史上稀に見る大型贈収賄事件「ラヴァ・ジャット」騒動の最中、10月7日に行われた総選挙は、ブラジル近未来を左右する重要な選挙だった。それにしても、欧米のメディアが選挙結果を大々的に報じているのに反し、日本のメディアでは殆ど話題にもなっていないようだ。日系人約200万人が在住し、親しい国であるブラジルのニュースが、そして、日系ブラ ...
続きを読む »殺人事件 関連記事
サンパウロ大都市圏で治安悪化=窃盗増えて強盗殺人増加=盗難事件数は倍との研究も
大統領選などの争点の一つに治安問題が挙げられているが、サンパウロ大都市圏では、窃盗や強盗事件の増加と共に強盗殺人事件も増え、治安悪化との印象を市民に与えていると18日付フォーリャ紙が報じた。 サンパウロ市南部では9月5日に、57歳の女医が車を盗まれた上、警官接近に気付いた犯人が急に車を後退させたため、車に引っかけられ、約10 ...
続きを読む »《リオ市》軍への支持率低下目立つ 8割超から66%に マリエーレ事件など響く 掃討作戦で初の兵士の死記録
リオ州の財政悪化と治安悪化を受け、昨年7月にテメル大統領が治安維持のための陸軍兵士の派遣を認めて以来、1年が経つが、リオ市民からの支持率は軍投入開始当初よりもかなり下がっている。23日付現地紙が報じている。 この結果は、20、21日にリオ市で16歳以上の市民542人を対象に行われたダッタフォーリャの調査結果で判 ...
続きを読む »《ブラジル》アルカスス刑務所でまた殺人=所属組織を変えた4人を絞殺?
ブラジル北東部リオ・グランデ・ド・ノルテ州の州立ロジェリオ・コウチーニョ・マドゥルガ刑務所(通称アルカスス刑務所第5棟)で19日朝、最近になって所属組織を変更した収監者4人が遺体で発見される事件が起きた。死因は調査中だが、遺体の状態から、絞殺された可能性が大だという。 遺体で発見された4人は24~26歳と若く、サンパウロ州に ...
続きを読む »《ブラジル》2017年の1年間で、6万3千人以上が殺される=世界1位の犠牲者数、人口比率では10位
ブラジル治安フォーラム(FBSP)が9日に発表したデータによると、ブラジルでは2017年に、過去最多となる6万3880人が殺された事がわかったと、10日付現地各紙が報じている。
続きを読む »東西南北
サンパウロ市地下鉄の発表によると、毎年発表している1月1日から6月11日までの期間における、同地下鉄における重大な故障の発生状況が、2000年の統計開始以来、過去最悪になっていたことがわかった。今年発生した故障は44件で、計61時間にわたり、乗客が迷惑を被ったことになったという。地下鉄における重大な故障は、2010年まで、減少 ...
続きを読む »《サンパウロ市》5月に殺人事件が増加=昨年同月比42%増の64件
サンパウロ市での殺人事件は減少傾向にあるが、5月の事件数は64件(死者66人)で、今年初の増加となったと26日付現地紙が報じた。 5月の事件数は昨年同月(45件)比42%増で、12年12月以来の高率となった。 5月の増加は、ここ41カ月間で6度目、17年1月からでは3度目の増加だ。1~5月の事件総数は昨年同期より4・5%減 ...
続きを読む »《ブラジル》殺人事件の半数は2%の市で発生=殺人発生率の高い市は北部、北東部に集中
2016年にブラジルで起きた殺人事件の犠牲者は6万2517人で、史上初めて6万人を超えた。また、人口10万人あたりの殺人事件発生率も30・3件で、史上初めて30件を超えたが、殺人事件の50%は、ブラジル国内全5570市中、2・2%にあたる123市で発生していた事がわかった。 人口10万人以上の市では、最も暴力的な市はブラジル ...
続きを読む »《ブラジル》殺人事件発生率は世界有数=年間10万人あたり30人が殺害される
2016年にブラジル国内で発生した殺人事件の発生現場を地図に落としこみ、州ごとの治安状況の違いを表した「2018年版暴力地図」がブラジル保健省のデータを元に作成された。 調査によると、16年は、統計開始後初めて、殺人事件発生率が人口10万人あたり30人に到達した。同年の殺人事件発生件数は、10年前の2006年より14%増の6 ...
続きを読む »《ブラジル》パラー州=ベレン都市圏で殺人相次ぐ=再び襲った「暴力の波」
パラー州都ベレン市とその周辺で22日、6件の殺人事件が起きたが、その内の5件は夕方から夜にかけての数時間の内に発生し、「暴力の波」が戻ったと23日付現地紙サイトが報じた。 夕方からの事件は、ベレン市内にあるパノラマ21と呼ばれる集合住宅で起きた、バイクで人を運ぶモトタクシーの運転手殺害に始まり、テノネ区での男性殺害と続いた。 ...
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