ジウマ大統領は26日、バイーア州サルバドール市で開かれた、〃ミーニャ・カーザ、ミーニャ・ヴィーダ〃(低所得者層に格安かつ低金利で住宅を提供する、同大統領の目玉政策の一つ)の住宅引渡し式で、熱烈な歓迎を受けた。 歓迎振りに感情を高ぶらせたジウマ大統領は、式典でのスピーチで「罷免の動きはクーデター(ゴウペ)である」との主張を繰り返 ...
続きを読む »汚職 関連記事
LJ=ルーラへの捜査は継続=最初は別荘巡る疑惑から=官房長官就任未決のままに
連邦検察庁が、ペトロブラス(PB)を巡る汚職へのルーラ前大統領の関与は明白で、犯罪組織形成や資金洗浄で起訴する証拠も揃ったとの見解に達したと24日付エスタード紙が報じた。 ルーラ氏はサンパウロ州検察局と連邦検察庁、連邦直轄区検察局など複数機関の捜査対象で、グアルジャ市の三層高級住宅を巡る疑惑でサンパウロ州検察局から起訴されたが ...
続きを読む »東西南北
19日未明、パライーバ州カンピーナ・グランデ市マルヴィーナス区の州立校に強盗が入ったが、何も盗らずに立ち去るという事件があった。強盗達は保管庫の扉などを壊した上で、壁に「経済危機は学校まで来ているのか。何も盗る物が無いぞ!!!」との落書きを残した。同校は2カ月前にも狙われており、強盗達は他の壁にも「警察どもはどこにいるんだ」と ...
続きを読む »クーニャ派が早くも暗躍=下院議長追求弱体化図る=CEは介入拒否の姿勢だが=テーメル氏も口は挟めず
ヴァウジール・マラニョン下院第一副議長(進歩党・PP)は19日、倫理委員会(CE)に対し、クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)への調査を制限する内容の宣言を出したと20日付伯字各紙が報じた。 クーニャ派を公言するマラニョン下院副議長は、クーニャ議長が、昨年3月に開かれた〃ペトロロン〃疑惑解明のための議会調査委員会(CPI) ...
続きを読む »議員交流に大泉訪問も=日本政府、伯議員らを招待
下院議員の西森ルイス(PR)、ウィリアン・ウー(PV)両氏、羽藤ジョルジサンパウロ市議(PMDB)など政治経済界のメンバー約30人が先月、日本政府の招待を受け訪日した。18~29日の帰国まで日本各地を巡った。 東京・浅草寺、広島の原爆ドーム、新幹線に試乗し九州も訪れた。22日には、昨年来伯された秋篠宮ご夫妻とも面会。約40分に ...
続きを読む »32閣僚中8つが空位に=罷免投票の影響で続々離職
下院でジウマ大統領の罷免審議継続が可決されるなど、弾劾手続きが進む中、32の閣僚ポスト中8省庁で大臣不在となっていると18日付けG1サイトが報じた。 パトルス・アナニアス元農業開発相、セルソ・パンセラ元科学技術相、マルセロ・カストロ元保健相、マウロ・ロペス元民間航空庁長官は、罷免決議に投票するため、先週離職した。今のところ、唯 ...
続きを読む »世界中のブラジル人たちも注目=様々な都市で罷免投票行事
下院でジウマ大統領の罷免投票が行われた17日、世界の他の都市でも、賛成派や反対派のブラジル人が各々の立場を示す行動を行った。18日付伯字紙が報じている。 ブエノスアイレスでは親ジウマ派のグループ二つが抗議活動を行い、ブラジル大使館からオベリスコまでの道のりを、昼から夕方にかけての別個の時間帯で行進を行った。そのうちの一つは、昨 ...
続きを読む »運命の日、日系もP大通りに=「今こそ日本人の真面目さ必要」=サンパウロ市25万人が抗議行動参加
「ブラジル民主主義の運命の日」を後押ししようと17日午後、サンパウロ市パウリスタ大通りには25万人(ダッタフォーリャ調査)が押し寄せた。回を重ねるごとに参加する日系人が増えている様子で、中でも特に存在感を放っていたのは小野剛さん(66、二世)=グアルーリョス市=だ。ラヴァ・ジャット作戦で次々と容疑者を連行するジャポネース・ダ・ ...
続きを読む »罷免デモ参加者に意見聞く=「罷免後もまだ課題山積」
サンパウロ市在住のリンコーン・マコト・ナガオカさん(40、三世)は、両親と奥さんの4人で、パウリスタ大通りで開かれた罷免支持デモに参加した。「国民がデモに結集することで、汚職に対する怒りを声にすることが重要だ」と語気を強めた。 同時に、「これは政治変革の幕明けに過ぎないが、これが汚職を一掃するための突破口になることを期待したい ...
続きを読む »給食材料卸業者が水増し=契約促したサンパウロ州議長に賄賂
サンパウロ州政府や22の自治体との公立校給食の契約で水増し請求をし、不当な利益を得ていた疑いがある、家内制有機農業共同組合(COAF)のカルロス・ルシアーノ・ロペス元販売員が両手に持ちきれないほどの札束を持ち、満面の笑みを浮かべている写真が14日に公表されたと15日付伯字各紙が報じた。 公立校の給食を巡る疑惑を摘発した「アルバ ...
続きを読む »