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格差 関連記事

コラム オーリャ!

 「反面教師」という言葉がある。酒飲みの親の酔態の数々をみて育った息子が、成人してから、酒を一切見向きもしない―などが、その一例である。  グァタパラ移住地のJATAKセンターの秋山利良元所長が、移住地の農家に中国訪問をすすめている。秋山さんはたびたび中国を訪問し、農村の実態を見るようだ。農村の生産力の低下、貧困、都市部の富裕層 ...

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大統領支持わずかに回復=対立候補の地元サンパウロ州で=巧みな政府宣伝が奏功か

2006年5月5日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】十月に行われる大統領選挙で、すでに出馬を表明しているアウキミン前サンパウロ州知事(ブラジル民主社会党=PSDB)と、出馬を前提としたルーラ大統領(労働者党=PT)との現在の仮想選挙で、大統領の支持率が上昇し、前知事にわずかながら迫っている。  IBOPEがサンパウロ ...

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10年で貧富の格差縮小=農村地帯の所得向上顕著

2006年5月5日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】ブラジル国民の貧富の格差は、一九八一年から一九八九年の八〇年代には急激に拡大したが、二〇〇四年では未だ充分と言えないまでも差を縮めた。  世銀が各国の国勢調査を基に分析するもので、格差ゼロから最高一・〇まで指数をランクづけしている。それによるとブラジルでは一九八 ...

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喜んだのは金融市場だけ=社会政策を犠牲にした大統領

2006年5月3日(水)  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙四月七日】ノーベル経済学受賞者のジョセフ・スチグリッツ博士が、多くの点で似ているとルーラ大統領とメジシ大統領を比較した。軍政時代に奇跡の経済成長を演出したメジシ大統領が、経済は順調なのに国民は困苦にあえいでいると嘆いた。現在も似たような状態にある。  同博士はワシントンの ...

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いびつな社会保障構造=年金支給でも大きな格差

2006年4月25日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】年金支給総額の三四%を受給者の下位六〇%が受け取る一方、同じく三四%を上位一〇%が占めるといういびつな社会保障の構造が、経済調査院(Fipe)の調査で明らかとなった。  また、社会保障院(INSS)の年金受給者と公務員の年間平均支給額の差もほぼ五倍と大きいこと ...

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世界企業環境ランク45位=中南米諸国は軒並み下がる

2006年3月29日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】世界の企業環境ランキングで二〇〇一年から二〇〇五年までの期間に、ブラジルはそれまでの四十二位から四十五位へとランキングを下げた。ランキングの位置付けは九十項目からなり政治や経済成長などが主要項目となっている。  トップはデンマークで二〇〇六年から二〇一〇年の期 ...

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25年=交流協会生コロニアと共に=OB編2=連載(7)=すでに人生に組込まれた「軸」=神戸さん「日本は息苦しかった」

2006年3月2日(木)  第六期生として渡伯し、以来、交流協会の活動に尽力してきた神戸保さん(41、愛知県出身)。研修終了後、一旦帰国。その後、すぐにブラジルに戻り事務局を手伝い始めた。「二十四歳だったでしょ。次来る研修生らと飲んでただけよ。楽しかった」と笑うが、「協会にだんだんはまっていった。仲間もできたしね」と現在までブラ ...

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忘れられた概念、純資産=耐久年数の再評価を=消費の美徳は富の再分配に逆行=次世代にツケ残す指導者階級

2006年2月22日(水)  【ヴェージャ誌一九四三号】ハーバード大学経営学部のカニッツ教授は、近代経済学が純資産という概念を忘れていると訴えた。企業の経営力を計るうえで、純資産は重要な尺度であるが、会計士も税理士も興味を示さないという。国力を計るには、一年間に生産した物とサービスの国内総生産(GDP)を物差しに使う。生産したも ...

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負けるなブラジル=中国、インドは不敗選手ではない

2006年2月22日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ベストセラー「世界は板状」の著者トマス・フレドマン氏が、現在の情勢は十の力が影響を及ぼしているという。一はベルリンの壁崩壊。二は光ファイバーの出現。三はインターネット。四はプロバイダー。五はソフトウエア。六はコード・システム。七は国境を越えた下請け制度。八はオフシ ...

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岐阜県=デカセギ子弟教育に本腰=調査団を派遣し実状視察=外国人児童生徒連絡協議会発足へ=県人会も全面協力誓う

2006年2月17日(金)  デカセギ子弟の教育に関して、県レベルで真剣に取り組む動きが岐阜で出てきた。一般的に義務教育は市町村単位で行われるため、県レベルが動くことは全国的に珍しいという。十四日朝来伯した岐阜県ブラジル教育調査団(宇野秀宣団長)三人は、四校を視察するなど精力的にスケジュールをこなした。十五日午後、岐阜県人会では ...

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