10日には下院の憲政委員会(CCJ)で、テメル大統領(民主運動党・PMDB)に対する2度目の告発受け入れに関する報告官の意見書が提出され、11日には最高裁でアエシオ・ネーヴェス上院議員(民主社会党・PSDB)が停職処分に当たるか否かの基準となる憲法違反行為(ADI)についての審理が行われるなど、ブラジルの政界の動きが慌ただしい ...
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《ブラジル》汚職意識調査=「賄賂払った事あり」11%?=ラヴァ・ジャットに懲りたか
中南米諸国を対象とした汚職調査で、ブラジルは、公共サービスを利用するために賄賂を払ったことがある人が中南米20カ国中で2番目に低い国という結果が出た。10日付フォーリャ紙が報じている。 これは、中南米20カ国の約2万2千人を対象に行った、国際透明性調査の結果だ。 それによると、教育や病院などの公共サービスを利用するために賄 ...
続きを読む »リオ市=治安の悪化が不動産にも影響=「今年は酷い」と関係者たち
リオ市の治安が軍も出動せざるを得ないほど悪化し、ロッシーニャ地区などでは銃撃戦が絶えない状態が、価格の落ち込みに苦しむリオ市の不動産業界の回復をさらに遅らせそうだ。 専門家達は、不動産価格の落ち込みは、治安の悪化そのものよりも、リオ州が直面している財政危機によるところが大きいとしている。しかしながら、最近の治安悪化はリオ市の ...
続きを読む »ブラジル五輪委(COB)のヌズマン会長が緊急逮捕=リオ高級住宅地での捕物劇=五輪招致時の汚職疑惑で
【既報関連】ブラジル五輪委(COB)会長で、リオ五輪組織委委員長も務めたカルロス・ヌズマン氏が、5日の朝、リオ市の自宅で逮捕されたと、同日付現地ニュースサイトが報じた。 ヌズマン氏には、2016年五輪の開催都市選考レースにおいて、投票権を持っていた当時の国際五輪委(IOC)役員、ラミネ・ディアック氏(元国際陸連会長)を買収し ...
続きを読む »石油だけでも こんなにある=天の恵み溢れる ブラジル=サンパウロ市在住 駒形秀雄
街角で我々仲間が集って話しをすると、どうもブラジルの評判がよくありません。 「新聞の三面(社会面)を見ると毎日泥棒や人殺しの話しばかり。それではと一面(政治、経済面)を開いてみると、次から次へと汚職の話しだ。 上は大統領から下はファベラードまで、議会から裁判所まで一緒になってすったもんだやっている。これじゃこの国はダメだ」 ...
続きを読む »東西南北
大統領選の世論調査で依然として高い人気を誇りながらも沈黙を守っているマリーナ・シウヴァ氏は3日、フォーリャ紙主宰のフォーラムに参加。そこで同氏は、専門の環境問題に関し、「政治混乱に乗じ、議会で保守的な勢力が強くなったために、環境問題が犠牲となっている」と批判。ラヴァ・ジャット作戦に関しては、「ルーラ氏であれ、テメル氏であれ、平 ...
続きを読む »エクアドル=グラス副大統領を逮捕=ブラジル建設大手、オデブレヒト社関連汚職の嫌疑で
エクアドルの副大統領ホルヘ・グラス氏が、現地時間の2日夜、同国最大都市グアヤキル市で逮捕され、同日中に首都キト市北部にある刑務所に送られた。 同氏にはブラジル建設大手のオデブレヒト社関連汚職の嫌疑がかけられている。 48歳のグラス氏は、同じ容疑で逮捕されたおじのリカルド・リヴェラ氏と共に、エクアドル空軍機に乗せられ、50分 ...
続きを読む »東西南北
もう1年経てば本格的に大統領選挙なのだが、現時点では、汚職裁判が控えているルーラ氏が圧倒的で、それを追うのが極右のボルソナロ氏という、かなり極端な展開となっている。ただ、これはあくまでも1年前の予想に過ぎず、これからさき12カ月の間にいろんなドラマが起こってくることだろう。とりわけ、今は政界汚職に失望したと言ったところで、選挙 ...
続きを読む »《ブラジル》ロライマ州=MCMV絡みの汚職摘発=標的はジュカー上議の家族=3200万レを不正に得た疑い
連邦警察と国税庁が28日、連邦政府の持ち家政策の「ミーニャ・カーザ、ミーニャ・ヴィダ(MCMV)」にまつわる不正を摘発する「アネル・デ・ジジェス作戦」を敢行し、上院政府リーダーのロメロ・ジュカー上議(民主運動党・PMDB)の息子らが強制連行の上で事情聴取を受けたと28、29日付現地紙、サイトが報じた。 MCMVはジウマ政権の ...
続きを読む »東西南北
現在、下院では、テメル大統領に対する2度目の告発審理を認めるか否かに関する審議の準備中だ。そんな中、同大統領にとり、本拠であるサンパウロ州政界の先輩で、連邦議員の長老でもあるパウロ・マルフ下議が「私はテメル君が正直であることを101%信じている」と27日に言い切った。マルフ氏は最初に審議を行う憲政委員会の委員の一人だ。それにし ...
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