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汚職 関連記事

なぜ先進国首脳陣はブラジル訪問を避けるか?

エスタード紙2日付

 《アメリカに新しい帝国権力(novos poderes imperiais)はいらない》―エスタード紙(E紙)2日付によれば、米国のレックス・ティラーソン国務長官は先週、6日間でラ米5カ国を外遊するのに先駆けて、そう宣言した。  これは中国が豊富な資金を投じてラ米地域で影響力を増大化させる傾向を非難したもので、《中国は〃略奪者 ...

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ラヴァ・ジャット=ベンジーネ元伯銀頭取告発へ=PB総裁就任以前の収賄で

 連邦検察庁はパラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事に、ブラジル銀行元頭取のアデミール・ベンジーネ容疑者を収賄と資金洗浄の容疑での告発を求めていたことが分かったと、1日付現地紙が報じている。  ベンジーネ容疑者は昨年7月27日に行なわれた第42回ラヴァ・ジャット作戦の「コブラ作戦」で逮捕されている。この容疑は、ペトロブラス(PB) ...

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《ブラジル》ルーラ裁判=三層住宅は没収、競売へ=モーロ判事が売却命令

セルジオ・モーロ判事(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 【既報関連】ラヴァ・ジャット(lJ)作戦を担当するパラナ州連邦地裁のセルジオ・モーロ判事が29日、サンパウロ州グアルジャー市の高級三層住宅の公開競売による売却を決めたと、30日付現地各紙・サイトが報じた。  この高級三層住宅は、ルーラ元大統領が建設大手OASから贈られた賄賂であるとして、昨年7月にモーロ判事が一審有罪判決を下し ...

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どうなる?! 大統領選挙=ルーラ有罪で政局はどう動く=親ガメこければ小ガメも?=橘かおる

「ルーラの替え玉」とも噂されるアダジ元聖市長(By Henrique Boney, via Wikimedia Commons)

 ルーラ元大統領に二審裁判所(TRF―4)から有罪の判決が下りました。この審判は政治関係者だけでなく、全国民が注目していました。そこで、3裁判官全員一致で一審(クリチバ)の判決よりも重い12年1カ月の刑が下されたので、「やっぱりブラジルの裁判所は正しい判断をしてくれた」と多くの人たちは賛同の拍手を送りました。さて、この判決を受け ...

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ダボス会議=テメル大統領「ブラジルの後退はない」=就任後の諸政策の成果を強調、投資を呼びかけ

23日からダボス会議に参加するテメル大統領(Beto Barata/PR)

 スイスで行われている世界経済フォーラム(ダボス会議)に出席しているミシェル・テメル大統領(民主運動・MDB)は、現地時間24日の朝に演説を行ったと同日付現地サイトが報じた。  ダボス会議は世界70カ国以上から政治、経済、学究部門のリーダーが集い、地球規模の課題について議論する場。ブラジル大統領が同会議に参加するのは14年のジウ ...

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東西南北

 本日24日は、ブラジル史上に残る運命の日になるかも。ルーラ元大統領の大統領選出馬がかかった判決の日だからだ。もし、これで立候補できないとなると、汚職政治家を取り締まることに寛容だったブラジルにとって画期的な出来事にもなる。だが、そのフィッシャ・リンパ法を連邦議会で通過させた際の大統領が当のルーラ氏というのがなんとも皮肉だ。もっ ...

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《ブラジル》テメル大統領、港湾条例疑惑を全面否定で強気の対応=連警からの50問に答え

17日のテメル大統領(Alan Santos/PR)

 【既報関連】連邦警察からの50の質問に対して、テメル大統領の文書回答が19日付現地紙で公表され、疑惑に関し一切否定した。昨年5月に公布された港湾条令に関し、元側近を仲介役にして、特定の港湾企業に有利な港湾運営契約を延長させて不当な恩恵を施し、代わりに収賄を受けていた疑惑だ。本人は否定しても、唯一の捜査対象であるこの件に関し、疑 ...

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《ブラジル》連邦貯蓄銀行の4人の副総裁が一時停職処分に=特定政党に不正な便宜供与か?

ジルベルト・オッキCAIXA総裁(Antonio Cruz/Agência Brasil)

 ブラジル連邦政府は16日、連邦貯蓄銀行(CAIXA)の副総裁12人の内、4人を期限付きで職から解くことを決定したと16~18日付現地紙・サイトが報じている。  昨年末には連邦検察庁や連警が、汚職に関与の疑いありとして12人の副総裁全員の解任を求めていた。一旦これを拒否したテメル大統領だったが、ブラジリア連邦区検察や、中銀の勧め ...

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東西南北

 昨日付本欄で報じた、サンパウロ市市内における29日から予防接種が可能な地域は以下の通り。まず、北部は全ての地域が対象。続いて西部はラポーゾ・タヴァレスのみで、南部はカッポン・レドンド、ジャルジン・アンジェラ、パレリェイロス、マルシラックなど。西部、南部はいずれも、感染の疑われる大サンパウロ市圏の他の市と隣接しているところだ。今 ...

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《ブラジル》石油公社ペトロブラス=ブラジルでの賠償に応じる気無し=「米国ではほぼ強制された」と弁明

 【既報関連】連邦会計検査院(TCU)代表者たちとの会合、またその後のエンリケ・メイレレス財相との会談に参加するため、16日にブラジリアを訪れていたペドロ・パレンテ、ペトロブラス社総裁は、「米国で和解に応じたのは、さらに大きな賠償金を支払うリスクがあったから。ブラジルや他の国での訴訟で、同様の補償に応じる気はない」と語ったと、1 ...

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