1月19日に急死したテオリ・ザヴァスキ判事に代わるラヴァ・ジャット作戦(LJ)の報告官人事が待たれるブラジル最高裁だが、テオリ氏が在籍した最高裁第2班からのくじによる選出になりそうだと、1月31日付現地紙が報じている。 1月30日に行われたLJでのオデブレヒト社の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)の承認に続き、LJの後任報 ...
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《ブラジル》小野ジャミルさんを日本移民110周年実行委員長に推薦
来年に控えた日本移民110周年実行委員長の選考が難航しているとの噂を聞く。飯星ワルテル連邦下議には半年前と同様、就任への招待が再度行われたが断られたとか。来年が選挙の年であることから、より国政に関わることに専念したいとの思いが強いのではないかと想像される。110周年を機に、パラナ州の上野アントニオ、西森ルイス両氏のような地元日 ...
続きを読む »リオデジャネイロ州=史上最大の汚職事件で時代の寵児、エイケ氏へも逮捕状=カブラル元知事に贈賄=隠し口座使い多額の賄賂=かつての富豪も凋落止まらず
26日、連邦警察のラヴァ・ジャット作戦(LJ)に付随する「エフィシエンシア作戦」で、かつてブラジルを代表する大富豪、時代の寵児として知られたEBXグループ会長のエイケ・バチスタ氏に逮捕状が出た。同容疑者は現在逮捕中のセルジオ・カブラル容疑者が同州知事だった時代に贈賄を行った疑いを持たれている。26日付G1サイトなどが報じている ...
続きを読む »テオリ判事事故死=後任のラヴァ・ジャット報告官は誰?=最高裁第2班か書記官かの二択か=カルメン長官は沈黙のまま=後任判事はその後に決定
ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の報告官を務めていた連邦最高裁のテオリ・ザヴァスキ判事が19日に事故死したことを受け、後任人事をめぐって様々な憶測が流れているが、カルメン・ルシア最高裁長官は沈黙を守っており、今後の先行きはまだ不透明だ。だが、いずれにせよ、LJの報告官は既に在任中の最高裁判事の誰かが引き継ぐことになる。22、23日 ...
続きを読む »ブラジル政治史にあたらなミステリー=テオリ判事の墜落死
19日に連邦最高裁のテオリ・ザヴァスキ判事の搭乗した小型飛行機が墜落し、同判事ら5人が死亡した事件で、ブラジルは現在、大きな衝撃に包まれている。 それはテオリ判事が、労働者党(PT)前政権(2003~16年5月)と現在のテメル政権を揺るがしている一大汚職、「ラヴァ・ジャット作戦」の一つの大きな局面になると見られていた、建設大 ...
続きを読む »《リオ州パラチー沖》テオリ最高裁判事が飛行機墜落事故で急死=世界でも最大規模の汚職事件ラヴァ・ジャットの政治家担当者=陰謀説などの疑いで連警や検察庁も捜査に
19日午後、ブラジル連邦最高裁判所でラヴァ・ジャット作戦(LJ)を管轄するテオリ・ザヴァスキ判事が乗っていた小型飛行機がリオ州パラチー沖の海上に墜落し、同判事と同乗者ら計5人が死亡した。テオリ判事は、12月にブラジル最大の企業オデブレヒト社が連邦検察庁で行った、LJ捜査史上最大級の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)の内容の確 ...
続きを読む »ブラジル連邦最高裁のテオリ判事急死=どうなるラヴァ・ジャット?=報告官を継ぐ後任判事は
ブラジル連邦最高裁のテオリ・ザヴァスキ判事の事故死を受け、世界でも類を見ない規模に膨れ上がった汚職事件を摘発する、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の今後が先の見えないものになりうる危険性が強くなっている。20日付現地紙が報じている。 テオリ判事の急死で、LJの今後の展開は極めて苦しいものとなった。それは、14年3月のLJ開始直後 ...
続きを読む »明治維新の足跡はブラジルで活かせるか=『日本文化』第4巻について=サンパウロ市在住 山内淳
坂本竜馬、山岡鉄舟、西郷隆盛、稲垣鉞子など、明治の文明開化に全身全霊でぶつかって、それぞれの理想実現に邁進した英雄を取り上げており、日本語では、編集部で、読み易いように要点を配慮している。 それらの、ポルトガル語訳も分かり易く書かれており、100年以上も遅れていた日本の国を如何にして発展させ外国に侵入されないように護ってきた ...
続きを読む »ロールス・ロイス社=ブラジル政界汚職捜査、ラヴァ・ジャット作戦の司法取引に応じる=発動機売買契約で、石油公社ペトロブラス社に贈賄=同公社元役員の供述引き金に
イギリスの自動車大手ロールス・ロイスが16日、イギリスやアメリカの当局や、ブラジル連邦検察庁のラヴァ・ジャット作戦(LJ)捜査チームと、同社が行ってきた贈賄工作に関する司法取引(デラソン・プレミアーダ、以下デラソン)に応じる契約を結んだと発表した。17、18日付現地紙が報じている。 ロールス・ロイスは高級車企業のイメージが強 ...
続きを読む »東西南北
17日、サンパウロ州サントスで、電気技師のジョルジュ・アラウージョ・ダ・シウヴァさんが、火災にあったアパートから、6歳から12歳までの少女4人を救出し、一躍ヒーローとなった。ジョルジュさんは同日午前10時30分頃、仕事に向かう途中で、あるアパートから煙が出ているのを見かけた。「部屋の中に4人の内のひとりがいるのが見えたんだ。僕 ...
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