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水力発電 関連記事

水力発電所建設を許可=環境保護院=申請から2年経過=12年に稼動開始予定=環境対策に不安残る

2007年7月11日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】環境保護院(IBAMA)は九日、二年振りにロンドニア州マデイラ川のジラウ、サントアントニオ両水力発電所の建設を許可した。同水力発電所の建設は、政府の鳴り物入り経済活性化計画(PAC)で要の一つとされている。総工費は四八〇億レアル、二〇一二年には稼動開始の予定。IBA ...

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国策が環境問題で頓挫=水力発電所建設許可再び延期

2007年7月11日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙六月三日】マデイラ川のサントアントニオとジラウ両水力発電所の建設許可発行が再度、延期になった。これは環境保護局(IBAMA)の怠慢というよりサボといえそうだ。同時に、政府の優柔不断と無気力さを物語っている。  国税庁は予算交付を保証し、中央銀行は通貨政策で協力を約している ...

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エタノールの負の側面=食糧インフレに環境破壊

2007年7月4日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙六月十一日】地球温暖化について少しでも関心があるなら、気象の変化が世界へもたらす問題は、エネルギーであることに気づくに違いない。国際決済銀行(BIS)は、エタノールのインフレ・インパクトを懸念すると警告した。  サトウキビとトウモロコシの需要が急増し、食用作物の栽培が疎かに ...

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「安価な電力」に終止符=原発建設でコスト上昇=消費者への価格転嫁必至

2007年7月3日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】国家エネルギー審議会が先週、原子力発電所アングラ3号の工事再開を決定したことを受けて、ブラジルはこれまでの潤沢豊富かつ安価な電力供給の時代に終止符を打つことになる。  アングラ3号は予定出力一三五メガワット(MW)で、当初の見積りでは一時間当りMWが一三八レアルとなっ ...

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アングラ第3原発建設決定=13年に稼動予定=全プロセスを国内で実施=電力危機回避できるか

2007年6月27日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】エネルギー政策委員会は二十五日、長年保留してきた原子力発電所の増設として、アングラ第三原発の建設を決定した。フブネル臨時鉱動相は、ブラジルが火力発電所の増設を必要としており、アングラ第三原発はその一環であると述べた。同原発に対する環境保護院(IBAMA)の許可は ...

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水力発電所計画が前進=環境省、許可発行へ=ナマズ保護にも十分配慮

2007年6月1日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】政府筋は懸案となっているマディラ川に建設する二つの水力発電所に対し、環境省の事前許可が三十一日に下りる見通しになったことを明らかにした。  このプロジェクトは第二次ルーラ政権の経済活性化計画(PAC)の目玉となるもので、エネルギー供給源の重要な役割を果たしている。 ...

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全国各地で大規模抗議集会=左翼系団体が統一行動=道路封鎖し、発電所を占拠

2007年5月25日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】労組や社会活動団体が制定した国家闘争の日の二十三日、全国十六州とブラジリア連邦直轄区で大規模な抗議集会が展開され、鎮圧に当った警官隊と衝突する事態に陥った。  抗議は労働法や社会福祉法の改正ならびに連邦政府の経済政策に及び、ルーラ政権発足後初めての大規模なものに ...

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ナマズよりエネルギー=環境保護にも限界あり

2007年5月9日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙四月二十四日】イエスキリストは、お腹が空いたので良く葉の茂ったイチジクの木を見た。ところがイチジクの実がなかったので、呪われよといった。するとイチジクの木は翌日、根まで枯れていた。環境保護団体は、木を枯らすために神通力を使ったとキリストを咎めるだろう。  ルーラ大統領は二十 ...

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PACに灯る「赤信号」=エネルギー部門に集中=電力供給に支障の恐れも

2007年5月9日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙八日、既報関連】関係閣僚による経済活性化計画(PAC)の総括会議が七日、プラナルト官で行われた。席上ロウセフ官房長から進展状況が発表されたが、その中で計画が頓挫あるいは大幅な遅れの可能性のある「赤信号」の七案件のうち、六件がエネルギー部門に集中していることが指摘された。   ...

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官房室、環境省改革を始動=環境基準に柔軟性=エネルギー確保は最優先事項=「なますは吹かない」

2007年4月28日付け  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】官房室は二十六日、水力発電所などの建設許可基準を制定した環境審議会(CONAMA)決議二三七/九七号の見直しを行い、環境省改革を始動させた。同決議の見直しにより、ロンドニア州マデイラ河流域開発が合法的に許可される基準に融通性を持たせ、戦略的理由や例外などの項を設 ...

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