高知県人会青年部(武田アウグスト部長)が主催する『第4回土佐祭り』が、22、23日にサンパウロ市アグア・ブランカ公園で行われた。婦人部お手製の高知郷土料理の数々、特設ステージでは同地出身のギターデュオ「いちむじん」公演などが行われた。昨年の3万人を大きく上回る5万人の来場者は土佐の雰囲気を五感で味わった。 会場には日本食を楽し ...
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土佐祭り=高知県人会青年部が大活躍=5万人が来場し大盛況に=感動のいちむじんライブも
「みんなの笑顔を見たくって」―『第4回土佐祭り』が高知県人会青年部(武田アウグスト部長)の主催で、22、23日にサンパウロ市のアグア・ブランカ公園で行われた。両日とも晴天に恵まれ、来場者は昨年の3万人を大きく上回る5万人と大盛況だった。特設ステージには高知県観光特使のクラシックギターデュオ「いちむじん」の2人が登場。同時開催の ...
続きを読む »本門佛立宗=〃佛立聖地〃に宝塔完成=日水上人の悲願が結実=終戦70年、平和の鐘響かせ
ブラジルにおける本門佛立宗の初祖・茨木日水上人の悲願が結実しようとしている。2011年、本門佛立宗(コレイア教伯教区長)は、全国信者の浄財でサンパウロ州タピライ市にある自然保護区に76アルケールの土地を購入し、寺や福祉・教育施設を併設する〃佛立聖地〃を建設すると発表した。今年、同事業の嚆矢となる宝塔が完成し、先月26日に日本か ...
続きを読む »移民と共に歩む在聖総領事館=一世紀前の設立経緯追う=初代総領事と平野植民地の絆
ブラジルの日本国在外公館は、その歴史の最初から移民と共にあった。人文研年表には《1914年8月2日アウグスタ街297番でサンパウロ総領事館が事務を開始する》とあるが、史料を見ると、実はサンパウロにありながら「リオ総領事館」だった。一世紀前の設立経緯、そして最初の邦人自作農集団地の一つ、平野植民地との絆を探ってみた。 ちなみに ...
続きを読む »本門佛立宗=〃佛立聖地〃に宝塔落慶=終戦70周年、平和の鐘も設置=信者1500人が一堂に
サンパウロ州タピライ市の自然保護区に〃佛立聖地〃の建設を目指す本門佛立宗中央寺院日教寺(コレイア教伯教区長)が、26日に聖地初の建築物となる宝塔を建立、日本から第25世講有・山内日開(にちかい)上人(講有=宗門の最高位)を招いて落慶式を執り行った。終戦70周年を記念し、宝塔には広島市のものとほぼ同一の「平和の鐘」が据え付けられ ...
続きを読む »〃移民の父〃の遺徳偲ぶ=上塚周平80回忌法要=120人が墓参、焼香=「葬式の時は道路が渋滞に」
「ブラジル移民の父」上塚周平(1876―1935、熊本県)は1935年7月6日、プロミッソン(当時、第一上塚植民地)の地に眠った。今月5日、同市で『上塚周平80回忌法要』が行われ、ノロエステ沿線から彼を慕う多くの人が集まった。また在聖日本国総領事館の中前隆博総領事にとっては今回が初の移住地訪問となり、市民から熱い歓迎を受けた。 ...
続きを読む »未来担う子供ら500人参集=パラナ州開拓先亡者慰霊祭=200人で「花は咲く」奉納=四つの節目に例年の倍
パラナ日伯文化連合会(折笠力己知会長)はローランジャ市の日本移民センターで『先駆者並びにパラナ開拓先亡者慰霊祭』『記念碑除幕式』を開催した。移民107周年、パラナ州日本人入植100周年、日伯外交関係樹立120周年、パラナ州兵庫県姉妹州県提携45周年周年を同時に迎えることから、在クリチーバ総領事館の池田敏雄総領事、折笠会長、ロー ...
続きを読む »先亡者に思い馳せ107周年=教会や慰霊碑前で式典=「50年前から毎年ミサに」
笠戸丸の着伯から107年が経過した18日、例年通り「日本移民の日」を記念した各種慰霊式典が開催された。サンパウロ市では午前中、ジョン・メンデス広場のサンゴンサーロ教会で「先駆者慰霊ミサ」、イビラプエラ公園内先没者慰霊碑前で「追悼法要」が執り行われた。午後からは文協の大講堂で仏式法要が行われ、焼香の列が長く並んだ。 午前8時か ...
続きを読む »大耳小耳
日本のプロ野球独立リーグ、四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスが1日、公式サイトで藤川球児投手(34)の入団を発表した。かつて阪神で活躍した同選手は、米大リーグのカブス、レンジャーズに所属した後、次なる舞台に出身地の高知を選んだ。同球団には水野龍の孫、ジョナタン正一さんが今も練習生として所属している。同じ投 ...
続きを読む »定年後に移民史研究に熱中=池田さん 水野龍や勝ち負け抗争に=大統領子孫招き〃移民祭〃も=『Cリンポス(清浄な心)』刊行したい
連邦警察でコンゴーニャス空港署の署長まで務めた池田マリオ清高さん(68、三世、パラナ州アサイ出身)は、定年退職後に移民史研究に目覚め、笠戸丸移民だった祖父母の池田栄太郎・ミヤノ夫妻への興味から水野龍の調査を始め、現在ではフリージャーナリストの外山脩さんと協力し合いながら勝ち負け抗争について突っ込んだ文献調査をし、「いずれしっか ...
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