ホーム | 汚職 関連記事 (ページ 174)

汚職 関連記事

連警、汚職摘発に第一歩=情報局元職員ら4人逮捕

6月11日(土)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】連警は九日、政界を揺るがせている郵便局汚職事件で本格的追及を始めた。とりあえず立件された四人を逮捕し、十五カ所を家宅捜査して書類やコンピューターなど証拠物件を押収した。  四人はいずれもブラジル労働党(PTB)のジェフェルソン党首が告発した人物で、郵便局幹部と賄賂についての ...

続きを読む »

郵便局CPI、設置へ=戦略欠く連立与党=裏金調査に踏み込みたい野党=攻防はCPI3役獲得へ

6月10日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】連邦議会は九日午後、郵便局汚職の議会調査で上下両院の合同委員会(CPI)設置の段取りを終えた。野党は同CPIで、ジェフェルソン・ブラジル労働党(PTB)党首が告発したソアレス労働者党(PT)財務担当による月三万レアルの裏金支給についても審議を行おうとしている。CPIは三十二 ...

続きを読む »

IPEA=GDP予測を下方修正=3・5から2・8%へ=危惧される汚職騒動の影響

6月10日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】今年に入っての三カ月間で国内総生産(GDP)の成長率がわずか〇・三%となったことを受けて、関係筋は今年の予測の下方修正を余儀なくされた。さらに度重なる汚職事件の摘発やスキャンダルが明るみに出たことで、政府はその対応に大わらわで経済政策に本腰が入らないことが危惧されている。ま ...

続きを読む »

汚職疑惑の管理職全員更迭=業を煮やした大統領=CPIは設置へ戦略転換=裏金告発にも攻めの姿勢

6月9日(木)  【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】政治危機収拾のためルーラ大統領は七日、郵便局と再保険院(IRB)の汚職疑惑に関与した全管理職を更迭するよう命じた。また郵便局汚職の議会調査委員会(CPI)で政府は、CPI阻止から設置へ方向転換し、労働者党(PT)内の綱紀粛正と共に、これまでの防御態勢から攻撃態勢へと戦略変更を ...

続きを読む »

大統領再選に黄信号灯る=CPI阻止工作でイメージ悪化

6月9日(木)  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙八日】フォーリャ紙が入手した政府筋の情報によると、一連の汚職疑惑により大統領府は、二〇〇六年大統領選挙でのルーラ大統領再選に黄信号が灯り始めたことを認識しているという。  黄信号が赤信号に変わるのを防げるかどうかは政府の今後の対策にかかっている。六日に大統領府で開かれた対策会議では ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

 劇作家で詩人の故寺山修司は「涙は、人間のつくる一番小さな海です」と書いた。ハンカチで両目を拭うペレーの姿は、何とも痛々しかった。  同じくサントスの選手だった息子、エジーニョが六日、麻薬取引の容疑で逮捕された。「家庭で、常習者であることは分からなかった」。麻薬撲滅キャンペーンに、携わったこともあるペレー。無念さは、海に匹敵する ...

続きを読む »

PT、議員買収に裏金支給=野党知事が告発=大統領弾劾の可能性も=PTB党首の談話も裏付け

6月8日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ペリロ・ゴイアス州知事(ブラジル社会民主党=PSDB)は六日、与党労働者党(PT)が野党議員買収のため三万レアルの裏金を毎月、百万レアルを年末に支給すると示唆していたことを、二〇〇四年五月にルーラ大統領に報告していたことを明らかにした。最高裁は、大統領が事実を承知の上で放置し ...

続きを読む »

課題は政府経費の管理=ジェルダウ・グループ総帥=04年の好況は錯覚=改革遅すぎたブラジル=発展妨げる中世並みの税制

6月8日(水)  【ヴェージャ誌一九〇二号】国際感覚のベテランといわれるジェルダウ・グループの総帥ジョルジェ・G・ヨハンペテル氏は、PT政権の成否が政府経費の管理にかかっているという。管理がズサンならブラジルは前進しない。二〇〇四年の好況は錯覚で、経済は離陸していない。こんな経験は過去に何度もあった。原因は政府資金の拙劣な運用、 ...

続きを読む »

郵便局汚職の実態は?=甘い汁吸いすぎたPTB

6月8日(水)  【ヴェージャ誌一九〇七号】郵便局汚職CPI渦中の人、ロベルト・ジェファーソン・ブラジル労働党(PTB)党首は、もしも被告席に座らせられるようなことがあれば、ジルセウ官房長官とソアレス労働者党(PT)財務担当、ペレイラPT総務も道連れにするという。一体彼らは何をしたのか。  レベロ議会対策委員とジルセウ官房長官は ...

続きを読む »

再保険院にも賄賂要求=PTB党首、人事権を悪用=「毎月40万レアル上納しろ」

6月7日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】郵便局汚職事件の渦中の人物とされているジェファーソン・ブラジル労働党(PTB)党首が、ブラジル再保険院(IRB)にも賄賂を要求していたことが明らかになった。  同院の元院長がヴェージャ誌とのインタビューで語ったもので、同党首は同院に対し、毎月四〇万レアルの「上納金」を差し出す ...

続きを読む »