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水野龍 関連記事

大耳小耳

     ◎  サンパウロ市の文協ビル7階から9階にある「ブラジル日本移民史料館「(Rua São Joaquim, 381 – Liberdade)が、特別企画として水野龍が運行した第1回移民船「笠戸丸」が神戸港を出発してサントスに着くまでの期間(4月28日から6月18日まで)の日曜日だけ、特別に入場を無料にしてい ...

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ジョナタン「最後の1年」決意=水野龍の孫、浜松でプレー=白球の夢追い高知から移籍

投球練習に励むジョナタン選手(球団提供)

 第1回移民船を運航させた「移民の祖」水野龍の孫、ジョナタン正一(せいいち)さん(20、三世)が「最後の1年」の決意で、静岡県で白球を追っている。2014年3月に野球渡航し高知の球団に所属していたが、1年半を過ごした後、浜松へ移籍、4年目の正念場だ。仕事のかたわら、現地のクラブチームで野球に励む日々を送る。  クリチバ在住の父、 ...

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水野龍を巡る二つの講演=知られざる功績と航海日誌秘話=(下)=大浦「念ずれば花ひらく」

溌剌とかたる大浦文雄さん

 笠戸丸航海日記は、スザノでの展示会の後に水野の妻・万亀さんに返された。  その時、万亀さんは大浦さんに「今まで水野は一般の人々から悪口を言われていた。今回初めて陽が当たるようになった」とのお礼をのべ、絶筆の短歌の額を進呈した。それが「年を経し醜(しこ)の醜草(しこぐさ)根をたえて移し植えなん大和撫子」というもので、現在、史料館 ...

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水野龍を巡る二つの講演=知られざる功績と航海日誌秘話=(中)=移民史の盲点カフェーパウリスタ

カフェーパウリスタ箕面店の開店を告げる大阪朝日新聞1911年6月24日付広告(若林さん講演資料より)

 水野龍は笠戸丸移民を連れてきた1908年に、コーヒー普及を目的とした豆の無償提供を受ける契約をサンパウロ州政府と結んでおり、その期限が3年間(のちに5年延長)だった。その期限のギリギリ最後に箕面店が開店したことになる。  この第1号店の建物は後に、隣接する大阪府豊中市に移築されて「豊中クラブ自治会館」などとして90年余りも使わ ...

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水野龍を巡る二つの講演=知られざる功績と航海日誌秘話=(上)=カフェーパウリスタ1号店は大阪府箕面

映像作家の若林あかねさん

 水野龍がコーヒーを日本に広めたという隠れた功績を象徴する「カフェーパウリスタ」と、長年日の目を見ることがなかった彼の「笠戸丸航海日記」という重要なテーマに関して、サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)とブラジル日本移民史料館(森口イグナシオ運営委員長)が共催して19日午後、第19回『コロニア今昔物語』講演会を行い、約50人 ...

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明治維新の足跡はブラジルで活かせるか=『日本文化』第4巻について=サンパウロ市在住 山内淳

『日本文化』第4巻

 坂本竜馬、山岡鉄舟、西郷隆盛、稲垣鉞子など、明治の文明開化に全身全霊でぶつかって、それぞれの理想実現に邁進した英雄を取り上げており、日本語では、編集部で、読み易いように要点を配慮している。  それらの、ポルトガル語訳も分かり易く書かれており、100年以上も遅れていた日本の国を如何にして発展させ外国に侵入されないように護ってきた ...

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水野龍の足跡を辿る=コロニア今昔物語

大浦さん

 サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)は移民史料館と共催で、日系社会やブラジル社会に貢献した日系人の記録を掘り起こす「コロニア今昔物語」シリーズを19日午後6時から、文協ビル内の同館(Rua Sao Joaquim, 381)で開催する。  昨年11月から開催されていた移民の祖、水野龍の特別企画展が今月末にフィナーレを迎え ...

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惻隠の情こそ=マウア市在住 吉田 尚則

『日本文化4巻』表紙。土佐出身の坂本龍馬と水野龍が目印

 30年ほど前だったか、サンパウロ市と姉妹都市の大阪で両都市交流展が催されたことがある。パウリスタ新聞社(当時)も出展者の一員として、戦後日系社会の推移を伝えるべく、創刊号からの社会面十数枚をパネル化して展示会場の一隅に掲げた。  当時、パ紙社員で展示担当のわたしが会場にいたところ、奈良県出身の元判事だと名乗る老紳士がパネルを鑑 ...

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『日本文化4巻』を販売開始=龍馬、西郷ら明治時代に焦点=次世代へ贈る日ポ両語本

『日本文化4巻』表紙。土佐出身の坂本龍馬と水野龍が目印

 来る2017年は、江戸幕府が政権を朝廷に返上した「大政奉還」からちょうど150周年の節目――。  サンパウロ青年図書館とニッケイ新聞は14日、『日本文化(Cultura Japonesa)』の第4巻を刊行した。同書は毎週土曜日に好評連載中の「国際派日本人養成講座」の内容を中心に、日本独自の精神性や文化、歴史を日ポ両語で紹介する ...

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明治維新の心意気を二世、三世に

日ポ両語の『日本文化』4巻

 「坂本龍馬についてポルトガル語で読みたい。NHKのドラマで見たが、細かい所がよく分からなかった。やっぱり自分の言葉で読まないとしっくりこない」―今年の日本祭りの本紙ブースで会った三世男性が、そう残念そうに言うのを聞き、ハッとした。日本語は得意でないが、日本の文化や歴史には大変興味があるという若い層はかなりいる。彼らにもっと十分 ...

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