2006年9月27日付け ルーラ大統領は二十五日、ラジオ局のインタビューで、対立候補の個人データ購入の責任はベルゾイーニPT総裁にあると言明した。そうした卑劣な行為を働いたものは償わねばならぬと述べたが、選挙運動責任者に同総裁を選んだのは自分でないとして、自身の過失は認めなかった。 ◎ 連邦検察庁は二十五日、コスタ ...
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2006年9月27日付け ルーラ大統領は二十五日、ラジオ局のインタビューで、対立候補の個人データ購入の責任はベルゾイーニPT総裁にあると言明した。そうした卑劣な行為を働いたものは償わねばならぬと述べたが、選挙運動責任者に同総裁を選んだのは自分でないとして、自身の過失は認めなかった。 ◎ 連邦検察庁は二十五日、コスタ ...
続きを読む »汚職容認に一定の傾向=現大統領・政権支持者は寛容
2006年9月26日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】汚職に対する有権者の意識に地域や年齢、所得、人種による格差のあることが、Ibopeとエスタード紙の調査で確認された。 同調査は二十日から二十三日までの三日間、全国一四一都市の有権者二〇〇二人を対象に実施された。「汚職を非難されている政治家に投票する」と答えた人 ...
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2006年9月26日付け Ibopeの調査によると、全国州知事選挙はブラジル民主運動党が当選者九人と最多になる見込み。ブラジル民主社会党(六人)、自由前線党(四人)、労働者党(三人)が後に続いている。一次投票で当選が決まる州は十七州に達するとの予想。民主運動党は上下両院でも過半数を占める勢い。 ◎ 救急車汚職を調査 ...
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2006年9月23日付け 救急車汚職の首謀者の一人、ルイース・A・ヴェドイン容疑者は二十一日、サンパウロ州知事候補のセーラ氏と大統領候補のアウキミン氏は汚職に関与していないと連邦警察で供述した。また、三人の労働者党員からセーラ候補の個人情報を求められ、一〇〇万レアルで売る約束をしたと述べた。 ◎ 中央銀行は二十一日 ...
続きを読む »手付かず状態の治安対策=全国で11分に1人が殺される
2006年9月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】ブラジルでは現在、十一分毎にどこかで殺人が発生、一日が終わると被害者は百三十人を超える。一年間でその数は五万人以上となり、殺人王国の名を欲しいままにしている。 一九八三年は一万七四〇八人、九三年は三万六一〇人、〇三年は五万一〇四三人、〇四年は四万八〇八四人を数え ...
続きを読む »野党候補のデータ買収?=PT=汚職企業が申し出=大統領の盟友を事情聴取へ=動機と背景は謎のまま
2006年9月19日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】サンパウロ州連邦警察は十五日にサンパウロ市内で個人情報データ売買の疑いで逮捕した二人が、労働者党(PT)の指示だったと自供したことから本格的に追及を始めた。動機や背景が明らかになっていないものの、データが救急車スキャンダルの主犯のプラナン社が所持していたもので、セ ...
続きを読む »次期政権プログラム発表へ=アウキミン氏=手始めに増税なき財政再建
2006年9月16日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】前サンパウロ州知事で大統領候補のアウキミン氏(ブラジル民主社会党=PSDB)は、当選した場合の次期政権プログラムを二十日にリオデジャネイロ市で正式発表する。 同プログラムは八月十五日に発表予定だったが、作成過程で修正を余儀なくされ、一カ月以上の遅れとなった。三十 ...
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2006年9月12日付け 連邦警察と市警は、前財務相で下院議員に立候補しているパロッシ氏を、リベイロン・プレット市長時代の汚職や資金洗浄、銀行口座の違法開示など七つの罪で十日以内に告訴する見通し。確固たる証拠がないと同氏の弁護士。 ◎ 一九九二年に一一一人が死亡した、サンパウロ市カランジルー刑務所暴動の鎮圧を指揮し ...
続きを読む »下院、秘密投票禁止を承認=汚職議員追放に大きく前進
2006年9月7日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】下院は五日、上下両院、州議会、市議会で行われるすべての表決で秘密投票を禁じるとした憲法改正案を、第一回表決で、賛成三八三、反対〇、棄権四で承認した。 救急車納入をめぐる汚職で議会調査委員会(CPI)が議員権はく奪を求めた下議六十七人のうち、二十八人は表決を欠席、三人 ...
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