ニッケイ新聞 2011年5月20日付け サンパウロ市西部ブタンタン地区のサンパウロ総合大学(USP)構内で18日夜、授業を終えて駐車場に向かった4年次学生が、後をつけた男性と揉み合った末、射殺されたと19日付伯字紙が報じた。大学構内で起きた事件とはいえ、治安への不安など、社会の縮図ともいえる事件に衝撃を覚えた市民も多いようだ。 ...
続きを読む »殺人事件 関連記事
リオ=銃乱射事件から30日=母の日前日にパレード=心理学者らの対応に不満も
ニッケイ新聞 2011年5月10日付け リオ市北部レアレンゴのタッソ・ダ・シルヴェイラ市立学校では、銃乱射事件から30日後の7日、約100人の人が集まり、ウェリントン・メネゼス・デ・オリベイラ容疑者によって殺害された12人の子供への追悼の意を表して街中でパレードを行ったと、6、7日付エスタード紙サイトが報じた。 参加者達は、 ...
続きを読む »家の近くは危険が一杯=心の隙が狙われる原因に
ニッケイ新聞 2011年5月5日付け サンパウロ州政府が4月15日に第1四半期のサンパウロ市での強盗殺人事件は前年同期比12%の減少と発表したが、実際には、同種の事件は前年と同数かそれ以上起きており、自宅から3キロ以内での発生率は57%超と4月30日付伯字紙が報じた。 州政府の発表には漏れがあったとの指摘はエスタード紙とフォ ...
続きを読む »殺人率WHOの基準下回る=10万人に9・9人の割合へ
ニッケイ新聞 2011年4月19日付け サンパウロ州で発生する意図的殺人の発生率が10万人に10人以下になり、世界保健機関(WHO)が〃殺人の流行〃とする基準を下回ったとエスタード紙やフォーリャ紙が報じている。 1999年には意図的殺人の発生率が10万人に35・3人まで達したが、ここ12カ月では9・9人を記録し、指数が一般公 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2011年4月14日付け リオ西部レアレンゴの市立校での銃乱射事件から一週間となる13日、現場に近い教会で行われた被害者追悼のミサに、約2500人の人達が集まった。最初はカトリックの司祭が約1時間のミサを執り行い、その後は宗派を超えた追悼式。遺族や教師、生徒らは感情の高ぶりを抑えられず、涙する人も多かった。ミサに ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2011年4月13日付け 中学生無差別虐殺の惨劇がリオで起きてしまった。「ついにブラジルでも」と思った読者は多いはずだ。欧米や日本で起きていた先進国型の犯罪であり、いずれブラジルでもと言われていた▼この手の事件の主因は、学校内や社会のブーリング(いじめ)だ。これは自分の強さを誇示して生存を確保しようとする動物的本 ...
続きを読む »軍警による殺人事件=女性が190に生通報=犯人と冷静に会話交わす
ニッケイ新聞 2011年4月6日付け 3月12日に軍警隊オペレーション・センター(Copom)に掛かった一本の電話で、警察官による殺人現場をリアルタイムで通報した女性がいたと、5日付エスタード紙などが報じた。 彼女は、「もしもし、今、私はフェラース・デ・ヴァスコンセイロスのパルメイラス墓地にいるのですが、今さっき、軍警察の人 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2011年3月3日付け 14年のサッカーW杯サンパウロ市会場がコリンチアンスの競技場に決まった。国際サッカー連盟(FIFA)の現地組織委員会が1日に正式に認め、公式サイトにも掲載されたものだが、今回の決定ではサンパウロ市での開会式開催については何も言及せず、会場住所もイタケーラではなくパルケ・サンジョルジになって ...
続きを読む »1日100人が交通事故死=青年の死者増気がかり=バイク普及で件数も急増=道路の良さと危険度は別?
ニッケイ新聞 2011年3月1日付け 法務省が2月24日に発表した統計によると、2008年のブラジルの交通事故死は3万9211人で、1998年の3万994人から26・5%増えたと同25日付エスタード紙が報じた。08年の場合、1日107・1人が交通事故で死亡し、内24・3人が青年。近年はバイク絡みの事故が急増している事も、交通事 ...
続きを読む »北東伯=経済発展に治安追いつかず=10年で殺人4倍の州も=麻薬密売者による緘口令か=望まれるUPPなどの導入
ニッケイ新聞 2011年2月26日付け 法務省が24日に発表した統計によると、1998年から2008年の10年間で、南東伯の殺人事件被害者数は減ったものの、その他の地域では北東伯の73・8%を筆頭に被害者が増えていると25日付エスタード紙が報じた。 98年と08年との比較で殺人事件の被害者が150%以上増えた地域は南伯と北東 ...
続きを読む »