ニッケイ新聞 2007年11月22日付け 去る十月三十一日から来伯、ブラジル国内の本門仏立宗の各寺院を巡教していた宗務本庁の佐藤日凰宗務総長、松本現喬弘通局海外部長が、十三日帰国した。二人は、開教の始祖・茨木日水上人三十七回忌法要を四日行い、来年の日本移民百周年記念、本門仏立宗ブラジル開教百周年記念先亡者慰霊大法要の準備をした ...
続きを読む »水野龍 関連記事
杉村濬の史実発掘――足跡追ったFDP=連載(中)=カナダでの日本人冷遇に悲観=ブラジルへの傾斜強める
ニッケイ新聞 2007年11月17日付け 杉村を南米移民促進に駆り立てたものは何であったか――。「岩手の先人とカナダ」(菊地孝育著)には第三話でバンクーバー初代領事を務めた杉村についてページを割き、さきの問いを解くための「鍵の一端を在バンクーバー帝国領事館初代領事の頃に見ることができる」としている。 一八八九年五月、杉村はカ ...
続きを読む »南米県人の足跡たどる=高知新聞から富尾記者来伯
ニッケイ新聞 2007年11月09日付け 高知新聞社編集局社会部の富尾和方記者(33)が今月一日に来伯、来年六月の百周年記念式典ごろまで滞在して、ブラジルを中心に南米の高知県人一世の足跡などを取材する。 富尾さんは日本ブラジル交流協会の研修生として九五年から一年間、日伯毎日新聞社で研修した経験を持つ。今回で四度目の来伯。「交 ...
続きを読む »大耳小耳
2007年8月22日付け 文協で開かれた麻生大臣と日系団体関係者との懇談会。政界有数のマンガ通とも言われる大臣を前に、上原幸啓会長が、日本の人気マンガの主人公にたとえて歓迎を表す場面も。それらの主人公を知っていることにも驚いたが、後で聞いてみると、なんと事前にそのマンガを読んで〃予習〃していたそう。日伯交流年開始まであと四カ月 ...
続きを読む »1913年ブラジルの豆導入して=水野龍が銀座に開店した=「カフェパウリスタ」=親子3代続き現在も盛業=日本から当時の写真届く=山中バストス史料館に
2007年8月18日付け より本格的なコーヒーを一人でも多くの方に――。水野龍がブラジルのコーヒー豆を導入して、一九一三年東京・銀座に開店した喫茶店「カフェパウリスタ」の、大正、昭和時代の写真七枚と資料が、このほど山中三郎記念バストス地域史料館に届けられた。親子三代を経て今でも銀座で営業を続ける同喫茶店。本格的なコーヒーを大衆 ...
続きを読む »日本人が築いた町=来年バストス80周年=記念事業にかける熱い思い=資料館改修など3本柱=ルアネー法適用、寄付金募る
2007年7月25日付け 日本移民が築いた町、バストスは、日本移民百周年とともに、来年二〇〇八年に入植八十周年を迎える。「プロジェクトがあるんです」と文協関係者。同地では、山中三郎記念バストス地域史料館の改修と整理、八十周年記念誌の編纂、新会館「ACENBA日本移民社会文化センター」の改造、そして、記念碑の建立といった記念事業 ...
続きを読む »「笠戸丸以前の渡伯者たち」―大武和三郎、藤崎商会、隈部三郎を中心として―ブラジル日本移民史料館特別企画展=その一部を紙上で紹介=8月12日まで開催
2007年移民特集 2007年6月27日付け ブラジル日本移民九十九周年の幕開けイベントとなる企画展「笠戸丸以前の渡伯者たち―大武和三郎、藤崎商会、隈部三郎を中心として―」(ブラジル日本移民史料館主催)が同史料館九階で開かれている。初の日本移民船、笠戸丸がサントスに到着する以前に、ブラジルに足跡を残した日本人たちを検証する企画 ...
続きを読む »コーヒー博物館が日本移民を顕彰=サントス=水野龍氏の子・孫も訪れ=特別展「コーヒーと日本移民」=移民百周年を記念して
2007年6月7日付け サントスにあるコーヒー博物館はこの度、日本移民百周年記念事業の一環として『コーヒーとブラジルへの日本移民』の特別展を始めた。一日に同所で展示のお披露目式が行われ同館の関連社や人々約四百人が来場、その内の大半は非日系人だった。式では館長の挨拶、両国の国歌斉唱、来賓紹介、日本移民とコーヒーの歴史について、サ ...
続きを読む »移民史料館=特別展「笠戸丸以前の渡伯者たち」=隈部三郎氏らに光あてる
2007年3月13日付け ブラジル日本移民史料館(大井セリア館長)は、特別企画展「笠戸丸以前の渡航者たち―大武和三郎、藤崎商会、隈部三郎を中心にして―」を九階展示室で開く。開催期日などは未定だが、五月をめどに準備を進めていくという。 サンパウロ人文科学研究所の監事を務める森田左京氏が収集していた史料をもとに開催を検討、八日に ...
続きを読む »移民史に新たな一ページ=サンパウロ州新報=香山六郎の写真百枚超=娘のジェニーさんが史料館に=平野運平の直筆葉書も
2007年1月17日付け 第一回ブラジル移民船笠戸丸で渡伯し、戦前に邦字紙「サンパウロ州新報」社主をつとめた故・香山六郎氏(一九七六年没)が所蔵していた写真がこのほど、家族からブラジル日本移民史料館に寄贈された。寄贈されたのは戦前から戦後にかけて撮影された写真約百十枚。中には笠戸丸移民の通訳としてサンパウロ州グアタパラ耕地に入 ...
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