ホーム | 格差 関連記事 (ページ 6)

格差 関連記事

《ブラジル》10年間で死者が25%増加=医療の発達や高齢化を反映

 ブラジル地理統計院(IBGE)が14日、2016年の死者数は127万898人で、2006年の101万9393人と比べると24・7%増えたと発表したと14、15日付現地紙・サイトが報じた。  IBGEによると、1976年は死者全体の27・8%を占めていた1歳未満の子供の死者と、34・7%に及んだ5歳未満の子供の死者は、2016年 ...

続きを読む »

《ブラジルの教育》公立の小学3年生の半数が、読み書き計算能力不十分=目立つ南北間の地域格差

今年5月に大統領公邸を訪問した児童、生徒たち(参考画像・Alan Santos/PR)

 昨年行われた国家識字率調査によると、公立の初等教育校に通う3年生の生徒の半数以上が、読み書き、計算のレベルが不十分で、書き取りの能力に関しては、3分の1以上が授業についていけていないと言う事が分かった。  これは、ブラジル教育省が2016年に行った調査結果の一部を25日に事前公表したことで分かった。調査では、母国語(ポルトガル ...

続きを読む »

サンパウロ市の中に凝縮される格差=平均寿命の差は24年も

 レジ・ノッサ・サンパウロが24日、サンパウロ市内の「格差地図」2017年版を発表した。サンパウロ市内の各区を38の項目で分析した結果、区別の平均寿命は最大で24年弱違う事などが判明したと24日、25日付現地紙・サイトが報じた。

続きを読む »

格差や偏見が仕事さえ奪う?

 24日にサンパウロ市内の社会格差に関するデータが発表された事を受け、25日のニュースが、1年8カ月も求職中で面接も何度も受けたが、周辺部に住んでいるせいで断られている褐色(黒人系の混血)男性の例を紹介した。○○在住とか、○州出身という事で差別されるという事実は、生まれや居住地、肌の色という、本人には変えようがない要因が偏見など ...

続きを読む »

ボルソナロ=仰天政策が次々に続出=人気極右大統領候補がアメリカ・キャンペーンで残した疑問

 18年の大統領選の世論調査で支持率2位につけているジャイール・ボルソナロ下院議員が、大統領選を1年後に控え、アメリカでキャンペーンを行ったが、そこで次々と仰天発言を行い、疑問点や矛盾点も垣間見せている。  ボルソナロ氏は、左翼政権の労働者党(PT)の汚職スキャンダル、ならびに罷免された同党のジウマ大統領罷免後に大統領についた老 ...

続きを読む »

衆議院選挙=在外公館投票開始、14日まで=改憲含む安保政策に関心集まり

在外公館で投票開始された衆議院選挙

 10日公示された第48回衆議院選挙――。22日の投開票に先立ち、11日、在外公館投票が開始された。当地在留邦人の最大関心事は、憲法改正是非を含めた安全保障政策と見られ、それが政党選択に大きく影響しているようだ。  松浦道夫さん(83、栃木)は、民主党政権から外交を立直した現政権に支持を表明。「本心では日本のこころに近い立場だが ...

続きを読む »

《ブラジル》PT政権でも貧富差縮まらず=経済成長を富裕層が吸収

 労働者党(PT)政権の時代でも、ブラジルにおける貧富の差はさほど変わっていなかったと、11日付フォーリャ紙が報じている。  同紙が掲げたのは、フランスの調査団体WIDが割り出した最新データで、2001年~15年の国民の間の富の分配がどのように行われていたかが示されている。

続きを読む »

大阪サンパウロ市姉妹都市が優勝者を派遣=「交流の懸け橋」に意欲

来社した山口さんと大阪・サンパウロ姉妹都市協会の粟島裕(あわしまゆたか)さん

 大阪・サンパウロ姉妹都市協会(吉川秀隆会長)が今年2月に主催した「ポルトガル語スピーチコンテスト」で、優勝した山口朱生(あき)さん(21、兵庫)が4日来社した。  同協会は、同コンテストの優勝者を毎年ブラジルに派遣しており、山口さんは、1日から12日までサンパウロ市、パラナ州クリチーバ市を中心に視察する。  山口さんは、創価大 ...

続きを読む »

商議所部会長シンポ=トンネルの先に明るい光=どん底から回復基調へ=(上)=業種により厳しい状況続く

開式の挨拶をする松永会頭

 ブラジル日本商工会議所(松永愛一郎会頭)は先月24日、「2017年下期業種別部会長シンポジューム」をサンパウロ市内ホテルで開催した。11部会の代表者から前期の振り返りと下期以降への展望が語られた。副題『回復途上のブラジル経済―いま打つべき戦略は』は、ブラジル経済が回復基調で、前向きな発表があることを見越して題された。部会により ...

続きを読む »

家事労働は女性の仕事?

 ひょんな事で、ブラジルでの労働時間の性差について振り返る機会を得た。この場合の「労働」には家事も含むが、昨年発表された14年の統計では、報酬付の仕事に費やす時間は、男性が週51・6時間、女性は56・4時間で、女性の方が5時間長かったが、給与は男性の75%。家事労働は、男性9・8時間、女性20・6時間で倍以上だった▼家電製品普及 ...

続きを読む »