ニッケイ新聞 2008年2月1日付け 二十九日に発表されたブラジリア市のラテン・アメリカ技術情報ネットワークのブラジル都市犯罪地図白書によると、犯罪都市とランキングされた十都市のうち四都市が、十万人当りの殺人件数が一〇〇人を越えており、残り六都市も九〇人台にあることが明らかになった。殺人が最も多い都市はコロネル・サプカイア市( ...
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30年で100万人殺される=サンパウロ州減少、北・北東伯は増加
ニッケイ新聞 2008年1月22日付け 先週のサンパウロ市は、軍警大佐殺害ほか、北部で七人が大量殺人の被害に遭い、南部で誘拐犯三人を警官が射殺と、血なまぐさい事件が続いた。ブラジルの対処すべき問題の一つは治安であるが、これら一連の事件の後を追うように、二十日付けエスタード紙に、国内の殺人被害者は三〇年の累計として、今年末には百 ...
続きを読む »ニッケイ新聞編集部が選んだ=2007年コロニア10大ニュース
ニッケイ新聞 2007年12月29日付け 「猪突猛進」の勢いで始まった二〇〇七年も暮れようとしている。「百周年への仕上げの年」と位置付けられた今年、国内各地で来年に向けた準備が急ピッチで進んだ。現在、かつてないほどの記念事業が進行しているが、サンパウロはもう一つ元気がない様子。皇太子殿下のブラジル訪問も発表され、百周年・交流年 ...
続きを読む »4件目の国外犯処罰要請=長野・松本の強殺事件で
ニッケイ新聞 2007年12月22日付け 【リオデジャネイロ20日共同=名波正晴】長野県松本市で二〇〇三年七月に起きた強盗殺人事件で、ブラジル政府当局者は二十日、事件後、同国に帰国したとされ、国際手配中のジュリアノ・エンリケ・ソノダ容疑者(29)について、日本政府から代理処罰(国外犯処罰規定による訴追)を正式に要請されたことを ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2007年12月21日付け 浜松市のレストラン店主強盗殺人事件で初の国外犯処罰の判決が出たことについて、日本時間の十九日、外務省報道官が会見、「初めての事例として今回判決が下されたことについては意義深いと思う」と評価した。一方、犯罪人引き渡しの司法協議については、自国民引き渡しを認めていないブラジル憲法の規定に触 ...
続きを読む »浜松レストラン店主強殺事件=控訴期間は来年1月から=「判決に満足」と担当検事
ニッケイ新聞 2007年12月19日付け 【既報関連】〇五年十一月に浜松市で起きたレストラン店主強盗殺人事件で、ウンベルト・ハジメ被告の弁護側が控訴する場合には、来年一月七日から五日以内に行われることが十八日、ミナス州地方裁判所の広報担当の話からわかった。 担当のハウル・マッシャード氏によれば、今月二十日から同裁判所が年末休 ...
続きを読む »浜松レストラン強殺事件=国外犯処罰にスピード判決=禁固34年5カ月言い渡す
ニッケイ新聞 2007年12月18日付け 日本から要請されていた代理処罰(国外犯処罰)の初めての判決が下った。 〇五年十一月二十二日午前二時頃に起きた浜松市のレストラン店主強盗殺人事件について、ミナス州裁判所第五犯罪法廷のレイナルド・ケネディ・シルバ裁判官は十八日午後に、ウンベルト・ジョゼ・ハジメ・アウバレンガ被告に対して三 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2007年12月18日付け 死刑については賛否両論があって中々に難しい。今、世界には190と幾つかの国・地域があるが、死刑を執行しているのは126ヵ国に及ぶ。世界一は中国でイラン、パキスタン、イラクと続く。なかでも中国は圧倒的でアムネスの報告では年間に3800人が処刑されており、8000人の説も有力で実態は不明▼ ...
続きを読む »共生に両国政府の取組みを=浜松店主強殺から2年=山岡理恵さんが心境語る=〝逃げ得〟が偏見を生む
ニッケイ新聞 2007年11月22日付け ブラジル籍日系男性による浜松市のレストラン経営者強盗殺人事件が発覚してから、本日二十二日で丸二年が過ぎた。日本政府による国外犯処罰(代理処罰)要請はすでに三例目を数えるなど、犯罪容疑者となった在日ブラジル人の帰伯逃亡問題は、日伯関係の中で大きな比重を占める問題となっている。そのきっかけ ...
続きを読む »焼津母子殺害事件=容疑者の兄夫妻に聞く=弟思う複雑な心境=事件以後は連絡なし
ニッケイ新聞 2007年11月10日付け 「被害者の家族も悲しかったと思うけど、私たち家族にとってもものすごいインパクト(衝撃)だった。みんな深い悲しみに陥ったわ」――。静岡県焼津市で起きたブラジル人母子殺害事件で国際手配されているエジルソン・ネベス容疑者の兄とその妻がそれぞれ八日夜、九日午前にニッケイ新聞の電話取材に応じ、被 ...
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