2006年8月29日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】リオデジャネイロ連邦大学経済研究所は二十七日、国内産業は二〇一〇年までに再度電力危機に遭遇するという調査結果を発表した。ブラジルは過去五年間、電力供給に努力したにもかかわらず、関係機関の六〇%が、環境省の許可遅延により発電所建設が頓挫し、新たな危機到来を懸念して ...
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経団連自然保護基金の助成決まる=植林活動と環境教育=パ国、イグアスー日本人会に=〃牽引的役割〃に期待高まる
2006年7月27日付け パラグァイのイグアスー日本人会(福井一朗会長、岩手県出身)の「入植五十年に向けた植林活動と環境教育」計画が日本経団連自然保護基金に認められ、二〇〇六年度枠で二百五十万円の助成金が確定した。活動初年となる今年は『育苗センター』の第一期建設と移住地管内にある小中学校の児童生徒に『環境教育』を行うことなどが ...
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2006年7月11日(火) 八日夜から九日未明にかけてサンパウロ市内など四カ所で警官らが襲撃され、十六発と十九発撃たれて二人が死亡した。警察は事件が犯罪組織州都第一コマンド(PCC)と関連しているか捜査を開始。サンパウロ市北部では七日朝、十日間で五人目の被害者となる、刑務官が殺害されている。また、PCCは一カ月一〇〇〇レアルの ...
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2006年6月7日(水) 三月二十七日に財務大臣を辞任したパロッシ氏が三日、サンパウロ州リベイロンプレット地方からの下院議員選PT候補者に選出された。同日行われた辞任後初めてのインタビューでは政治に一切触れず、鳥インフルエンザだけを話題に。また、裏金買収を世間に暴露し、自身も議員権をはく奪されたジェフェルソン前下議は、娘を下院 ...
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2006年6月6日(火) 連邦行政関係情報統一システム(Siafi)のデータで、過去十年間に連邦裁判所の人件費が一〇三%、検察庁のそれが一二〇%増加したことが判明。国会は六三%増。職員の増加が要因とみられる。 ◎ 二〇〇六・七年収穫を政府が一億三〇〇〇万トンと予測する中、農業生産者らは予測を三〇%下回ると悲観。ほと ...
続きを読む »電力公社が市場へ再参入=豊富な資金力で勢力拡大=政府規制で身を引く民間企業
2006年3月28日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】電力供給会社が時代の波とともに民営化されたが、ここにきて電力公社エレトロブラスの市場再参入の勢いが強まり、国家権力への集中に逆戻りする傾向を見せている。 民営化されたとはいえ、エレトロブラスの所有する五つのホールディング会社が市場の五〇%の供給を占めていた。 ...
続きを読む »ワイン『コルメニータ』復活にかける=パ国、 ラ・コルメナ 移住発祥地の誇り=48年、ブラジルから穂木導入=JICAのシニアが醸造助言
2006年2月21日(火) 「ワインを醸る自信が出てきました。当初は限定品で生産を再開し、市場に出荷するというユメが叶えられると思います」と言う高橋章(あきら)さん。パラグアイ最初の日本人移住地、ラ・コルメナ生まれ の二世だ。 ラ・コルメナ移住地は〝Capital de la Fruta〟としてもパラグアイ国内で知られており、 ...
続きを読む »フルナス元取締役=保身を条件に裏金提供=ジェ下議が暴露=PTなどに毎月400万R$=知らずに大統領は更迭命令
2006年2月11日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】謹慎中のジェフェルソン元下議は九日、労働者党(PT)やブラジル社会民主党(PSDB)、ブラジル労働党(PTB)がフルナス電力公団のトレード元取締役に対し、保身を条件にゆすっていたことを明らかにした。役職に留まるために毎月、PTへ一五〇万レアル、PSDB所属の下議十 ...
続きを読む »商議所 業種別部会長懇談会――――「セーラ候補当選」か?! 数年は経済好調の見通し=連載(上)
2006年2月10日(金) ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)が主催する「業種別部会長懇談会」が七日午後、サンパウロ市のクラウンプラザ・ホテルで開かれた。テーマは「二〇〇五年の回顧と二〇〇六年の展望」。今年は選挙とサッカーW杯の年。レアル高や高金利、中国製品台頭などの要因の中で、この一年のブラジル経済はどのように進むのか。選 ...
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2006年1月5日(木) 政府は三日、政権発足後三年間に実施されなかった運輸、エネルギー部門のインフラ整備に、公立銀行や年金基金の資金を重点的に投入する方針を明らかにした。三月にはトカンチンスとマラニョン州にまたがる南北鉄道(全長七二〇キロ)の、五月には総発電能力五〇〇〇メガワットの水力発電所六カ所の工事入札が実施される予定。 ...
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