あの湾岸戦争を決断しイラク攻撃に踏み切ったのはジョージ・ブッシュ元大統領であり軍の指揮官がコリン・パウエル元統合参謀本部長だった。ジョージ氏は現在の大統領の実父。パウエル氏は国務長官としてイラクへの武力行使を求め安保理で仏露独と激論。それでも軍事攻撃を選択し空母五隻と二十五万人とも三十万人ともされる軍隊を集結させる▼米空母には ...
続きを読む »格差 関連記事
小中学生の41%が中退=教育省、事態を重視=学齢期の就労が落第原因
3月13日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】教育省調査統計局(INEP)は十一日、ブラジルの小中学生百人のうち、四十一人が義務教育を終了せずに中退していると発表した。義務教育は八年だが、卒業生は平均で一〇・二年間通学して学業を終了している。 高校になると事情は、好転する。百人の高校生のうち七十四人が卒業し、三年間 ...
続きを読む »「心の部分での豊かさ」=与那原さん、サンヴィセンチ報告
3月12日(水) [沖縄タイムス]那覇市の交流職員として、友好姉妹都市のブラジル・サンヴィセンチ市へ昨年派遣された与那原時子さん(小禄保育所主任保育士)の講演会が、去る二月二十一日、松島中学校で開かれた。全校生徒五百八十人を前に、ブラジルの教育制度やじかに接した子どもたちの様子を伝えた。 与那原さんは、昨年十月から二カ月間、 ...
続きを読む »出生率、加速的に低下=女性の職場進出など要因に
3月8日(土) 【フォーリャ紙七日】ブラジル人女性の出生率は世界平均より低いが、所得、教育といった条件によって大きく変わることがIBGE(ブラジル地理統計院)の調査で判明した。 二〇〇〇年のブラジル人女性の平均出生率は二・三八で、世界平均の二・八より低く、七〇年代以降加速をつけて低下しつつある。ヨーロッパ諸国が百年かけて下げ ...
続きを読む »大統領、異例の国会演説=改革に協力訴える=国民全員が大同団結を=年金制度での抵抗牽制
2月19日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】上下両院の開会式に臨んだルーラ大統領は十七日、壇上より「ブラジルは行政府のものでなければ、司法府でも立法府でもない。一億七千万国民のブラジルが、一つあるだけだ」と訴えて、自分のことだけを考えるのでなく国民全員が一肌脱いで、一連の改革で協力することを求めた。PSDBを初めと ...
続きを読む »21世紀が明けた-1000年に一度の朝
日本人移民が降り立ったサントス。そのボケイロン海岸には毎朝六時頃になると三々五々、人々が集まってくる。海岸線をゆっくりと散歩する人の流れとは別に。 『新しい朝が来た。希望の朝だ』 六時三十分。ラジオ体操の軽快な音楽が、白い浜辺に響きわたる。五十人余りが等間隔に並ぶ。 揃いの白いユニフォーム姿の日系人は、ほんの二割程度。残り八割 ...
続きを読む »