5月4日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】ルーラ大統領は一日、サンベルナルド・ド・カンポ市の教会でメーデーのミサに出席し、ネルソン・ウエストラップ司教から失業対策に関し「債権者は待てるが、失業者は待てない」とする苦言を賜った。続いてデッシオ・グルッピ司祭が外債の決済を後回しにして雇用創出を優先、労働者に必要な仕事と収 ...
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ブラジルが「今、熱い」=英国紙、特集記事で紹介
5月01日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】イギリスの伝統紙『ザ・サンデー・タイムズ』は、付録誌『スタイル』の特集記事でブラジルを「今、最も熱い」と紹介した。 「形成手術からモーテルまでー世界で最も熱い国のガイド」と題したこの記事は、イパネマ海岸の写真を掲載、「シダーデ・デ・デウス」や「カランジルー」など国際的に ...
続きを読む »IMF世界経済白書 ブラジル経済は不安定=過重債務が足かせ=公共債務、GDPの78%=借金に化けたインフレ
4月23日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十二日】国際通貨基金(IMF)は二十一日、年次総会で世界経済白書を発表した。世界の平均成長率は四・六%で、〇〇年以来の好調だという。しかし、ブラジルは〇四、〇五年とも僅か三・五%程度の成長率に留まり、しかも不安定であると推定。メルコスル加盟国の経済成長率は年平均で〇四年が四%、 ...
続きを読む »日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から=(6)=渡米者の層が変わった=NYに30万人が集中
4月13日(火) アメリカ合衆国ニューヨーク市は、祖国を離れて海外に暮らすブラジル人の多くが集中する。約三十万人が夢、人生の好機、仕事を求めて、この街にやって来た。三年間、アメリカへ移住したブラジル人七百人を調査、今年三月、著書「ブラジル・フォーラ・デ・シ(ブラジルの外のブラジル)」で結果を報告するサンパウロ総合大学(USP) ...
続きを読む »日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から=(5)=人の流出、政治面からも=南北両半球、格差大きく
4月9日(金) ◆移住の政治的理由◆ 満場のマラカナン・スタジアム――。この人数は毎年、ブラジルを後にする労働者の数と一致する。ここ五年間で海外移住者数は三三%増加、現在、二百万人以上のブラジル人が海外で暮らしていると、ブラジル外務省は発表している。 ただし、祖国を見捨てて海外に飛び立つ目的が、いつもお金とは限らない。サン ...
続きを読む »日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から(4)=治安、地域によって大差=米国、大都市は魅力ない
4月8日(木) ◆短期が長期へ◆ ブラジルの不安定な経済と失業率は、人々に海外へ住む欲望を起こさせる。セルジオ・ペサーニャさん(二七)とダニエレ・レヴィコヴィッツさん(二六)夫婦は二〇〇三年五月、故郷チオ・サンを後にして、アメリカへと向かった。「きっかけは、僕がダラスの新聞社で働くための紹介状を手にした途端、妻と二人して失業 ...
続きを読む »日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から=(3)=カナダへ移民7千人=高い税金、生活費が悩み
4月7日(水) ◆極寒の地で◆ 二年余り前、ヴェリジアーナ・モンテイロ・ステックさん(二七)は、カナダへ旅立とうと決意した。トロント市に住んでいた当時の恋人で、現在の夫のもとへ、ブラジリアから転がり込んだ。「自分が成長するような新たな目的が欲しかった。仕事に疲れていたし、カナダはすべての扉が開かれているような気がしていた」と ...
続きを読む »日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から=(2)=永住権の取得難しい=イタリア、職求め長期滞在
4月6日(火) ◆先祖の国◆ イタリアもポルトガル同様、かつてはブラジルに労働力を送り込み、今は、後に倍の数の親族を呼び寄せる伊系ブラジル人を受け入れている。在ローマ・ブラジル総領事館のマリア・エジレウザ・フォンテネーレ氏によると、約六万人のブラジル人がイタリアに住んでいるらしい。 ラテン系の文化に生活を助けられるが、その国 ...
続きを読む »日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から=(1)=ポルトガルは親戚だが必ずしも歓迎しない
4月3日(土) 一九九一年、日本で創刊され、現在、葡語版六万部、西語版二・五万部の発行数を誇る週刊紙インターナショナル・プレス(村永卓也代表取締役)。愛知、静岡、群馬などデカセギ労働者が多く居住する地域に支局を置き、日本、ブラジルをはじめ世界の時事ニュース、デカセギの実態など在日ブラジル人らが抱える様々な問題を提起している。デ ...
続きを読む »神経系統の男女の違い研究=情感などに格差存在
4月1日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十八日】国立サンパウロ医大神経科のパウロ・ベルトロッチ教授は、神経系統の特性を男女別に研究した。例えば同じ頭痛でも、炎症を起こす脳細胞は男女で異なる。女性なら情感を司る脳細胞で、男性は分析を司る脳細胞だ。 男女の視線も異なる。女性は感情に対し敏感で、表現も豊かだ。男性は感情よりも ...
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