ニッケイ新聞 2010年6月15日付け 先月23日に外出後、行方が分からなくなっていた弁護士のメルシア・ミキエ・ナカシマさん(28)が、11日、サンパウロ州ナザレ・パウリスタ市内の湖で遺体で発見された。 伯字各紙によれば、前日に同じ湖でナカシマさんの乗用車が発見されていた。服装は行方不明になった日と同じ。外傷はなく、溺死と見 ...
続きを読む »殺人事件 関連記事
ショッピングに責任なし=映画館での殺人事件賠償で
ニッケイ新聞 2010年5月6日付け 1999年11月3日にサンパウロ市のモルンビー・ショッピングで起きた殺人事件で、サンパウロ州の高等裁判所が4日、ショッピング側に賠償責任はないとの判決を下したと5日付エスタード紙が報じた。 同事件は、医学部学生だったマテウス・ダ・コスタ・メイラ容疑者が映画館内で銃を乱射し、3人が死亡、4 ...
続きを読む »サンパウロ州の殺人事件発生率=10万人に2・9人犠牲=サンパウロ市9年で初の増加に
ニッケイ新聞 2010年5月5日付け 殺人事件がサンパウロ州内で増えつつあり、9年間減少傾向を辿っていたサンパウロ市も今年は増加に―。1日付フォーリャ紙で、サンパウロ州内の人口10万人以上の都市71市を対象とした第1四半期の殺人事件集計結果が発表され、人口10万人あたり2・9人が犠牲となったと報道された。サンパウロ州立データ分 ...
続きを読む »警備員の銃器が犯罪に=5分の1が盗難にあう
ニッケイ新聞 2010年4月30日付け サンパウロ市では、警備会社の名で登録された拳銃の5分の1が犯罪者の手に流れている、と29日付エスタード紙などが報じた。 現在、ブラジルには110万人の警備員がおり、サンパウロ市では12万8千人が警備員として勤務する。 連邦警察などのデータを元に行われたソウ・デ・パス研究所の統計によれ ...
続きを読む »サンパウロ州海岸で銃撃多発=死亡者は20人以上に=米政府が危険警告発布
ニッケイ新聞 2010年4月28日付け バイシャーダ・サンチスタ海岸に犯罪の波―。先週1週間に類似した殺人事件が20件以上も多発しているとされるサンパウロ州サンパウロ海岸地域の4市に関し、アメリカ政府が旅行を差し控えるよう危険勧告を出したと27日付フォーリャ紙が報じた。 今回、米政府が立ち入り危険区域として挙げたのは、一連の ...
続きを読む »「毎日がカランジルー」=懸念される犯罪の地方化=子供の教育が最大の防犯
ニッケイ新聞 2010年4月2日付け 1997年からの10年間で見たブラジル内の殺人事件被害者数は、総数としては大きな変化はないが、サンパウロ市とリオ市の大都市圏で著しく減少した反面、地方部で増加しており、「犯罪の地方化」が起きていると3月31日付けエスタード紙などが報じている。犯罪は貧富の格差が開くほど起きやすく、被害者の大 ...
続きを読む »イザベラ事件の裁判開始=陪審員7人選出から始まる=望まれる真実解明と正義
ニッケイ新聞 2010年3月24日付け 08年3月28日夜、サンパウロ市で起きたイザベラちゃん殺害事件の公判が22日から始まり、23日付伯字紙などが逐一報じている。過去10年で最も世間を騒がせた事件の一つとされる事件は、当時5歳のイザベラちゃんが実父と継母のアパートで何者かに首を絞められた後、窓から落とされて死亡したもの。 ...
続きを読む »《記者コラム》イザベラちゃん事件裁判という“公開刑罰”
ニッケイ新聞 2010年3月24日付け イザベラちゃん事件報道が再過熱している。08年3月、5歳女児がサンパウロ市北部のアパ―ト6階から何者かに投げ落とされた殺人事件だ。ブラジルマスコミが先を競って今週から始まった裁判の様子を伝えている▼サンパウロ市やリオでは毎週のようにシャッシーナ(複数殺人事件)が起きているし、バスを乗客ご ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2010年2月5日付け ついに愛知県で大事件が起きた。日本人3人が死亡したブラジル人が関係したひき逃げ事件だ。静岡県では数年前から県西部を中心に、ブラジル人による交通事故や殺人事件後の帰伯逃亡などが起きて国外犯処罰が大問題になっていた。ブラジル人人口が2位である静岡県より、最多である愛知県の方こそ、本来はこの手の ...
続きを読む »サンパウロ州で強盗事件の新記録=金融危機受け犯罪増加?=歩行者狙う不意打ち強盗も
ニッケイ新聞 2010年2月3日付け 2日付エスタード紙やフォーリャ・オンラインによると、サンパウロ州保安局が2日付官報で2009年のサンパウロ州での犯罪統計を発表。州内の犯罪は全体的に増加し、08年比で18%増えた強盗事件(25万7004件)は、03年の24万8406件を上回る史上最悪の記録だという。 エスタード紙が強盗事 ...
続きを読む »