【既報関連】ブラジル連邦検察庁は1日、最高裁のエジソン・ファキン判事に、テメル大統領が副大統領だった時の特別補佐官で右腕的存在だったロドリゴ・ロシャ・ロウレス元下議の逮捕状を請求した。2日付現地紙が報じている。 ロウレス氏は、JBS社から50万レアルの賄賂を受け取った疑いなどで、5月17日のパトモス作戦で逮捕請求が出ていたが ...
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《ブラジル》LJでハダジのサンパウロ市市長選が対象に=印刷代と見せかけ贈収賄?=リオでは給食問題で捜査
1日、連邦警察がラヴァ・ジャット作戦(LJ)で二つの作戦を敢行したが、その一つは2012年のサンパウロ市市長選におけるフェルナンド・ハダジ前市長(労働者党・PT)に関する疑惑だったと1日付現地紙サイトが報じている。 サンパウロ州内での「シフラ・オクルタ作戦」は、サンパウロ、サンカエターノ、プライア・グランデの3市で展開され、 ...
続きを読む »《ブラジル》じわじわと追い詰められるラヴァ・ジャット作戦
昨年来、ラヴァ・ジャット作戦の対象に首都の政治家が入るようになり、「激震の発信地」がクリチーバとブラジリアの両方になった。最近特にジャノー連邦検察庁長官が「台風の目」としての存在感を強めてきた。その暴風に抵抗するためにテメルを中心とした「アコルドン」(大同盟)が裏で形成されている▼「テメル、ルーラ、FHC、サルネイ、ジルマール ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領=セラーリオの判断で窮地に=汚職対策相就任断られ=ロウレスがFP喪失、司法取引も?=どうなるか、連警への供述
最高裁のラヴァ・ジャット作戦(LJ)報告官エジソン・ファキン判事の判断と、前法相のオスマール・セラーリオ氏が推薦された汚職対策相を断って下議に戻る決断をしたことで、テメル大統領が元右腕のロドリゴ・ロシャ・ロウレス氏に関する疑惑への供述から逃げられなくなりそうだと、5月31日付現地紙が報じている。 ファキン判事は5月30日、J ...
続きを読む »《ブラジル》J&Fホールディングス、企業版の司法取引で103億レアルの罰金=今後25年かけて支払う=インフレ調整で総額200億レアルに
連邦検察庁特捜局(PGR)と、J&Fホールディングス(巨大な汚職計画や食肉偽造への関与が疑われているJBS社を保有する持ち株会社。以下J&F)は、課徴金減免制度(leniência、企業版の司法取引)交渉の末、今後25年間で103億レアルの罰金を支払うことで合意したと5月31日付現地紙・サイトが報じた。 これは、課徴金減免制 ...
続きを読む »《ブラジル》抗議書類をパンツの中に=人気コメディアンが論客女性議員と大喧嘩
視聴率ブラジル一を誇るトークショー司会者、人気コメディアンのダニーロ・ジェンチーリが29日、女性下院議員のマリア・ド・ロザリオ氏からの抗議文書に対して行った行動が物議を醸している。 人気トーク番組「ザ・ノイテ」(SBT局)若手司会者、ダニーロは、かねてから政治風刺を行う芸風で知られていた。
続きを読む »《ブラジル》選挙高等裁判所=「政治危機解決の場所じゃない」=メンデス長官が断言=中断も控訴も可能な状況=テメルにとっては追い風か
選挙高等裁判所(TSE)のジウマール・メンデス長官は29日、6月6日から再開する、2014年大統領選におけるジウマ/テメル両氏のシャッパの当選無効を問う裁判に関し、「TSEは政治危機を救うものではない」と発言した。大統領府はこの発言で、裁判の結果は楽観的なものとなりそうだと解釈している。30日付現地紙が報じている。 メンデス ...
続きを読む »《ブラジル》ジャノー長官がテメルの供述求める=「疑惑を否定しなかった」=ジョエズレイとの会合に関し=大統領はTSE対策も
26日、連邦検察庁のロドリゴ・ジャノー長官は、最高裁でラヴァ・ジャット作戦の報告官を務めるエジソン・ファキン判事に対し、テメル大統領の供述を求める請願書を提出した。求められているのは、同大統領が20日に行った、JBS社のジョエズレイ・バチスタ氏の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に対する返答の証言に関してのものだ。27日付現 ...
続きを読む »日系下議も不正献金受ける?!=JBS疑惑の余波広がる=「党からの資金、届出済み」
日系議員もJBS汚職疑惑の渦中か――世界的大手食肉会社JBS社の社主バチスタ兄弟の司法取引証言のなかで、テメル大統領がラヴァ・ジャット作戦の捜査妨害に関与し不正献金を受給していた疑惑が17日にグロボ紙に暴露され、政財界に激震が走った。同社は14年選挙で1829人の立候補者に不正献金をしていた疑惑が上がった。そのリストには日系議 ...
続きを読む »《ブラジル》皇室の理解から移民110周年の準備を始めよう
皇室の歴史や成り立ち、現在の状況などについて、ポ語で説明した本があっただろうか。二、三、四世ら次世代に伝えるべき日本文化を両語で出版するシリーズ本『日本文化』第5巻は、その皇室をテーマにしている。来年7月に移民110周年が県連日本祭り会場で予定されており、皇族がご出席される可能性がある。そのときに「きちんとした理解の元、世代を ...
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