7月7日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】金融審議会(COAF)は五日、郵便局汚職CPI(議会調査委員会)で裏金の元締め告発を受けたヴァレーリオ氏の広告企業が、一九九九年から二〇〇五年までの六年間に一二億五〇〇〇万レアルに上る取引を行ったことを明らかにした。その内、四億五九〇〇万レアルは出所不明の資金だった。また同氏 ...
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政治危機を楽しもう!=〃新流行語辞典〃をご紹介
7月6日(水) 【ヴェージャ誌一九一一号】政治危機に関する新流行語が、かまびすしい。 【アジチーボ】公共工事契約の補填。双方が満足する価値修正を行う意味。 【アプラール トーダス アス デヌンシアス】現政権に限らず前政権にも捜査の手が及ぶが、結局はウヤムヤにするという意味。 【アセソリア、プレスタール】不意に不正解明を行う。郵 ...
続きを読む »基本収支赤字ゼロは可能=金利低下で債務増加に歯止めを
7月6日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月十九日】大衆迎合主義が大手を振っていたブラジルの政治に異変が起きている。厳格な経済政策が、次回大統領選挙のテーマになりそうだ。ベルナルド予算管理相はデルフィン元予算管理相の進言に従い、基本収支の赤字をゼロにすると宣言した。 政府は財政黒字を国内総生産(GDP)の四・二五%に設 ...
続きを読む »大耳小耳
7月6日(水) 市内ホテルで行われたJICA青年ボランティア二十一期生の懇親会で宴もたけなわの頃、突然「火事だ!」と大騒ぎ。料理の入ったステンレス容器を温めるアルコール燃料が、テーブルと窓際の狭い空間に落ちて燃え広がり、あわやカーテンにも燃え移りそうに。丸橋次郎首席領事がとっさの判断で窓際の空間に入り靴で消し始め、その後、みな ...
続きを読む »郵便局CPI=告発後も裏金配布続く=ルラル銀行の窓口で=ジェフェルソン下議が証言=PCファリアはPTに及ばない
7月2日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】郵便局汚職議会調査委員会(CPI)の証人喚問でジェフェルソン下議は三十日、国会へ届けられた裏金は告発後、持ち込み困難なためルラル銀行ブラジリア・ショッピング・センター支店の窓口で配布を継続していたと証言した。同銀行には、受取人のサインが保管されてあるという。コロール政権の黒幕 ...
続きを読む »コラム 樹海
汚職はギリシャやローマ時代にもあったし中国は古巣のようなもので共産国家の今も続く。日本も同じようなもので汚職の歴史を記した本までが出版されている。恐らく―国家があり人間が存在すれば必ずや発生するものらしい。これが「悪」であるのは承知しているのだけれども、その見返りが大きい。途方もない金品が舞い込むのでついつい嵌まってしまう▼失 ...
続きを読む »電力公団でも裏金調達=PT本部へ横流し=10億R$空振り、300万を=ミナスで画策された陰謀
7月1日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三十日】議会調査委員会(CPI)への出頭に先立ちジェフェルソン・ブラジル労働党(PTB)党首は二十九日、FURNAS(中央電力公団)が裏帳簿を設け、毎月三〇〇万レアルをPT本部始め関係者へ横流ししたことを、同公団技術部長、トレード氏の告発として取り上げた。三〇〇万レアルのうち一〇〇 ...
続きを読む »ヴァ氏の銀行口座等開示請求=郵便局CPI=裏金疑惑に焦点=牧牛購入の事実関係確認へ=2年で2090万R$引出し
6月29日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】郵便局汚職議会調査委員会(CPI)の上程者セラグリオ下議(ブラジル民主運動党=PMDB)は二十七日、労働者党(PT)の広報業務を委託されたヴァレーリオ氏の所有企業DNAとSMPBについて、銀行口座と資産明細、電話の通話明細書の開示を請求した。ヴァレーリオ氏は、支持票買収 ...
続きを読む »金儲けは資金洗浄が近道=守られた公務員と金融機関
6月29日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】ブラジルで短期間に大金を儲けるなら組織犯罪による不正資金洗浄(マネーロンダリング)が最も近道である。そこには必ず国家公務員の関与があると、サンパウロ州検察局のルイザ・エルフ検察官が語る。 金融機関は不審な不正取引に気付いているが、多くの場合不罰特権という重厚な甲冑で守ら ...
続きを読む »弄ばれる連邦政府機関=民営化で汚職の元を断て
6月29日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】郵便局と再保険院(IRB)管理職の解雇と、リスボア長官のIRB総裁への起用は汚職告発の落し子といえる。しかし注意すべきは、労働者党(PT)の体質が汚職摘発を単なる役職再分配の場にしたことだ。 連邦政府機関が五月の蝿のような輩の遊び場になっていることを、PT執行部も知らない ...
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