にも

2006年12月22日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】全国の学生の半数以上が、本業を終業すべき年齢を過ぎても留年しているという学業の遅れが明らかになった。  ブラジルの教育制度は初等(八年)中等(三年)、高等(大学)となっており、十五歳から十七歳の中等教育では五五%の生徒が留年している。中等に入って学業の遅れがと ...

続きを読む »

伯は大国への道を歩む=ロックフェラー氏語る=インフラと教育に投資を=富豪は資本主義に必要

2006年12月20日付け  【ヴェージャ誌一九八四号】銀行家ダヴィ・ロックフェラー氏が、ブラジルへ注ぐ情熱をヴェージャ誌記者に語った。同氏は現在九十一歳、スタンダード・オイルを興した富豪ジョン・ロックフェラーの孫に当たる。同氏が経営するチェース・マンハッタン銀行は、ブラジルが抱える債務の筆頭債権者でもある。ブラジル政府が借金で ...

続きを読む »

幸福とオカネの方程式=混乱する価値観=一定水準超えれば無関係=目的忘れ、手段に拘泥

2006年12月13日付け  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十一月二十七日】幸福論についてオカネと優雅な生活の関係を経済学者のエドアルド・G・フォンセッカ教授に聞いた。オカネが幸福をもたらすのは、ある一定水準までである。それ以上は、幸福とオカネは無関係である。低開発国で各世帯の所得向上が家族に幸福感をもたらすのは、年間所得平均一 ...

続きを読む »

少数政党障壁を撤廃へ=最高裁、違憲と判断=補助金交付など認める

2006年12月9日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】連邦最高裁判所は七日、政党間の格差による規制、いわゆる少数政党障壁を徴廃することを決定した。この決定は今年十月の統一選挙前にさかのぼって実効となる。  少数政党障壁は一九九五年に制定された法律で、少数政党の活動が限定され、政党への補助交付金も差別され、選挙では大政党 ...

続きを読む »

コラム 樹海

2006年12月9日付け  12月8日は「 八会」であり、禅宗では12月1日から 八接心と称しほとんど不眠不休で坐禅に打ち込む。この厳しい修行は8日朝まで続き、この日になってやっと昆布や串柿などを混ぜた五味粥にありつけるのだそうな。釈迦が8日早朝に悟りに達したという伝えを尊ぶ法会だが、禅寺の僧堂も接心に懸命な僧らの只管打坐に―静 ...

続きを読む »

悠々自適の老後は遠く=子や孫の家計支える=生活難で親元に転がり同居=平均寿命は71・9歳

2006年12月8日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】過去十年間で六十五歳以上の高齢者が年金などで家計を支えているケースが急増している。ブラジル地理統計院(IBGE)が毎年行う平均寿命の調査に加え、初めての試みとなる高齢者の生活形態の調査で明らかとなった。それによると二〇〇〇年までの過去十年間で、高齢者が家計を支えたり ...

続きを読む »

お買い上げ平均95レアル

2006年12月8日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】英国の調査機関の調べによると、英国人女性は年間で三〇一回買い物に出掛け、それに費やす時間は三九九時間四六分だという。これを一日八時間労働に換算すると、六十三歳の女性は商店内に三一四八時間居たことになり、八年半分相当となる。  調査は様々な階層の女性三〇〇〇人を対象に ...

続きを読む »

東西南北

2006年12月5日付け  野党と与党上院議員までが、二〇〇六年度補正議会予算が執行されなければ、予算基本法と〇七年度予算案に賛成しないと政府に圧力をかけている。〇六年度は議員の要求した予算の三三・一%しか政府は承認せず、与野党間の差は三倍に上る。最も多く予算が承認されたのはブラジル共産党で、次に労働者党。      ◎  九六 ...

続きを読む »

南米アフリカ首脳会議閉幕=安保理改革で合意=南アなど主要国代表欠席=「徒労」とマスコミ叩く

2006年12月2日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙十二月一日】ナイジェリアのアブジャで開催された南米アフリカ首脳会議に出席したルーラ大統領は三十日、徒労だとの批判を浴びながら帰国した。アフリカ大陸やアラブ諸国への接近を図ろうとした政府の外交政策は、野党やマスコミから、国連安保理の常任理事国入りや世界貿易機関(WTO)の轍 ...

続きを読む »

3%台のGDP成長は困難=第3四半期は0・5%=BRICS他国と大差つく

2006年12月2日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】経済成長の鈍足化により、政府筋はGDP(国内総生産)成長の予測の下方修正を余儀なくされている。年初の予想は強気で、四・五%としていたものの、複数回の下方修正でこれまで三・二%と設定されていた。しかしここに来て三%の維持も困難だとの見方が大勢を占めている。  金融界で ...

続きを読む »