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汚職 関連記事

東西南北

2006年2月4日(土)  セーラサンパウロ市長は一年の市政を省みて汚職がはびこり、三〇年代のシカゴだという。同市長は近日、反汚職条例を制定し、監督官を監督する機関を設けるという。飯炊きのために飯炊きを雇うというのだ。監督は外部の監査企業に委託し、市の監督官を監視する。特に建築基準法の監督管理を行う市職員が、住宅の修築や違法建築 ...

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東西南北

2006年2月3日(金)  アウキミンサンパウロ州知事は、セーラサンパウロ市長が支持率を堅調に伸ばしていることで、大統領選出馬のため知事を三月一杯で辞任する考えを思い留まったらしい。しかし進退の決断は、多くの要因がからむので事務的に判断できないと述べた。巷間には早とちりの噂が多いが、公認候補として三月一杯の知事辞任の意向は不変と ...

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(ビンゴCPI)34人と3社、立件の方針=契約更新に不正疑惑=カイシャ総裁と関係者が連座=ロト汚職関与が大詰めへ

2006年2月2日(木)  【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】上院のビンゴCPI(議会調査委員会)は三十一日、パロッシ財務相を除く三十四人と疑惑関与の三社を違法行為の容疑で立件する方針を、満場一致で決めた。違法行為は、連邦カイシャ・エコノミカと管理請負の多国籍企業Gtechの間に交わされた契約更新で不正があったという。CPI報 ...

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社民主義はブラジルを救えない=理想主義はアソビ=低成長期は自由民主主義で

2006年2月1日(水)  【ヴェージャ誌一九三九号】「白馬の騎士」として知られるエコノミストのパウロ・ゲデス氏が、ブラジルは社会主義よりも資本主義を必要としているという。社会主義は、ブラジルの低所得層まで発展させるだけの力がないが、資本主義は富を再分配できる。ブラジルでは、所得の低下と金利の上昇を資本主義の責任にする。中国では ...

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裸の大統領を見る国民=消えた〃オーラ〃=政治危機から多くを学ぶ=史上前例のない構造汚職

2006年1月11日(水)  【ヴェージャ誌一九三六号】左右両派から異端児とされる政治学者のボリヴァル・ラムニエル氏は、ルーラ大統領のオーラが消え、国民は裸の大統領を見ることができると述べた。同氏は一九六四年、米国で博士号を取得。六六年、ベロ・オリゾンテ市在住の妻子を訪ねたところを軍事政権によって拘束された。正規の手続きも経ずに ...

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世銀のブラジル投資診断=経済成長のネックをズバリ

2006年1月11日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十二月十五日】東南アジア諸国に比較してブラジルの経済成長率があまりに低いことで世銀(IBRD)が「ブラジルの投資環境」と題し報告した。内容に新味はないが、報告書は政府の足に刺さったトゲとされ、何が経済成長のネックかを世銀が指摘。  ブラジルは過去三年間、投資に対する不具 ...

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国道緊急補修工事は違法=入札なしで業者指名=国会内でも追及の動き広がる

2006年1月7日(土)  【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】政府が国道の緊急補修工事の実施を決定したのにともない、工事関係者を入札なしで指名したことに対し、国会や関係者の間で違法だとして追及する動きが広がっている。  政府は昨年末、ルーラ政権発足以来着手しなかった工事を緊急に手がけることを決定、その一環として国道修復工事を決 ...

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今年の大統領選挙をこう見る=―決戦投票で逆転の可能性もー=赤嶺 尚由(ソール・ナッセンテ人材銀行代表)

1月1日(金)  今年は、四年に一度の大統領選挙が行われる年である。焦点は、言わずもがな、ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ(通称ルーラ)現大統領が再選を果たせるかどうかだ。ちょうど昨年今頃の政界、財界、ジャーナリズム界の信頼できる筋の見方は、「ルーラ再選でまず間違いなし」といった点で一致していたが、大統領の所属する政党(PT ...

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活動停止した今年の下院議会=成立法案75件、過去10年で最悪

2005年12月28日(水)  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十七日】下院議会は今年、政治危機などに振り回されて活動が停滞、過去十年間で最悪の事態となった。法案や暫定令など表決された案件は七十五件で、前年の百三十六件と比べほぼ半分に減少した。  七十五件のうち、三十六件は暫定令、法案三十四件、決議案四件、憲法修正案一件だった。 ...

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メルコスルは内部分裂か=亜・ベネの蜜月で縄張り失う伯

2005年12月28日(水)  【ヴェージャ誌一九三五号】ベネズエラのメルコスル加盟で、ブラジルの周辺もかまびすしくなった。ベネズエラのソビエト化に始まり、南米諸国へもチャベス外交の輸出が始まるのか。同大統領は十二月四日、国会議員選挙で一〇〇%の与党議席を占め、事実上の独裁政権を樹立した。  代表制民主主義の上に、国民参加型では ...

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