2005年10月6日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙四日、五日】全長七二〇キロの運河を建設、総工費四五億レアルを見積もる政府最大の公共工事、サンフランシスコ川の疎水工事に反対して、バイーア州バーラ市のカッピオ司教(59)が先月二十六日から断食を続けている。 「サンフランシスコ川と流域住民の命のために」死ぬ意思を登記所に ...
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ペレイラ・バレットにも=移民資料館完成へ
2005年9月10日(土) 二〇〇二年に開館したペレイラ・バレット移民資料館が今年十月三十日までに工事が終わり、完成する予定となった。チエテ川水力発電工事に伴い一九九〇年にチエテ橋が水没。これをきっかけに同資料館が設立された。 チエテ橋は一九三二年に工事を始め、三四年に完成。長さ百六十メートルの橋だった。現在ある新しい橋はチ ...
続きを読む »セラードの生態系を守れ=―JICA協力、動物の移動経路確保へ―=連載(3)=壮大〃緑の回廊〃づくり=一方で複雑な行政の仕組み
5月19日(木) アウト・パライーゾで今月六日から八日まで、環境がらみのイベント「ENCONTRO DOS POVOS DA CHAPADA DOS VEADEIROS」があった。第四回目の今年、「生物・文化多様性」が新たなテーマに加わった。 国立公園のペドロ・アウベルト・ビゲーリ所長が七日午後のセミナーの中で、IBAMA─ ...
続きを読む »原発公団総裁が辞任=原子力政策めぐり政府割れる
4月16日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】原子力発電公団のジエーリ・D・T/フィーリョ総裁が十四日に辞任、同公団のパウロ・フィゲイレード氏が新総裁に就任した。辞任後にフィーリョ氏は、その理由として、原子力発電所アングラ三号機の建設続行だけでなく、平和利用を目的とした原子力開発計画の推進を頑なに擁護した結果だと述べ ...
続きを読む »ベネズエラブラジル=2カ国間協定に署名=エネルギー部門で関係強化
2月18日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】ルーラ大統領はベネズエラを公式訪問した十五日、同国のチャベス大統領との間で二カ国間協定に署名した。 これに先立ち演説の中でルーラ大統領は、両国間の結束がラテンアメリカ圏の統一にとり重要な過程の一歩だと強調。またチャベス政権は同国の民主主義の発展にかけがえのない存在だと称 ...
続きを読む »インフラ整備に126億R$=道路と電力関係中心=融資面の問題をクリア
1月6日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】今年の国内インフラ整備、とくに国道と水力発電所およびそれに関連する送電線への投資額が総額百二十六億レアルに達すると予想されている。石油庁(ANP)の方針が未定のため、原油や天然ガスの採掘に関する入札は含まれておらず、もしこれが実施されれば未曽有の投資額となる。 投資の案件は ...
続きを読む »鶏糞で発電なるか=バストスに可能性=難点、コストが高い=ブラジル政府も未許可
12月10日(金) サンパウロ市から五百三十キロ離れた、鶏卵で有名なバストス市がブラジルで初めてバイオマス(生物体)エネルギーで電力生産する可能性が出てきた。市議で獣医のカキモト(柿本)ケンジ・セルジオさんは、去る十月末、鶏卵生産者を対象に、鶏糞を利用したバイオマス発電に関するセミナーを、欧米で実績のあるUT環境社の担当者を招 ...
続きを読む »東西南北
11月9日(火) 連邦警察のコエーリョ捜査官(44)は七日深夜、十二歳の息子を乗せてリオ市北部リオ・コンプリード区の通りを運転中、四人組の自動車強盗に襲われた。車から降ろされた同捜査官は、息子を安全な場所に移した後、車に乗って去ろうとする強盗らに発砲し三人を射殺。もう一人は走って逃げた。同捜査官は射撃で国内ランキング二位の腕前 ...
続きを読む »波紋呼ぶ第3原子炉の増設=査察団が懸念示す=国連安保理事国には不適任=伯政府は全面否定
10月12日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】国際原子力機関(IAEA)は九日、アングラ第三原子炉の増設について、遺憾な計画と決定を下した。従ってブラジルに対し国連安保理の常任理事国入りも不適切と表明をした。IAEA査察団はブラジルが考えている原子力計画は今後、国際的な懸念を引き起こす可能性があり、その危険性はイラン ...
続きを読む »経済成長率は5%=ボトランチン相談役が強気予測
9月29日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】ボトランチン・グループのアントニオ・E・モラエス相談役は一日、〇四年の予想経済成長率を従来の三・五%から五%へ上方修正した。しかし、ブラジルは経済成長を持続させるために水力発電プロジェクトを直ちに始動させ、電力需要に応える必要があると警告した。 経済回復は力強い感触があり ...
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