「民主社会党(PSDB)のメンサロン」と呼ばれた汚職スキャンダルの主犯、ミナス・ジェライス州(MG)元知事のエドゥアルド・アゼレード被告が23日午後、前日出た逮捕命令に従って出頭。20年1カ月の服役についた。24日付現地紙が報じている。 事件そのものは、20年前の1998年に起きた。95年からMG知事を務めていたアゼレード氏 ...
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善政から一転、カルテス政権の斜陽=マリト次期大統領に高まる期待=パラグァイ在住 坂本邦雄
2013年に大いに期待されて就任したカルテス大統領は、任期前半の3年間は善政をもって、一般に好評を得ていた。だが、最後の追い込みの2年間は失政や悪政が相次ぎ、余り芳しくないまま「カルテス時代」の幕を閉じようとしている。これを、口の悪い連中は、「全てブラジルのせいだ」という。 我がパラグァイは、ブラジルのセルジオ・モロ判事の如 ...
続きを読む »米州=マドゥーロ制裁で包囲網=米国は株の売買禁止命令=ブラジル含むリマGも通商凍結へ=味方は中露、イランら少数
20日に決まったベネズエラ大統領選でのニコラス・マドゥーロ氏再選は、国内外で大きな波紋を呼び、米国、そしてブラジルを含む中南米諸国は具体的な制裁に動きはじめている。22日付現地紙が報じている。 米国は21日、米国内のベネズエラの株式を凍結する命令を下した。これにはベネズエラ最大の資金源である石油公社のPDVSAの株式も含まれ ...
続きを読む »エスタード紙=デカセギ増加、新しい波開始=1面トップ大々的に写真掲載=汚職が後押し、四世ビザ刺激に
21日付けエスタード・デ・サンパウロ紙の第1面には、グアルーリョス国際空港で家族と分かれるデカセギの写真が大々的にトップ掲載され、訪日就労者のビザ取得数が増加しているとサンパウロ市地域面1ページを丸々割いて報じられた。「デカセギ向けビザ145%増加、日本移住の新しい波。仕事、良い生活、治安が中心的動機」と紹介され、当地の経済危 ...
続きを読む »《ベネズエラ》マドゥーロが大統領再選=国民の過半数は未投票=超インフレと圧政続行へ=ブラジルら諸外国は承認せず
20日、ベネズエラで大統領選が行われ、現職のニコラス・マドゥーロ氏が稀に見る低い投票率と不正疑惑、国内外での選挙実施反対のある中で当選を果たした。だが、政情不安に加え、1万%を超えるインフレもあり、ブラジルを含む諸外国からの結果承認拒否は必至となった。20日付現地紙が報じている。 20日実施の選挙の結果、マドゥーロ氏は有効票 ...
続きを読む »《ブラジル》連警が労働者党グレイシ党首の収賄暴く=5度の支払で88万5千レアル=2度目の起訴は不可避か=ジルセウは2度目の服役決定
連邦警察が17日、労働者党(PT)党首のグレイシ・ホフマン上院議員が、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)にまつわる汚職工作で合計88万5千レアルの収賄を行った疑いがあるとの報告書をまとめ、最高裁に提出した。また、同党所属の元官房長官ジョゼ・ジルセウ被告の控訴が連邦第4地域(TRF4)で却下され、メンサロン事件に続き、再度の服役となる ...
続きを読む »《ブラジル》闇為替ブローカー摘発、カンビオ・デスリーゴ作戦続報=429人分の顧客リスト判明=判事の息子や元スポーツ選手の名も
【既報関連】今月3日に実行された、闇為替ブローカーの一斉摘発作戦〃カンビオ・デスリーゴ〃(CD)作戦は、2人の闇ブローカー、ヴィニシウス・クラレット(通称ジュカ・バラ)、クラウジオ・バルボーザ(通称トニー)の報奨付供述に基づいて行われた。17日付現地紙は、2人は429人分の〃顧客リスト〃も提出済みで、連警が捜査に当たっていると ...
続きを読む »セレソンへのシニカルな見方はいつ終わる?
14日、W杯サッカーがちょうど1カ月前を迎えた時点で、セレソンが出場23選手を発表した。ただ、盛り上がりには欠けている▼それはなぜか。「前回の大会でドイツに屈辱の1―7の大敗を喫したことで、国民からの信用が薄れているから」。それもある。「出場しても、またみじめな敗戦をして終わるだけなのでは」。そういうペシミスティックな感情論も ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領、政権2周年記念式典を開催=疑惑ふれず功績のみ強調=官僚、議員達に感謝の弁も
2016年5月12日に、ジウマ前大統領の罷免を受けて大統領に就任したミシェル・テメル大統領(民主運動・MDB)は15日、政権発足2周年を祝う式典で自らの功績を主張したと、15、16日付現地紙・サイトが報じた。 「16年5月―18年5月:ブラジルは戻ってきた」と銘打った式典で、テメル大統領は、ほぼ1時間に及ぶ演説を行い、不況か ...
続きを読む »《ブラジル》ドミノー効果作戦=6州でラヴァ・ジャット供述者ら逮捕=資金洗浄と国際的な麻薬取引で
連警が15日、6州でドミノー効果作戦を敢行し、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で報奨付供述を行ったカルロス・アレッシャンドレ・デ・ソウザ・ロッシャことセアラー容疑者ら8人を逮捕したと同日付現地紙サイトが報じた。 今回の作戦は、資金洗浄と国際的な麻薬取引を暴くためのものだ。連警はサンパウロ、リオ、ペルナンブコ、セアラー、パライバ、 ...
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