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汚職 関連記事

カブラル元リオ州知事の汚職幇助にリオの日本食店も関与か=夫人の事務所に巨額振込み

 リオデジャネイロ州元知事のセルジオ・カブラル被告の資金洗浄工作に、同州の日本食レストラン・チェーンが使われていた疑いがあると、17日付フォーリャ紙が報じている。  リオ州税務署によると、日本食レストラン・チェーン「マネキネコ」は、2014年と15年にカブラル被告の妻のアドリアーナ・アンセルモ被告の事務所に巨額の払い込みを行って ...

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《ブラジル》 ジャノー検察庁長官=任期3期目狙い出馬へ=選出法の改正後は初=「LJ捜査のために必要」との声=内部に強力なライバルが不在

ロドリゴ・ジャノー長官(José Cruz/Agência Brasil)

 ブラジル連邦検察庁で、政界汚職捜査ラヴァ・ジャット作戦を取り仕切るロドリゴ・ジャノー長官が、任期が切れる今年9月以降も同職を継続すべく、3期目に向けて、検察庁内の選挙に出馬する意向だと、13日付現地紙が報じている。  ジャノー長官は2013年9月に就任し、15年9月に再任された。同氏は14年3月からはじまったラヴァ・ジャット作 ...

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ブラジル建設大手オデブレヒト社=ドミニカでの汚職捜査本格化=コロンビアでも契約交わす

 【既報関連】ラヴァ・ジャット作戦最大級の汚職企業、オデブレヒトをめぐり、ドミニカでの捜査が進展、コロンビアでも、事業継続のために捜査に協力する契約が交わされた。12日付フォーリャ紙が報じている。  米国との司法取引で、オデブレヒトが国外11カ国に賄賂をばらまいていたことが明らかになって以降、アルゼンチンやペルーなど5カ国で捜査 ...

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《ブラジル》 オデブレヒト社汚職疑惑=ブラジル以外最低5カ国でも検察が始動=合計で8億ドル近い賄賂=政権交代の国中心に捜査協力

オデブレヒト元社長、マルセロ・オデブレヒト被告(Cicero Rodrigues)

 ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で最大の汚職企業と目されるオデブレヒト社が、中南米を中心に国外11カ国でも贈賄工作を行っていたことが判明したことにより、少なくとも五つの国で同社が関与した事業での不正疑惑の捜査がはじまったと10日付エスタード紙が報じている。  オデブレヒトが国外でも贈賄工作を行っていたことは、昨年12月に同社が米国 ...

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《ブラジル》 セーラ外相の元側近が建設大手オデブレヒト社からの裏金受領=10年に同外相が大統領選を争った際に

セーラ外相(Tomaz Silva/Agência Brasil)

 民主社会党(PSDB)のジョゼ・セーラ現外相が2010年の大統領選に出馬した際、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)最大級の汚職企業のオデブレヒト社が裏金を支払ったことを、その金を国外の口座で受け取った同党の元下院議員が認めたと7日付フォーリャ紙が報じている。  オデブレヒト社からの金の受け取りを認めたのは、PSDBで下議を5期(19 ...

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理想主義すぎるブラジル憲法と、遵法精神の少ない民

ブラジル国旗と1988年憲法(By Moacir Ximenes (Own work) [Public domain], via Wikimedia Commons)

 古杉征己さん(42、広島県三原市)はブラジルで弁護士試験が始まってから、おそらく初の日本人合格者だ。一見、控えめな感じだが、内には強い意志と燃え盛る志を秘めている▼苦節十年で弁護士試験に合格した感想を訊くと、まず「苦労しました」と前置きしつつも、「こんなに格差が激しく、汚職と犯罪が蔓延し、法律と現実の乖離もひどい中で、正義とは ...

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ブラジル大手建設会社オデブレヒト=エクアドルでの契約禁止=ブラジル国外では3カ国目の処分に

 エクアドルの裁判所が、同国の公共機関に対し、ブラジルの政界汚職捜査、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の捜査が続く限り、ブラジルの建設大手オデブレヒト社との契約を禁止する命令を出した。4日付現地紙が報じている。  ラヴァ・ジャット作戦最大の汚職企業とされるオデブレヒトに関しては先週、パナマとペルーからも同様の命令が下されており、これ ...

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3度目の年を越すLJ作戦=国民の96%が継続希望=政界からの妨害も本格化

16年3月8日に19年の実刑判決を受け、司法取引にも応じる事になったオデブレヒト元社長、マルセロ・オデブレヒト被告(Cicero Rodrigues/2009年4月15日のWorld Economic Forumにて)

 車の洗浄も行うガソリンスタンド網を利用した不正な金の動きがあるとして、2014年3月にパラナ州など7州で始まった、連邦警察による汚職摘発作戦「ラヴァ・ジャット」(LJ)が、3度目の新年を迎えた。  日本を始め先進諸国のメディアが「洗車作戦」などと訳すLJは、年を追う毎に捜査対象が広がり、ブラジルを取り巻く汚職がどれほど広範囲か ...

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ざっくばらんに行こう!=ブラジル社会面座談会=ムリやり先読み!=政治リアリティショー=「首都スキャンダル劇場」

ラヴァ・ジャット作戦を邪魔するような〃汚職擁護法案〃を通過させた連邦議会に市民の怒りが爆発した(16年12月4日の聖市パウリスタ大通りのデモの様子)

リオ五輪後の〃大掃除〃 【深沢】さあ、久しぶりに『ざっくばらんに行こう』座談会です。  なんといっても旧年中は、大統領罷免、下院議長解職、あわや上院議長まで解職という、とんでもないことが続々と起きました。今回の座談会は、そんなとんでもない一年を振り返って、新年を展望するというテーマしかないよね。  15年末からずっと、ほとんど「 ...

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不景気でも富豪が増えるブラジル

 ブラジルは戦後最悪の不景気のはずなのに、富豪は増えるばかり――そんな不思議な数字をスイスの大手金融機関「クレディ・スイス」(以下CS)が公表したと11月23日付エスタード紙が報道している。「貧者優遇」を旗印にしたはずのPT政権の13年間で、実は社会格差が開いていたことが伺える▼同報告によれば、この1年でブラジル人「富豪」(ミリ ...

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