リオ市ガーヴェアで17日午後1時前、有名レストラン「ギマス」の共同経営者が強盗に殺害されたと18日付伯字紙が報じた。 殺害されたのは「ギマス」の共同経営者の一人のマリア・クリスチーナ・B・マスカレーニャスさんだ。従業員に給与を支払うため、公園のそばの銀行で1万3千レアルを引きおろしたマリアさんは、銀行から出た直後に衣類を売る屋 ...
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サンパウロ市軍警一家殺人事件=謎のフェイスブックが浮上=遺族が再捜査の訴え
昨年8月にサンパウロ市で起きた軍警一家殺人事件は13歳(当時)の長男による犯行と結論づけられていたが、殺害された巡回機動隊のルイス・マルセロ・ペッセジーニ軍曹をめぐる謎の追悼フェイスブックの存在を証拠に遺族が捜査の再開を求めている。14~15日付伯字紙が報じている。 この事件は2013年8月5日、サンパウロ市北部ブラジランジア ...
続きを読む »7対1から得た最大の教訓
W杯準決勝ドイツ戦「7対1」の屈辱的結果を巡って激論が交わされているが、法律家ルイス・フラヴィオ・ゴメス氏の一文に最もハッとさせられた。いわく《グラウンド内でドイツに7対1で負け、天が我々の頭上で砕けたかのように嘆くが、グラウンド外(生活水準、競争能力)ではもっと恥ずべき大敗を喫している》と始まる▼両国とも国内総生産は世界10 ...
続きを読む »サンパウロ市バラバラ殺人=愛人含む3人の女性を逮捕=殺害の詳細もあきらかに
3月にサンパウロ市中央部で起きたバス運転手アルヴァロ・ペドローゾさん(55)のバラバラ殺人事件に関し、市警は6月30日に3人の女性を逮捕した。1日付伯字紙が報じている。 逮捕されたのは、アルヴァロさんの元愛人で娼婦のマルレーネ・ゴメス容疑者(56)とマルシア・マリア・デ・オリヴェイラ容疑者(32)、フランシスカ・アウリレネ・デ ...
続きを読む »殺人が10年で13%増=1980年の水準に逆戻り
ラテン・アメリカ社会科学大学が27日、2012年の殺人事件発生率は人口10万人当たり29件で1980年以来の高率と発表したと28日付G1サイトや29日付フォーリャ紙が報じた。 2014年版暴力白書によると、12年に起きた殺人事件は5万6337件で、発生率は人口10万人当たり29件。この数字は世界保健機構(WHO)が流行状態と見 ...
続きを読む »13州市警が24Hスト=高等裁の違憲判断奏功せず
20日夜、各地の市警が総会を開き、給与調整や、安全確保その他の勤務条件改善などを求めて21日に24時間ストを行う事を決めたと20、21日付ブラジルメディアが報じた。 20日に24時間スト決行を決めたのは、アラゴアス、アマゾナス、バイア、エスピリトサント、ミナス・ジェライス、パラー、パライバ、ペルナンブッコ、リオデジャネイロ、ロ ...
続きを読む »リンチ被害者の約8%が無実
「この60年間で100万人近くのブラジル人が私刑(リンチ)やその試みに参加した」とUSPの社会学者ジョゼ・デ・ソウザ・マルチンス教授は11日付エスタード紙で警告した。英国ケンブリッジ大学でも教えた高名な学者だ▼グアルジャで主婦が黒魔術師と間違えられてリンチ殺人された事件は、特殊な事例ではなく、当地の集団心理の奥深くに根を張った ...
続きを読む »異常気象と人々の冷酷さ
18日午後、モオッカの病院に入院中の知人を見舞いに行く途中、突然の雹に襲われた。バスの中は屋根を打つ雹の音でラジオも聞けず、窓から覗けば路面は真っ白、扉が開いた時に見えた濁流も氷の粒で覆われて白い川になっていた▼70代の知人とその娘は病院の窓からの光景を写真に撮った。アクリマソンでは地面に残る雹のため、19日朝の気温は氷のない ...
続きを読む »罪亡き人の命を噂が奪う
サンパウロ州海岸部グアルジャで起きたファビアネ・マリア・デ・ジェズスさんリンチ殺人事件から10日が経った。単なる噂が罪無き人の命を奪った事件は、ストレス社会のブラジルと自分達の手で正義の鉄槌を下すという考えの恐ろしさを改めて露呈した▼3日に起きたリンチ殺人事件の発端は、4月に流れた、子供を誘拐して黒魔術の儀式に使う女性がいると ...
続きを読む »リオは早くも厳戒態勢=軍警は休み返上で警備に=警官との抗争の死者59%増
公共治安研究所(ISP)が2日にリオ市では第1四半期に殺人や強盗などの犯罪が増加と発表した事を受け、ジョゼ・マリアノ・ベウトラメ州保安局長が、W杯向けの厳戒態勢を前倒しで導入すると発表したと3日付伯字紙や2、5日付G1サイトなどが報じた。 ISPによると、殺人事件は13年の1197件から1459件にと21・90%増え、警官との ...
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