2005年12月02日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】全国の都市別での自然死以外の死亡率(殺人や原因不明の銃器による死亡)が高いことから、サンパウロ市とリオデジャネイロ市は依然としてトップと二位に位置しているものの、減少傾向を示すとともに、グアルーリョス市などのサンパウロ州三市が十位以内から姿を消して、州内の防 ...
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加速する女性の職場進出=悪条件に負けず男性超える活躍
2005年12月02日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】女性の社会進出が急速に進み社会経済にも大きく貢献している。多数の分野で男性の活躍を上回り、上回らない分野では格差が縮まっている状態となり、まさにウーマンパワーを全開させている。 ブラジル地理統計院(IEGE)が昨年の女性活動状況をとりまとめたもので、昨年の ...
続きを読む »東西南北
2005年11月30日(水) 家族一人当たりの所得が一一五レアル以下の貧困層の人口比が二〇〇四年に二五・〇八%と前年比で八%低下し、九二年以来最低のレベルに達したことがジェトゥーリオ・ヴァルガス財団の調査で明らかとなった。最富裕層一〇%の占める所得比も九三年の四八・四%から〇四年に四四・七%へと低下、わずかながらも格差は縮まっ ...
続きを読む »白人と黒人の断層深く=国連、黒人白書発表=生活水準で世界60ランクの差=残された奴隷時代の遺物
2005年11月25日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】ブラジル国内の白人と黒人(黒人との混血を含む)の生活と地位の格差が広まる一方で、この差別の改善がされない限り、世界の国民地位の目安とされている人間開発指数(HDI)の向上は望めず、ブラジルは低開発国並みの水準に甘えることになると指摘されている。十一月二十日の「 ...
続きを読む »多国籍機関がネット管理=国連会合でブラジル強く支持
2005年11月17日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】各国政府代表者や非政府団体(NGO)が参加し、チュニジアのチュニスで十六日から十八日まで開催される国連情報社会会合では、インターネットのあり方が議題の中心となりそうだ。 同会合は先進国と開発途上国や貧困国の間に横たわるデジタル格差の縮小を目的とする。十三日か ...
続きを読む »コラム 樹海
ブラジルから日本に出稼ぎに行っている若い人たちの犯罪が話題になっているが、フランスの移民暴動はすごい。警察に追われ変電所に逃げた移民の子が感電死したのを契機として始まった騒ぎは瞬く間に全国に広がり車への放火が4000台を超えた。政府は非常事態宣言を宣言し鎮圧に力を入れているが、暴動の根は深く直ぐには治まりそうにもない▼仏の人口 ...
続きを読む »先進国の農業補助金廃止を=途上国の貧困助長と国連警告
2005年11月9日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十月七日】国連人材育成機関は六日、二〇〇五年人材白書を発表した。日本や欧米の先進国は途上国の貧困削減のため農産物の円滑な国際貿易を促進し、農業補助金制度を廃止するよう白書は呼びかけている。 同白書は先進国が年間一〇億ドルを農業補助金に費やして、途上国の農業生産者を窮地 ...
続きを読む »古里はいい!――滋賀県人会――県議団迎え熱い会合=県人会有志「町村合併しないでほしい」=滝県議「県費留学生復活させる」
2005年11月9日(水) ブラジル・アルゼンチンの現状視察を目的に先月三十一日に来伯、九日に帰国した南米地方行政視察団(黒川治団長、滋賀県議会議員)の滋賀県議会議員三人と滋賀県人会(山田康夫会長)との交流会が六日、午後十二時から同会館で行われた。同県出身の西林喜久子総領事夫人も総領事とともに出席。会場には約五十人が参加し、黒 ...
続きを読む »扶助金よりもチャンス=縮まらない所得格差=税制と教育制度の改革を=上流階級の特権なくせ
2005年11月9日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙九月二十一日】国際復興開発銀行(BIRD・別名世界銀行)は二十日、所得格差が益々拡大するブラジル社会の不名誉なメカニズムを公表した。報告書は同メカニズムを「不公平な罠」と題した。ブラジルは所得格差で南米のチャンピオンだし、所得格差を拡大する数々の材料が揃った国とした。ブ ...
続きを読む »広がる「ファット運動」=劣等感捨て、社会の表舞台へ
2005年10月28日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】女性がこの世にいる限りダイエット産業は衰退しないと言われるほど女性の美への探求は尽きない。こうした中、生まれながらの肥満タイプは人一倍涙ぐましいダイエットに励んで一時的に成功しても、短期間で元の体型に戻るケースが多い。こうした人々はコンプレックスに見舞われ、 ...
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