ニッケイ新聞 2008年10月2日付け ルーラ大統領は九月三十日、マナウス市にベネズエラのチャベス大統領とボリビアのモラレス大統領、エクアドルのコレア大統領を迎え、左翼政権の四首脳会談を行ったと十月一日付けエスタード紙が報じた。 ルーラ大統領の和解工作に関わらず、コレア大統領によるゼネコンのオデブレヒト追放の意向に翻意はなか ...
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エクアドル=発電所融資不払いか=政府が資産押収、作業員拘束
ニッケイ新聞 2008年9月26日付け エクアドルのコレイア大統領は二十三日、ブラジルのオデブレヒト建設会社が同国に建設した水力発電所が稼動を停止したことで、軍隊を送り同社の作業現場を封鎖、同社の資産八億ドルを差し押さえ、ブラジル人作業員を拘束した。 さらにブラジルの社会開発銀行(BNDES)の融資金二億四千三百万ドルに対し ...
続きを読む »伯亜通貨協定を締結=ドル脱却に第一歩=為替変動から免れる輸出=活発化する2国間関係
ニッケイ新聞 2008年9月10日付け ルーラ大統領とキルチネル亜大統領は八日、レアル通貨とペソ通貨を両国の通商でドル通貨に替わる共通通貨とすることに合意と九日付けエスタード紙が報じた。実施は十月三日、通貨の選択は自由。これで輸出業者は産物を地元の通貨で決済でき、ドル変動に振り回される心配がなくなった。 通貨の選択は自由であ ...
続きを読む »静岡県人会=エスパルスJrユースを歓迎=サッカー交流、環境問題も学ぶ
ニッケイ新聞 2008年8月22日付け サッカーを通じた交流や地球温暖化に関する理解を深めるため、二十日来伯した日本プロサッカーリーグ所属の清水エスパルスのジュニアユースチーム一行が同日正午過ぎ、サンパウロ市内の静岡県人会会館で、会員らとの歓迎昼食会に参加した。 一行は、十四歳以下の選手とコーチ陣、日本から同行した取材陣含め ...
続きを読む »国内資金調達が30%増=国際金融不振の煽り=好調経済で資金難に=大手4行の調査で判明
ニッケイ新聞 2008年8月19日付け 国際的な金融引締めと新株発行難から、国内大手企業が金利高に関わらず国内の金融機関から資金を調達、上半期の融資残高が昨年比三〇%増の一千八百三億レアルに達したと、伯銀やブラデスコ、イタウー、ウニバンコなど大手四行は十六日、発表したことを十八日付けエスタード紙が報じた。これは経済成長が進む一 ...
続きを読む »日伯のサッカー少年交流=清水エスパルスユース来伯
ニッケイ新聞 2008年8月9日付け サッカーを通じた若手世代の日伯間の交流や地球温暖化問題に関する理解を深めるため、日本プロサッカーリーグ所属の清水エスパルスのジュニアユースチーム(U-14、本拠地・静岡県静岡市)が二十日から二十六日まで来伯する。 南リオ・グランデ州ポルト・アレグレ市にある名門サッカーチーム、インテルナシ ...
続きを読む »「植林はおまかせ下さい」=パラグアイ、イグアスー移住地で=〃新生〃自然環境保護委が始動
ニッケイ新聞 2008年7月17日付け 【既報関連、イグアスー発】ブラジル国境の町、フォス・ド・イグアスーから友情の橋を渡り、アスンシオンに向けて国際道路を走ると四十一キロでイグアスー移住地の中心部にたどり着く。パラグアイを代表する大豆生産地の一つとして知られているこの移住地は、一六六一年に入植が始まり、今では約七万一千ヘクタ ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年7月16日付け リオ市プロヴィデンシア丘の三青年惨殺事件被害者の弟が、自分の手で兄殺しの犯人を殺すために密売組織に入ると言い出した。血を血で洗う世界に飛び込もうとする息子のため、母親はカウンセラーを探しているが、密売組織などからの救出活動を行う元密売者らもいるリオ。一日も早く出会えるよう願わされる。戦場 ...
続きを読む »SF川で大麻栽培=トマト作りより生活安定
ニッケイ新聞 2008年6月21日付け サンフランシスコ川の中流地帯に植民地時代から共和制初期まで、大麻栽培が行われていた。それが一九七〇年、農産物栽培で生産者の所得増加を期待して疎水工事が行われたが、結果は反対に所得格差を広げた。いまや生産者は大地主の労働者となって、大麻栽培に励んでいると六月号ル・モンド・ディプロマティック ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年5月30日付け 「開発」や「市場原理」が、ブラジルにとって最重要、として優先したということであろうか。さきに辞任したマリーナ・O・S・リマ環境相が、辞任理由に「ソロモンの知恵」を引き合いに出したのをみれば、そう思わざるを得ない。――こう書いただけでは分かりにくいだろう。噛み砕けば、次のようになろうか▼マ ...
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