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汚職 関連記事

13日のデモ低調の原因はクーニャとPMDBか

ラヴァ・ジャット作戦の指揮官セルジオ・モーロ判事を〃英雄視〃しすぎる点も、今後の不安点か

 13日のデモが低調だった主因は、クーニャ下院議長が〃復讐〃で大統領罷免を始めたという「筋の悪さ」のようだ。その証拠といってはなんだが、スイス銀行の口座隠蔽やペトロブラス汚職などの疑惑が大々的に報じられる割に、デモ当日のパウリスタ大通りでは彼への批判が少な過ぎる印象だった▼デモが低調なおかげで、王政復古派やカトリック超保守派、軍 ...

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パウリスタ・デモ=「ジャポネース、ルーラ捕まえろ!」=増える日系参加者の姿

小川彰夫さんと多美子さん夫妻

 「足りないのは、あのジャポネースがルーラを捕まえに行くことだ!」。13日のサンパウロ市パウリスタ大通りのデモでは、クリチーバの連邦警察職員で、ラヴァ・ジャット作戦で常に犯人逮捕にいく日系人ニュートン・イシイのことを指し、そう演説する声があちこちで聞かれた。 今年4度目のデモ呼びかけだが、一番人数が少なく4万人程度と小規模なもの ...

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アルゼンチン=マクリ氏が大統領に就任=国民に和解の重要性訴える

大統領官邸でマクリ氏に挨拶をするジウマ氏(Roberto Stuckert Filho/PR)

 アルゼンチンのブエノスアイレスで10日、マウリシオ・マクリ氏(56)の大統領就任式が行われ、国内の和解と一致を呼びかけたと11日付伯字紙が報じた。 12年間続いた反米左派から中道右派へ移行した新政権は、引継ぎの方法を巡って対立したクリスチーナ・キルチネル前大統領欠席という異例の就任式でスタートした。クリスチーナ氏は自政権最後の ...

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FBI=99歳の大物にも捜査の手=元FIFA会長2人を追及

 米国連邦捜査局(FBI)が、ブラジル人のジョアン・アヴェランジェ元FIFA会長とスイス人のジョゼフ・ブラッター同元会長を、1990年代にスポーツ・マーケティング会社ISLから総額1億ドルに上る賄賂を受け取っていた疑いで捜査していると7日付エスタード紙が報じた。 証拠として押収されたアヴェランジェ氏による書簡は、これまでのブラッ ...

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大統領罷免請求の受理=各界の有名人はどう受け止めた?

エドゥアルド・クーニャ下院議長が、自身の汚職による議員件剥奪の危機と引き換えにジウマ大統領の罷免議案を受理し、手続きを進める宣言をしたことはブラジルにショックを与えているが、4日付フォーリャ紙は各界の有名人の意見を紹介している。 興味深いのは、ジウマ政権での止まることのない汚職の発覚や、先行きの見えない景気後退がありながらも、そ ...

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〃復讐〃としてのインピーチメント

 「いつでも手榴弾のピンを抜く準備はできている」――クーニャ下院議長は薄笑いを浮かべたような表情で、常々そう言ってきた。その通り2日晩、彼は下院議長権限で大統領罷免請求の審議開始を承認した▼「これは復讐だ」と伯字各紙は報じた。スイス銀行の隠し資産、賄賂受取りなどの容疑が持たれている下院議長の議員資格剥奪を審議する下院倫理委員会に ...

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GDP=3Qは1・7%のマイナス=世界ワースト級の下落=15年はこれまで4・5%減=いずれの部門も振るわず

 地理統計が1日に発表した15年第3四半期の国内総生産(GDP)は、第3四半期としては96年の統計開始以来最低の前期比1・7%のマイナス成長となった。今年の累積では3・2%、昨年同期比では4・5%のマイナスとなっている。1日付伯字紙サイトが報じている。 15年に入ってからのGDPは第1四半期が前期比0・8%減、第2四半期が同2・ ...

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ブラジル大統領訪日中止=13年に続き、政治混乱=両国関係に水

 【既報関連=リオ共同】ブラジルのルセフ大統領は12月2~4日に予定していた訪日の中止を決めた。在ブラジル日本大使館が27日明らかにした。大規模汚職や経済低迷などによる政治的混乱が背景にあり、ルセフ氏は内政問題への対処を優先する。 ルセフ氏は2013年6月にも訪日する予定だったが、サッカーのワールドカップ(W杯)開催での多額の公 ...

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光はやみの中に輝いている

 クリスマス(ナタル)の飾りが随所で目立ち始めた。11月27日のブラック・フライデーを利用して贈り物を買った人も多いようだが、11月29日からは待降節(アドヴェント)も始まった▼待降節はナタル直前を含む4回前の日曜日に始まり、キリスト誕生の場面を象るクリブを飾り、常緑樹で作った飾りに点すローソクを毎週1本ずつ増やしていく教会が多 ...

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移民のふるさと巡り『メキシコ』(3)=ジアデマ 松村滋樹

榎本殖民団上陸の地

 先日、メキシコ市内であった政治家に対するデモの裸踊り。見物する人は喜んで眺めているが、汚職に染まった政治屋が多いと国が廃退する。 日墨協会での交流懇親会で、同協会の会長からラテンアメリカの国はどこも同じよと厳しい意見が出て、私はブラジル人の悪口を言えなくなった。ブラジルが世界の三等国のままで終わってほしくないと望んでいるが、ぐ ...

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